2009年05月05日
大崩山(1,643.3m)
登山口 徒渉点 袖ダキ展望台 下ワク塚 大崩山頂  小積ダキ  坊主岩  下山
(5:30) (6:35) (8:00) (8:55) (11:20) (13:00) (14:15) (16:10)

連休は宮崎大崩山(おおくえやま)へ・・・昨年秋くらいから、漠然と計画していた山です。
とは言っても、それまで聞いた事も無く、何の知識も無い全く未知の山でした。
今回もN氏のおかげで、実現の運びとなったのでありました。

以前見せてもらった”大崩山の四季”という本で見た内容が、断片的に頭に残ってるくらいで、
この時期PCが使えなかったギは、詳しい情報も得ないままの参加でした。
岩ばかりの山、ハシゴやロープが沢山ある山、という位の認識。

5/4早朝に高知市を出発。7名のメンバーです。
午後すぎには、宿泊場所の大崩の茶屋に到着しました。
茶屋から少し先の”美人の湯”という温泉に向かう時、道にハクビシンが歩いていましたよ。
この温泉周辺の駐車場には、車中泊やキャンプされてる登山者も多数見られました。

5/5まだ暗い内に茶屋を出ます。
この大崩茶屋の、”烈子(れつこ)さん”というおかみさん、とっても感じの良い優しい方でした。
食事もおいしかったですよ!!シカ肉の刺身なんてのも初めて食べましたね~~。

登山口周辺は、もうすでに沢山の車が停まっています。
ずい分沢山の登山者が、次々と出発されています。
自分たちも緊張の面持ちでいよいよスタート。

ここで一泊 う~~緊張します!

30分も歩くと、大崩山荘に着きました。
ここまでにもすでにロープの個所や、滑りそうな木橋あり、でした。
この先より、川を渡って行きます。

見事なツツジ咲く岸辺では、カップルが仲良くのんびりとキャンプされていましたよ。
河原から見上げると、これから行く岩峰がそそり立っています!!ウ・・・・行けるのだろうか・・・。

見事な○○ツツジ 上部にはこれから行く岩場が

しばらくは展望の無い急坂を、忍・忍で登って行きます。ハシゴあり、ロープあり。

そして出ました!!袖ダキ展望台
素晴らしい眺めと高度感に圧倒されます。
見上げると、美しい岩峰群の数々。
いつまでも見飽きる事の無い眺めですが、先はまだまだ。

 
 袖ダキ展望所の岩場

下ワク塚の岩峰 アケボノ現る

この辺りからアケボノが出て来ました。

岩峰 危険個所 いったんこの下に下りて進む

ワク塚の岩峰の中を、這い上ったり下ったりしながら進んで行きます。

これからあの岩場の方へ ズームで

この上ワク塚の魅力は、鹿納山、五葉岳、夏木山に囲まれた大樹海を見渡す事ができるのと、
コケシのような七日廻り岩の見える唯一の場所である、の2点に尽きる
って本には書いていますが・・・
余裕が無くて、あんまり記憶がありませんです~~。

アケボノと青空と

この後しばらくは、なだらかな歩きとなり、アケボノやブナ等を楽しみながら歩きました。

尾根道のヒメシャラ ブナ

広々としたブナの林を登って行くと、遠くでケーーンとシカの鳴き声が聞こえました。
シカの声って、どうしてあんなに悲しそうなんでしょう・・・何だかこっちまで泣けてきますが・・。
「大崩にササ踏み分けて啼くシカの声聞く時ぞギは哀しき」なんて替え歌を詠んでみましたが。

ともかくやっと山頂に着きました。やったね!
ここで宿で作ってもらったお弁当を食べます。

ついに山頂 山頂付近はなだらか

 しかししかし・・・これから長い下りが待っているのでありました。

再び岩場の始まり まだ蕾も多いアケボノ

今日はアケボノを心ゆくまで楽しめましたね~~。
この山で、こんなに沢山のアケボノに出会えるとは。
そして飽きる事の無い岩山の絶景。

岩の向こうにも山・山 歩いて来た岩尾根を展望

 アケボノを堪能して進んで行きます。
前方から来られた方が『絶景ですよ~~。』って。
『絶景の連続ですね!』と言いますと『総集編です!!』とのこと。

まぁ!!ワクワクしながら尾根の先端へと行きます。

上わく塚を展望 これから下る坊主尾根コース

総集編という展望場所で休憩した後、いよいよ坊主尾根コースへの下りが始まります。

ここをロープで下りる 絶壁に絶景に・・

のっけから長いロープ の急斜面。
『身体を起こして~~、腕は曲げない、伸ばして~~。』N氏のアドバイスが。

象岩の危険個所通過 ガケに咲く小さなヒカゲ

象岩では、カラビナを付けた方がいいとの立て札がありますが、まあ無事通過。

こんな岩場も ハシゴとロープの連続

これでもか、これでもかという位の垂直に近いハシゴの連続。
もうイヤになってきました~~。
しかも雷鳴が轟いて来たではありませんか・・・!!
こんな所で土砂降りの雨にでもなれば、遭難しかねませんが・・。

とうとうポツポツ落ちて来たので、雨具を着用します。蒸し暑い!!

幸いにも、雨はたいした事なく過ぎて行きました。(下界では、結構降った形跡がありました)
そしてハシゴも、ついに終盤が近づいて来ました。

坊主尾根のシンボル坊主岩 空はかき曇り雷が・・・!!

やっと徒渉点まで下りて来ました。
心配していた程の水量も無く、無事対岸に渡る事が出来ました。
この時点で、15:30。まぁ、10時間も経過しています。
こんなに歩くの、ギには新記録や・・・。

ハシゴ、ハシゴ・・・ 徒渉点まで下りる

そしてとうとう終点。
無事に朝の登山口に戻り着きましたよ。

白線のコースを完了 満足感いっぱいの一行

 約10時間の山歩きは、自己最高時間です。
何はともあれ無事に下山、やれやれです。
リーダーは、何かと気を使われ、また気を揉まれた事と思います。
どうもお世話になりました。

この後”美人の湯”で疲れを癒し、烈子さんに別れを告げ、大崩山を後にした一行でありました。