2009年08月20日
吉野川源流 (1,200m)
登山口 中間徒渉点 源流碑 登山口
(8:50) (9:40) (10:50) (10:55〜11:20) (13:00)

蒸し暑い日が続くこの頃・・・樹木の無い高い山は、暑さで参りそう・・・。
涼しげな吉野川源流に行こう、という事になりました。
エメラルド色の川の水と、キツネノカミソリやミズヒキソウ・イワタバコ等が目に浮かびます。

平日という事もあり、メンバーも小じんまりと3名。
他には人影も無い登山口では、アブさまたちが歓迎してくれました。
2年前には無かったWCも設置されていました。
温かい心が感じられる、小ぎれいなWCでしたよ。

クマに注意の立て札を横目で見ながら、出発します。

静かな登山口 キツネノカミソリ

もう終わりかけですが、キツネノカミソリが斜面一面に咲いていました。
ナンバンギセルイワタバコもありました。

ナンバンギセル イワタバコ

水の流れる音を聴きながらの歩きは、気持ちもさわやか。
やがて眼下に流れが見えて来ましたが・・・。あれ〜〜っ!?
以前にあった一本橋は、落ちてしまっています。
先日の雨で、水量は結構あります。

この時点でもう、『ここはやめて伊吹山にしよう。』なんて諦めの早いギでしたが・・・。
何とか行けるんじゃあないか、って後の二人は下りて行きます。
濡れた岩はツルツル滑って危ないのなんの。

どうにか靴を濡らす事も無く、徒渉に成功しました。
しかし、帰りがまた心配や・・・。

源流が眼下に 2年前の様子  橋が無い今回

この後徒渉は数回ありましたね。
流れに沿って歩くのは、やはり涼しい。気温は19〜20℃ほど。
それでも汗びっしょりですが。

エメラルド色の釜 ここでほぼ中間点

かなりの雨が降った跡がうかがわれます。
おかげで水も石も、とてもきれいです。
しかしほんと、滑りやすい・・・。

圧倒されるカツラの木 早くも秋色

やがて到着、源流点です。
四国の形にくり抜かれたモニュメントは、ちょっとくすんでいます。
柔らかい布で拭いてあげたいものですが・・・。

秋イチゴ 源流モニュメント

滝まで進んで、昼食とします。
今回は水量が多くて、滝らしいです。

涼しいここでしばし休みますが、何だか暗くなって来て雨が心配。
いい加減滑るのに、この上雨に降られては困ります。
早めに腰を上げる事にしました。

水量が多い 2年まえの滝の様子 今日の滝

キツい登りは無かったとは言え、帰りはやはり下りますからね・・・神経使います。
登りより余計滑りやすい。
思いがけずツルーッと行ってしまいます。

ウド系の花はよく分りません ここにもイワタバコ かわいらしい花です

慎重に歩いていたつもりですが、何でもない所で滑って転んでしまいました。
足が滑って、尻もちをついて、なお左に身体が倒れ、肩から顔半分が水の中に・・・。
まるでコマ送りのような転び方でした。
起き上がろうとしますが、ザックの重みで起き上がれません。
やっとカツオ氏が手を引いて起こしてくれました。
後でカツオ氏いわく、”おかしくてしばらく動けんかった”、って。
Y女さんも”言うたら悪いけんど、ダルマさんが転んだ、みたいな感じやった”って・・・。

まぁ、ケガもせず幸いでした。

キツネノカミソリ群生 徒渉が何度も

歩き始めにも、キツネノカミソリの群生がありましたが、更に大群生に出会います。
斜面一面下から上までオレンジ色の花・花・・・・。
人の目に晒されることも無く、ひっそりと咲いています。静寂の世界。
これほどの大群生には、初めて出会いました。

源流ガエル 本日最大の難所

渓流歩きですので、本日はカエルさまにも3回くらい遭遇しました。
が、大きさでは先日工石山で見たのが、一番大きかったですね。

さて、往きにも難儀した一本橋が無くなってる場所に、戻って来ました。
苔がびっしりついて、ヌルヌルした岩が待ち構えています。恐ろしい・・・。
そこでカツオ氏、靴にタオルを巻きつけて渡りました。
後の二人もそれにならって、無事徒渉に成功しました。やれやれ。

往きよりも帰りの方が疲れましたが、ここまで戻って来ればひと安心です。

仲良しキノコ サワオトギリと○○

登山口に戻って来た時には雨。
道中は雨に遭わず、何よりでした。

帰りはちょっと寄り道して、越裏門(えりもん)の山中家住宅を見学。
人の気配も無く、雨戸も閉まっていて、中は見る事が出来ませんでした。
余り人も来ないのでしょうか・・・。

白花ゲンノショウコ 重要文化財 山中家住宅

カノコユリやムクゲの花が、人知れず咲いているばかりでした。

栃の実たわわ 木の根にて ハンモックに揺られてみる(写真カツオ氏)

その後木の根ふれあいの森に寄り、万作さんとお会いして、おいしいコーヒーやおうどんをいただき、本日一番の急登を登ってハンモックに揺られ、帰路に着いたのでありました。

夏も終わりに近づいた、平日の静かな森。
心癒される、いい一日を過ごす事が出来ました。