2010年05月21日
高城山(1,627.9m) 〜 砥石権現(1,374.8m)
スーパー林道南端登山口 高城山 林道 ファガスの森 堂の窪 砥石権現 堂の窪 砥石権現登山口
(10:40) (11:05) (12:20) (12:50) (14:20) (14:55〜15:10) (16:50) (17:00)

未舗装の長い長い剣山スーパー林道、まだ槍戸山登山口から向こうには、行った事がありません。
地図を見ていると”ファガスの森”というのがあって、とても憧れていました。
『どんな所かなぁ・・・』って。

四季美谷温泉に泊って、剣山スーパー林道沿いの山を歩こう”という今回の計画。
未知の山域なので楽しみにしていました。

6時半に南国市を出発して、一路195号線を走ります。
思いの外早く、2時間余りで目的地(今夜の宿泊地)である四季美谷温泉に到着しました。
抜けるような青い空。
今日の楽しい山歩きを予告するような、上天気です。

温泉では、支配人の平井氏が配車をしてくれる事になり、高城山〜砥石権現の縦走が可能となりました。
登山口まで、平井氏の車に乗せてもらって、道中いろいろ説明していただきました。

四季美谷温泉から出発 エゴノキ

彼は地下足袋王子のネームで、ブログも運営されています。
早速、沿道のコゴメカラマツの咲いてる場所を、教えてもらいました。
フタバアオイの場所も。(もう花は終わっていましたが)

コゴメカラマツ 大岩がゴロゴロある谷

いよいよスーパー林道へと入ります。
沿道にはオンツツジが咲き誇っています。鮮やか。
途中、砥石権現への登山口があり、ここにK氏の車をデポします。

やがてファガスの森に到着。う〜〜ん、ここがファガスの森か〜〜感動です。
いつかは来たいと思っていた場所に、やっと来る事が出来ました。
この後”四国のヘソ”なる所を通り、林道南端の登山口まで送ってもらいました。
さぁ!!スタートです。

憧れだったファガスの森 林道南端の登山口より森の中へと

とは言っても、ここから高城山まではすぐの距離。
まだ登山モードに入っていない身体には、うれしい道です。
足元には、ワチガイソウコミヤマカタバミの小さな花が咲いています。

ワチガイソウ コミヤマカタバミ

やがて本で見た通りの、山には不似合いな建築物が左手に現れました。
ムービングウォークみたいなモノレールもずっと続いています。レーダー雨量観測所なのだそうです。

雨量観測レーダー 新芽が鮮やか

そして山頂へ。ピークというよりも、尾根の続きみたいな山頂です。
この先の木陰で、早めのランチタイムとします。
朝早かったから、お腹空きました〜〜。

高城山山頂

冷やした浅漬けの胡瓜、トマト・小夏・・・こんなものが気持ちのいい季節となりました。
今日は水分もたっぷり持ってるので、ザックは重いです。

お腹も満足した後、急勾配の斜面を下降して行きます。
ロープもあるくらいの急坂です。

ピンクのコミヤマカタバミ ロープもある急坂

今日は尾根歩きとタカをくくって、トレッキングタイツは穿いていません。暑いですもの・・・。
膝に気を使いながら慎重に下りました。

慎重に下る・下る(写真とんこ氏) シャクナゲ咲く尾根道

シャクナゲも現れました。目が覚めるような鮮やかさ。
左側には落ちたらおしまい・・・みたいな、ゾクゾクする崖もあります。
過去の台風による、崩壊箇所だそうです。

険しい岩・・ 何に見えますか? 削げ落ちたやせ尾根

その後一旦WCもある林道に下り、再びまた登山道へと入ります。
この辺りはミツバツツジが沢山あります。
そしてファガスの森まで戻って来ました。

ここでひと休みした後、砥石権現へと向かいます。
しばらくまた急な斜面を登って行きます。

一旦林道に下りる ファガスの森に

尾根道に出た所で、休憩中の単独の女性と会いました。
鳴門から来られたという彼女は、今日は烏丸の方に行かれるそうです。

自分たちは、彼女とは反対方向の砥石権現へと進みます。
尾根道の北側には、倒木が多く見られました。

ミツバツツジ満開 尾根より東へと進む

マイズルソウのかわいい葉っぱが、あちこちで見られます。
昨年行った剣山〜一ノ森にも、よく咲いていたっけ・・・。

堂の窪というコルにて、帰路スーパー林道へと下山して行く分岐を確認。

かわいいマイズルソウの葉 帰路はここより下りる

そして砥石権現向けて登って行きます。
ヤマハコベが群生しています。カタクリの名残りも。

ミヤマハコベ群生 カタクリも終わって・・

やがて到着、山頂です。ノンアルコールビールで乾杯!!
先に見えている鹿舞ダキにもいってみようって、約2名が言いますが・・・。
グーッと下降してるから、これをまた登り返す事を考えると・・・う〜〜ん。

という事で、眺めるだけで止めました。

山頂です!! 東にある鹿舞ダキ

下山は、今登って来た道を引き返すのみなのに、なぜか登山道を外れてしまい、急斜面の立木の中を彷徨するハメに・・・。
なので、上記の行程時間は参考になりません、悪しからず。
こんな分かり易い所で道迷いなんて・・・一瞬の判断の誤りで思ってもいなかった事態に。
あの時あそこで、ああしていれば・・・とは、後になってから思う事ですね。
反省しきりです。
(どうしてあんな所で間違うのかって、呆れられるでしょうね・・・)

コジュケイかな・・・すぐ逃がしましたよ いつの間にかこんな所をゼイゼイ・・・

道なき急斜面を元の方向へ戻っている時に、目の前をササーッと転げるように逃げて行く茶色の塊りが・・・。
まっくろくろすけかと思いましたが、小鳥のヒナでした。後から親鳥もそそくさと逃げて行きます。
ごめんね…驚かせて。
親鳥の後ろ姿から見て、コジュケイのように思いました。
逃げ遅れた一羽をK氏が手の中に・・・。でもすぐに逃がしましたからね。
びっくりしたでしょう小鳥さん。

小一時間余り難儀して、斜面を這い登りやっとどうにか登山道に戻りました。
テープのある登山道に出た時の、嬉しかった事!!
頂上に向かって歩いている時には、帰路こんな事になるとは思ってもいませんでしたがね〜〜。
本日の4人の反省です。

この後は順調に下山しました、やれやれ。
堂の窪からスーパー林道へは、ほんの10分ほどの短さ。
シャクナゲも咲き、味わい深い道でした。

あの尾根筋へ入り込んでいました シャクナゲの森 林道に下山

新緑の中の大釜の滝を見学して、今夜の宿四季美谷温泉に戻って来ました。
まずは何と言っても入浴!
広い浴室でのんびり疲れを癒しました、天国・天国。
平日ですからね・・・お風呂も空いていました。

大釜の滝 シカ肉のカツ定食

ロビーや廊下には、地下足袋王子さまの撮影された花や山の写真が沢山あります。
タヌキノショクダイという珍しい植物・・・見てみたいですね〜〜。

夕食は地下足袋王子さまが、じきじきに運んで来て下さいました。
全部おいしかったです、ごちそうさまでした。

ビールでささやかな乾杯はしたものの、アルコールに弱い3名様(あと1名は??)なので、この夜は早々に就寝と相成りました。
川のせせらぎを聴きながら・・・。