2009年07月20日
北アルプスB(西穂高岳2,909m
西穂山荘 西穂独標 ピラミッドピーク 西穂高岳 ピラミッドピーク    西穂独標    西穂山荘 ロープウェイ登山口
(6:00) (7:10) (7:40) (8:35) (9:55) (10:25) (11:30〜12:15) (13:20)

4時過ぎ起床。外に出て見ます。

やった〜〜!!
雲海が眼下に広がり、雨は上がっています。
雨の中ここまで登って来てて良かった!!
昨日までとは、打って変わった良いお天気に、心も弾みます。

朝食を済ませ、サブザックを背負って西穂目指して出発です。

朝日があたる山々 ガスも晴れて行く

見晴らしはいいし、花は咲いているしで足取りも軽い(?)ですよ。

ミヤマキンバイ ピンクのシャクナゲ

早朝から登られて、もう下山されてる方たちもおられます。
昨日のおじいさんとお孫ちゃんのお二人も、早もう下山されて来ました。元気いっぱいで。

登るに連れ、視界が広がって来ます。
富士山もはるか遠くに、顔をのぞかせています。

これから登って行く道 富士山のシルエットが(ズームで)

やがて西穂独標に到着。
う〜〜これが独標か・・・写真でしか見た事無かった風景が、今目の前に。
感動です。

『どうする?西穂まで行くかえ?』と、リーダーのさん。
ここまで来たら行かなくてはね・・・。
『行く、行く。』と即答したギですが。

独標からの、いきなりの下りの岩場には、少々肝が冷えました。
『そんなに岩にしがみついたらいかん!もっと身体を離して、足元を確認して!』
さんのゲキが飛びますが・・・。
カツオ氏のサポートで何とか下りて、切り立ったやせ尾根に咲いているイワベンケイを写しつつ、息を整えました。

まずは独標に到着 イワベンケイとミヤマシオガマ

この後も、岩場の登り下りが連続します。
横進みでも、足元を見ればゾクッとするような個所も多々・・・。

笠ヶ岳を左手に見ながら進む 岩の山です

ピラミッドピークに着いた時には、もうここで待ってようか・・・と弱気になったギですが。
『あとはもう、こんなもんの繰り返し、どうって事ないよ、行こう行こう。』
さんの励ましで、再び進みます。

独標を見下ろす

平面に近い、大きな岩場を這い登ったのはいいですが、下りる時はどうしよう・・・と不安にかられました。
『膝で登ったらいかん。』
はい〜〜足の短いギは、つい膝を使ってしまいます・・・。

ああ疲れた・・・このピークでもう待機しようかな、なんて弱気です。・・・と
『あ、着いたやん!』Aさんの声に顔を上げると、西穂山頂の標柱があるではありませんか。

もう一つ向こうかと思っていたので、やれ嬉しやです。

ハクサンイチゲ やった〜〜!!着きました!

槍ヶ岳が大きく向こうにそびえています。
ずっと奥には三俣蓮華岳・黒部五郎岳まだその奥に剣岳・・・M氏が説明してくれます。

数年前、上高地から見上げた焼岳などの山々も、手に取るように眼下にあります。
いつまでも見飽きる事の無い眺め。
そしてあそこもここも、行ってみたい。
ギは、対岸にずっと見えている笠ヶ岳の稜線に、とても心惹かれます。
あの長い稜線を歩きたい!でも下るのは・・・イヤだなぁ。

頑張って足を鍛えなくては。
努力というのが何より苦手な、自分に甘いギです。

来年もまた、どこかの山には来られたらいいのだけれど。

眼下に上高地と六百山 奥穂、前穂が連なる・・

右手前方に連なる奥穂・前穂・・・見れば見るほどに険しい岩の山です。
・・・実は、ギの願いは北穂山荘のテラスで、coffeeを飲む事と、仙人池ヒュッテのご主人の静代さんに会う事なんですが、どうでしょう・・・実現する日は来るのでしょうか。

正面奥は乗鞍

いろんな思いを巡らせながら、さて下山であります。

一番怖かった箇所は、カツオ氏に誘導してもらいます。
お腹を擦りつけてズルズル下降するギに、『こわい下り方するなあ・・・。』とあきれ顔のカツオ氏。
本人は必死なんですが。

ともかくも仲間のサポートあっての、今回の西穂でありました。

槍ヶ岳を遠望 雪渓が残る谷

下りて行く時も、後から後から登って来られてる登山者の方々。
連休最後の日は好天に恵まれ、本当に良かったです。 

キバナノコマノツメ ミヤマシオガマ

慎重に、足元を確認しつつ下山して行きます。
眺めを堪能し、花を楽しみながら。

歩いて来た道向こうに焼岳

岩場のピークの所で、ホシガラスがすぐ近くにいました。
雷鳥は声のみ聴いただけでしたが、ホシガラスはこんなに近くで見られてラッキーでした。

ホシガラス ゴゼンタチバナ

無事山荘まで戻り、荷物をまとめ、昼食を済ませて山荘を後にします。

シャクナゲまだ蕾 ヒョウタンボク

昨日は小川状態だった登山道は、水はけも良くすっかり歩き易くなっていました。
そして途切れる事無く、上がって来られる人・人。
夏休みとあって、家族連れが多いですね。
皆さんどこまで行かれるのかな?

クルマユリ キヌガサソウ

去年白山で見た、キヌガサソウクルマユリも見られました。
ベニバナイチゴは花はもう終わりで、果実が見られました。
熟れてる所も見てみたかったな。

ベニバナイチゴもう花は終わり どんな色になるのかな?

下りて来るにつけ、陽は照りつけ暑い!!です。
そして山ともそろそろお別れです。

千石庭園の案内板 あそこから下りて来たのね〜〜感無量!

振り返って見る穂高の山並み。
あそこに登って、下りて来たのね〜〜感無量です。

この冬には、不調で先行き不安だった膝、痛いながらもここまで回復出来て何より嬉しい事です。
ゆっくりでも一歩一歩歩けば、いつかは必ず到達します。
それも、励まし助言してくれる仲間(先輩)がいてくれてこそ。

”終わり良ければすべて良し”で、3日間の北アルプスの旅は終焉となりました。

いつかはあの尾根を・・・(ロープウェイ展望所より)

夢はいつかは叶うでしょう。諦めなければ。

長距離を運転して下さった男性3人、一緒に行ってくれたメンバー、どうもお疲れさまでした。