2010年06月12日
石鎚山(1,982m)
登山口 東稜基部 二ノ鎖 西冠お花畑 弥山 天狗岳 弥山 登山口
(8:30) (9:35) (10:10) (11:30〜11:55) (12:50〜13:20) (13:30) (13:50) (15:50)

先日の筒上山で、山の清々しい魅力とクサリ場のスリリングな楽しさに目覚めた娘を連れて、今回は石鎚山へ。
ちょうど西冠のお花畑の時期でもあるし。
長い道中ですが、有り難い事にとんこ氏とWちゃんも同行してくれる事となりました。

石鎚と言えば、のんびり山歩さんのお顔が浮かんで来ます。
毎週のように石鎚周辺を歩かれておられますが、普通の登山者が登って来る頃には、もう下山されるような人ですから、時間的にどうかなぁ・・・。
先々週の筒上山の時も、私達が土小屋Pに着いた時点で、彼はもう下山して瓶ヶ森に移動した後だったようだし。
まぁでも、同じ石鎚だとしたら、登山道のどこかですれ違うかも、と前夜連絡してみました。
今回は瓶のミツバツツジ狙いだとの事で、その後石鎚で合流しようという話になったのでありました。

今日の土小屋は、拍子抜けするくらい車が少ないです。
ひんやりと快い風が吹いています。

車の少ない土小屋駐車場 約一年ぶりの登山道

歩き始めて間もなく、のんびりさんより着信が。
今、瓶から下りて来られたとの事です。相変わらず早いわ〜〜。
ゆっくり歩きの私達には、すぐ追いつくでしょうと、二ノ鎖小屋にて待ち合わせる事に。

瓶ヶ森 緑のトンネル

久し振りの石鎚登山道。
新緑溢れる道を、写真を撮りながら楽しみつつ歩きます。

青空と新緑と

今日はガスの山を覚悟していたのですが、予想外の上天気です。
山頂もクッキリと見えています。うれしいなぁ。

○○スミレ そびえ立つ山頂

マイズルソウも咲き始めていました。
今日は風が強くて、揺れて写しにくいです。(・・・と腕の悪さは棚に上げて・・・)

マイズルソウ 輝く若葉 南尖峰が

やがて二ノ鎖小屋に到着。
日陰の階段に腰掛けて、しばし休憩です。
待つほどの事も無く、そこへのんびりさんが追いついて来ました。
さすがや、速いです。

二ノ鎖小屋に到着 まだ歩いた事の無い夜明峠

二ノ鎖は、初めて石鎚に来た時に、ここは登るものだって思い込んでて、ヤケクソで登った事があるだけです。
かれこれもう、10年も前の事でしょうか。
今はもう体重過剰の上、肩は痛いし・・・巻き道の方に行きたかったですが。
のんびりさんの後を、サポートしてもらいつつゼイゼイ登る事となりました。

二ノ鎖場 岩から身体を離せないギ(写真のんびり氏)

『身体を岩から離して。もっと起こして。』と言われても、ついしがみついてしまいます。
怖い怖い〜〜落ちたらおしまいだもんね・・・。
岩場の好きなとんこ氏は生き生きしているし、Wちゃんは普通に登っています。
問題ない、と見られた娘は最後を登っていますが、なにぶんにも初心者、自分の後ろに誰もいないというのは怖かったそうです。 それはそうよね。

スイスイ登る二人 見上げる三ノ鎖ヒェ〜〜!!見ただけでもうムリ!

やれやれ、やっと登れました。のんびりさんお世話になりました。
見上げれば、三ノ鎖が見えていますが、見るだけで恐ろしい。絶対ムリです!

という事で、これから西冠へと進みます。

コヨウラクツツジ ハリブキ

のんびりさんが、四国の山で一番好きだという縦走路、西冠・二ノ森・クラセの頭・・・が望めます。
シコクシラベの向こうに広がる、極上の眺め。

美しい稜線

石鎚の三角点の場所も、初めて知りました。
急登です。シャクナゲがあるそうですが、今日は下から見上げるだけに。

この上に石鎚三角点 イワカガミ

そしてイワカガミが現れ、お花畑に到着しました。
思った程、登山者の姿もありません。静かなお花畑です。

キバナノコマノツメ 風に揺れる

風が強くて、写すのに苦労します。
しかし不思議ですね〜〜、ここだけにこうして咲いてるなんて。

ユキワリソウ やさしいピンク色

しばしお花畑を楽しみ、石鎚へと戻ります。

石鎚へ引き返す ミツバツツジ

そして”見るだけ見てみよう”と、一同三ノ鎖場にやって来ました。
ギ親子は、見るだけで怖くてとてもとても・・・。
ところが・・・とんこ氏もWちゃんも”登って見ようか”って。
ちょうど居合わせた大阪からの若者4名グループの方も『えっ!?登るんですか!?』ってびっくりされています。

まだこんな固い蕾も 三ノ鎖場に

そして三人はのんびりさんを先頭に、登って行ったのでありました。すごい!
下から見送った後、登り着く所をカメラに納めようと、巻き道へと戻ります。

鉄の階段の所、斜面にミヤマダイコンソウなどが咲く所ですれ違った方が、『ギッチャンですか?』って声をかけてくれました。
何と何と、彼らはアカリプタさんご夫婦でした。
2月に笹ヶ峰で出会って以来のアカリプタさん、これからもよろしくお願いします。
彼らはこの後、西冠に向かわれたようです。

登って行く3人 とびっきりの笑顔!!

さてさて!
弥山に到着し、急いでクサリの方へと周りますと・・・今まさに3人様が登り着こうとする所でした。
クサリ登頂のとんこ&Wちゃん、おめでとう!!お二人とも充実感溢れる笑顔です。
登頂の後に眺める天狗岳の姿は、ひときわ心に残った事と思います。

登頂!!やったね! 本日の天狗岳

弥山では、何組かの登山者さんたちが休憩中。
自分たちもここで昼食タイムにします。風が強いので、小物が飛ばされぬよう重しがいります・・・。

この後天狗岳へと移動。
切れ落ちた垂直に近い一枚岩に、ボルトが打ち込まれています。
ロッククライマーが、ここを登って来るのだとか!!
すごいですね〜〜考えられないです。

ここを登って来るなんて・・・!! まだアケボノが・・

『風でバランスを崩さないよう気を付けて』と、のんびりさんのアドバイス。
足元がゾクゾク・・・恐ろしくて立てません〜〜ほふく前進したギでした。

怖い怖い〜〜ほふく前進(写真とんこ氏) 絶壁を楽しむとんこ氏

普通に楽しんでるとんこ&Wちゃんを横目に、下道の安全な方を選んだギです。
ともあれ天狗岳に登頂!!西日本最高峰ですからね〜〜!

下から周るギ(写真とんこ氏) 弥山を振り返る

考えてみれば天狗岳に来たのは初めてです。
東稜から来た時は、下をそのまま通過したみたい。
今回もささやかなお賽銭で、虫のいいお願いをしたのでありました。

天狗岳より西冠

さて、弥山に戻り下山にとりかかります。
いつもは素通りする西尾根にも、案内してもらいました。
小じんまりしたステキな場所です。眺め抜群だし。
植物もいろいろ。
次回ゆっくり来てみたいです。

オオヤマさま 蕾は見当たらず 西尾根から俯瞰
ミヤマダイコンソウは一つだけ咲いていました。(ピンボケでした・・・)
これから楽しみですね。
ナンゴクミネカエデ
という名は、本日のんびりさんに教えてもらいました。
こんなかわいい花が咲くのですね〜〜。

ぼんぼりのようなヤマシャク ナンゴクミネカエデ

ヤマシャクもまだ見られましたが、近付くと虫がいっぱい付いていました・・・。
もう春じゃあないもんね。

ヤマグルマ ササユリの赤ちゃん

ササユリの場所(まだほんの小さな蕾)も、教えてもらいました。
開花はいつごろかなぁ・・・楽しみです。

そして土小屋に下山。お疲れさまでした。
別名石鎚の主ともいうべきのんびりさんに同行してもらって、盛り沢山の楽しい一日でした。

今朝の瓶の雲海は素晴らしかったとの事。
私も一度くらいは車中泊でもして、夜明けの山の表情をこの目で見てみたいものです。

最後に皆でソフトクリームをいただき、それぞれの帰路に着いた一行でした。
朝5時過ぎに自宅を出て、帰宅は19時過ぎ、本日の歩行数は約23、000歩。
今夜は早々から眠りに就いた母娘でありました。