2010年01月23日
三嶺(1,893m)
菅生登山口 作業小屋跡 ヒュッテ 三嶺山頂 ヒュッテ 雪原  登山口
(8:20) (9:45) (12:50)  (13:20) (13:45) (14:10) (16:05)

雪の三嶺に行ってみたい。
年末からの漠然とした願いでした。

今回は菅生いやしの温泉郷)からの、初めてのコースです。
どんな道なのか皆目分からないのに、とりあえず言いだしっぺのギが先頭を歩く事になりました。
本日のメンバーは5名。
チラチラと雪らしきものが舞っていて、空はどんより曇っています。気温−2℃。
雪はこの辺りは僅かですが、バリバリに凍っています。

いやしの郷 この右手よりスタート  モノレールと交差

しばらくは植林帯が続きます。
作業小屋跡地に着いた頃は、陽が射して来ました。
この後徐々に積雪量が増え、アイゼンを付ける事にします。
背中にはピッケルも、スノーシューも取りつけてはいます。(重い・・・)

作業小屋跡  ここよりアイゼンを着用

今回ギは、新しく購入したデジカメを持って来ました。
愛用中のキャノンPower Shotシリーズのもので、よりコンパクトより簡単操作というものです。
しかし・・・早々に表示されたのは、バッテリー残量不足の非情な通告。
新規でもやっぱり充電せんといかんかったのね。
地団駄を踏む思いです・・・。
氷点下という気象条件も原因でしょうけど。

1/13に伊予富士で超寒い目に遭ったギは、今回もそう寒いとは感じませんでしたが、ふと見るとDさんのメガネのツルから10cmほどのツララが垂れているではありませんか。
撮影出来なくて残念でしたが、流れる汗がツララになるほどの気温だったのですね〜〜!
ああ残念、映像に残しておきたかった。

植林から抜ける(カツオ氏撮影)  黙々と登る・・・(カツオ氏撮影)

本日も目だし帽にしましたが、どうも前が見にくくうっとうしい。暑い・・・。
下ばかり見て、黙々とひたすら歩いていたところ、いきなり話し声がして、人影が増えています。
屈強な男性3人。
・・・どこから現れたんだろう?と、咄嗟には状況が理解出来ないギでした。
(上から下りて来たとしか考えられないのに、おばさんは環境の変化に対応できない・・・)
『讃岐富士さんでしょう』とカツオ氏。
えっ讃岐富士さん?あとのお二人は・・・??
何と何とびっくり!!
リンクさせてもらっている紫雲さん空と雲と四国の山)と、その掲示板でよくお見かけする与力さんだったのです。
この界隈を周回されつくしてる紫雲さんですが、今日ここでお会い出来るとは・・・!!

気の合った男性3人の山歩き、楽しいでしょうね〜〜。
カツオ氏がいなければ、そのまますれ違いだけで終わってるところでした。
山で、こんな風に偶然にお会い出来るのは、本当にうれしいものです。
『頂上までは、あともう少しですよ』と励まされて、3人様と別れ再び登って行きます。

やがて頂上が近付き、その美しさに息を呑みます。
『一番乗りしなくていいんですか〜〜?』ってDさんが言ってくれてますが、しばし佇んで眺めたい!
せめて、と携帯で撮影します。

山頂手前(携帯)  いよいよ・・・   出ました!

三嶺ヒュッテが見えるピークに出ました。
自分たち以外の人影はありません。

目の前に広がった眺めは忘れられません。
荘厳・静寂・・・この世のものとは思えぬ、とてもとても言い尽せない美しさに圧倒されました。
イヤな事も何もかも忘れましたね。

ああ、良かった・・・ここに来る事が出来て。
本当に素晴らしい眺めでありました。
カメラが使えなくて返す返すも残念ですが、今日のこの感動の眺めはいつまでも消えないだろうと思います。

ヒュッテ前より

絶景に見とれている間に、他のメンバーはもうヒュッテ内にて休憩中。
ギも遅ればせながら、ランチタイムとします。
その間しっかりと懐でデジカメを温めます。ヒナを温める親鳥の気分です。

昼食後ザックは置いて、山頂を目指します。
ゴアテックスのグローブは左手のみにし、右手袋の中にはデジカメを保温です。
今回は4双手袋を持って来ましたが、どれもそれぞれ活用しました。

雪原を歩く(携帯) 山頂です! 

今日は頼みの綱の、他の人の デジカメも、寒さの為途中から作動しなくなりました。
僅かばかり蘇って、息も絶え絶えのデジカメにて記念撮影。
ギのデジカメも、何とか復活しかけました。

下山 カヤハゲからの尾根道

山頂は風も強く、ガスも出て来たしで、すぐに下山。
時折ズボッと太腿まで雪にはまり込みます。

三嶺貸し切りで〜〜す  凍った池と高知県側の眺め

みんなはどんどん下りて行きますが、この眺め・・・!!写したい写したい!!
お陰さまで、デジカメもどうにか作動してくれました。

遠ざかる山頂 別世界です 

静かな静かな雪一色の世界と、うす水色の空にたなびく雲。
空はまるで、天に浮かぶ川のようでありました。
とてもとても心に残る風景でした・・・。

忘れられない眺め

ひたすら静寂・・・  ヒュッテへと戻る

ヒュッテに戻り身支度をして、あとはもうひたすら下山です。
時間も早くないですからね・・・。
三嶺さんさよなら〜〜ありがとう!!また来るからね〜〜。

下山路 右手は深い谷  雪の深い尾根道

 踵をしっかりつけて、雪の斜面を下って行きます。

広々とした雪原の場所まで下りて来ました。
剣・次郎笈塔ノ丸・丸笹山が望めます。
青空も顔を出してくれました。

広々とした雪原  塔ノ丸・丸笹・剣をバックに

この辺りの景色も最高!です。
雄大な眺め。何物にも代え難い眺め。 

剣山方面 ガスに隠れる

極上の眺めです

逆光の中で、ダイヤモンドダストがキラキラ輝いていますが、カメラで捕えるのは難しい・・・。
雰囲気だけ味わって下さいね。

目印のテープが無い急斜面を慎重に下って行き、やがて雪も少なくなってアイゼンをはずします。
カメラもとうとう息絶えました。
本日のショットはこれにて終了。

ダイヤモンドダストが舞う(撮影失敗)  急斜面の大岩

往きはそうも思わなかったのですが、下りはまぁ長かった!!
作業小屋跡地からが、特に長く感じられました。
膝も痛くなって来ました。
いつもながら下山時は『こんなに上がっていたのね〜〜』と、感心します。
この軟弱体で。
今日は結局ピッケル&スノーシューは使用せぬままでした。

それでも登りにかかった時間よりも、ずい分と短い時間で下山出来ました。
良かった良かった、お疲れさまでした〜〜!!
安堵のあまりストックを放り捨てたまま、忘れるところでした。

この後いやしの温泉で汗を流し、帰路へと着いた一行でした。
初めての今日のコース、植林帯を抜けてからの道はとてもステキな道でした。
機会があれば、また歩きたく思います。