2007年10月14日
地蔵山
登山口 伊予地蔵 土佐地蔵・交流 下山
09:55 11:25 11:35〜13:20 14:30

もう大昔・・・ギが高校一年生の夏の事です。
なぜか社会科学研究サークルなんてものに(部活動として認められていなかった)わけも分らず入っていたギは、(旧)十和村大道という陸の孤島のような僻地に、地域の人たちの実態調査なる研究をするために、何日間か廃校に泊まった思い出があります。先輩たちと10数人で。
バスも通っていなくて、9キロくらいの道のりを歩いて行ったことでした。
廃校が川沿いにあった事、夜には蛍が乱舞していた事、訪ねて行った村の人が砂糖の入った甘い番茶でもてなしてくれた事・・・などが断片的に思い出されます。

その大道の奥にそびえていた山、県境の高い山・・・地蔵山で交流登山がある、というので懐かしくて参加しました。

6:55 高知市を出発。総勢16名、車4台で行きます。
須崎より197号線に。
この道は道の駅が多くて、楽しみの多い道です。
布施ヶ坂、日吉とお買い物もして、登山口を目指します。

大道からだったら懐かしいな、と思っていましたが、今回は下見の結果日吉側から登る事に。
中村(四万十市)からと、高知から3グループが、それぞれのルートから登頂・合流の計画です。


夢産地日吉 林道途中から見る地蔵山

長い長い悪路の林道を延々と走ったおかげで、車はかなりの高い所まで上がりました。
9:30 林道終点に着。アキノチョウジが沢山咲いています。
お天気がちょっと心配ですが・・・
9:55 出発です。

駐車地点 ここから前方へと進む アキノチョウジが群生

コウヤボウキも沢山咲いています。
以前はただの道端の花・・・山歩きをするようになって、少しではありますが花の名前も覚えました。

歩き始めてすぐに、忍者M氏は山の斜面へと消えました。

林道から森の中へと消える忍者 忍者は左手上から登場

地蔵山登山道の立て札がある三叉路にて、しばし休憩。
忍者氏も合流。

林道より急登の山道へ
明るく広々した尾根道 風が心地よい

林道より左手に入り急な斜面を登りますが、それも少しのことすぐに広い尾根道に出ました。
時間的に余裕があるという事で、花や木々を見てのんびり歩きます。
やがて、またしばしの急登があってお地蔵様のある広場に到着。
11:25 ここが伊予地蔵とか。雨が落ちてきました・・・。
とりあえず、レインハットのみでしのぎます。

ブナの巨木がある頂上手前の登り
伊予地蔵

11:35 更に10分程行くと土佐地蔵
かつてはここでお祭りがあったり、伊予と土佐の交流の場として、賑わったということです。
ケンカあり、出会いあり、出店ありだったとか・・・。
ここで中村の山の会の方たちと合流。
幡多弁を耳にして嬉しくなる幡多出身のギとアミ姫でした。

同じ高知でも、高知と幡多とではイントネーションが、全くと言っていい位違うんですよ。
言葉も『・・・している』を高知は『しちゅう』、中村は『しちょう』です。
余談ですが、ビッグコミックオリジナルに”深夜食堂”掲載中の阿部夜郎さん、中村出身です。
初めてオリジナル増刊号で”山本耳かき店”を見た時は、幡多弁が出てきてすごく嬉しかったものです。
あ、これは中村でこれは宿毛のことやね、なんて・・・。

土佐地蔵のある山頂 リュウオウギク

やがて高知の会の方が一名登場。
雨も一時的なものだったようです。ホッ・・・。

その後しばらくして、高知の別の会の方たちが汗びっしょりで登場。
この道が一番きつかったようです。
イノシシが目の前を横切ったとか・・・。
シカの角も落ちていたそうで拾って来られてました。
中村の会のT氏曰く、シカの角が落ちていたら必ず10m以内にもう一つ落ちている、とか。
こんなにシカが繁殖しているのに、落ちてる角を余り見かけないのはなぜか?
それは、栄養源として又シカが食べるんですよ
、とのこと。

こんな所にもヤマラッキョウ 一瞬ガスが流れ霧立山の姿が

13:20 山頂での交流も終え、伊予地蔵まで一緒に歩き、そこで見送られて下山して行きます。

白いキノコがよく目につきました ここで二手に分かれる

尾根から下り、三叉路まで戻って来ました。
忍者M氏がここで、『イノシシ道を行く人はこっちに来て』と言います。
膝の痛いギは躊躇しましたが、アミ姫の”行こう、行こう!”の声に押されて入れてもらいます。
       (イノシシというよりイノブタのギですが)

ヌタ場 道なき道から下山

短い歩きではありましたが、イノシシ道は面白かったです!
急降下も、足元はフワフワの落ち葉で柔らかいし、つかまる木もあるし(木は迷惑でした・・・ごめんね)。
道無き道を行く紫雲さんたちの気分の、何分の一かをちょっぴり味わえました。
14:30 下山。

林道にはいろんな秋の花が咲いていて、楽しませてくれました。

ノコンギク シモバシラ
ツルニンジン コウヤボウキ
マツカゼソウ クサアジサイ

眺望は得られませんでしたが、山頂での交流という初めての経験、懐かしい幡多弁。
こんな機会でないと、滅多に来られないであろう山です。
心に残る、ひと味ちがった楽しい山歩きでした。

帰路は勿論、津野町の197号線と439号線の交わる某所の名物ソフトクリームを食べました〜〜!!
後味も良く、おいしいですよ。