2012年03月25日
三嶺(1,893m)
名頃駐車場 林道出合 ダケモミの丘 山頂 ダケモミの丘 林道出合   名頃駐車場 
(9:00〜9:12) (9:50) (10:40) (11:55) (12:15) (13:20) (14:00) (14:25) 

名頃からの三嶺、もう10年位前に行ったきりです。
新しいルートが出来てるようだし、あそこまでなら運転も何とか大丈夫でしょう・・・ちょっと遠いけど。
雪も無くなってるらしいし。
前日から天気予報とにらめっこしていましたが、何度見ても祖谷地方は終日曇りの予報です。

日曜日朝起きて空を見ると、高知市は青空が広がっています。
やっぱり行かなくては・・・祖谷は曇りですが、降水確率は0%という予報なので自宅を7時に出ます。

にしいや道の駅周辺の、シロバナショウジョウバカマは満開でした。

県道32号、国道439号・・・この道も以前と比べると、ずい分整備されつつあります。
旧道の竜宮崖公園の辺りは、岩が頭上に覆いかぶさるようで、狭くてカーブだらけの道で恐ろしかったものです。
今回は前を走ってるサーフにくっついて走行したので、順調に走れました。(赤いサーフさん、ありがとう)

さて、初めてやって来た名頃駐車場。先客はジムニーが一台のみ。
数台は停まってるかと思ったのに、予想外に寂しい駐車場。
ベンチに並んでる案山子も、1名逆さまに転落していて何だか怖いですが・・。

でも天気予報に反して晴天です!来て良かったわ。
気温1℃、準備をして出発します。

西祖谷のシロバナショウジョウバカマ 名頃駐車場の案内板

案内板を見ると、山頂まで3時間半とあります。
案内板の左手に登山口があり、随所に分かり易いピンクのテープがあって誘導してくれます。
しかし結構キツイ登りです。
足元には霜柱が。”やっぱり西山林道(天狗塚)は凍ってるやろうね・・こっちにして良かったわ”って思います。
あ!アイゼンを車に忘れて来てしまいました・・・もう引き返すのはイヤです。
ま、いいや行ける所まで行こう。

塔ノ丸を背に尾根道を行く  あ、小鳥さんだ!

ほどなく林道に出ました。今は車両通行禁止ですが、この林道はどこまで延びてるのでしょう?

林道に出る 右手より再び登山道に  モミの実? 

再び登山道を進みます。
尾根を歩くこのルート、初めての事もあり単独のせいもあり、結構長く感じました。
ここまでは滑り止め付きのびのび手袋だけでしたが、指先が寒くなりもう一枚フリースの手袋をします。

白髪〜高ノ瀬〜の尾根 何も無い林床 

やがて雪道になり、ダケモミの丘へとやって来ました。

初めて三嶺に来たのは、もう10年以上前の事です。
森林管理局主催のツアーでしたが、やっと上まで行ったら雪となり、避難小屋でそそくさとお弁当を食べるとそのまま下山した事でした。11/3だった事は覚えています。
初めての山で、吹雪状態の中を必死で下山したのですが、道の両側には笹が繁っていた記憶はあります。
今ではもう笹は見当たりません・・・。

その後5月初め頃に、当時の最短ルートの、林道行き詰めの上の登山口から登って以来の、名頃からの三嶺です。

やっとダケモミの丘へ  ヌタ場も凍ってます

やっと山頂が近付いて来ました。
途中雪が凍ったちょっと危ない箇所がありましたが、先行の方の足跡のおかげで、何とか通過。
(”滑落遭難”の文字が頭をよぎるビビリ屋の自分です)

樹林帯もやっと終盤 展望が開ける

もう一箇所、南側の斜面で要注意の所がありましたが、ここも足跡に助けられました。
真上の空は青空ですが、北西からどんどん雲が押し寄せて来ています。
まだまだ青空を残しちょってね〜〜と願いつつ登ります。

そしていよいよ着きましたよ〜〜!

ようやく大岩まで来ました 池からの凍った流れ 

カヤハゲ〜白髪山

昨年秋には、時間が無くてここまで来られなかった池。ガチガチに凍っています。
あら!後ろのコメツツジには霧氷が付いています!

凍った池  振り返ると霧氷が!

幸せな気分で山頂へと向かうと、目の前に広がる眺め!!
もう、別世界ですね〜〜。

本日最高の眺め

山頂へと

ひと組のご夫婦が下りて来られました。(いやしの温泉からのルートから?)
”アイゼンが無くても大丈夫ですか?””一箇所下りる時に要注意の所があるけど、大丈夫ですよ”って。

いよいよ山頂に

この後で下りて来られた単独の男性が、ジムニーの方でした。
”足跡のお陰で来れました”ってお礼を。

雪雲はこちらへとどんどん近付いて来ています。風も強い。(今日は強風注意報発令中)
山頂手前の岩陰では、単独の女性が休憩中でした。
さおりが原から来られたとの事。私よりも年配の方でしたが、すごいなぁ〜〜。
運転はご主人で、光石周辺で待っておられるのだそうでした。う〜〜ん、どちらもエライ!

山頂 青空が消えて行く・・

本日の山頂。
寒さは感じませんが、雪がそこまで来ているので、気が気ではありません。

お腹も空いていましたが、そのまま下ります。(もっとゆっくりしたかった・・・)

本日の霧氷

西熊〜天狗塚

雪雲に覆われる 雪がそこまでやって来ています

もっとここにいたいけど・・・

池の辺りまで下りて来た所で、雪となりました。
避難小屋外には、先ほどすれ違った方たちの姿がありますが、今日は寄らずにもうそのまま下山します。

しかし空腹には勝てず、途中南斜面の岩場でミニヌードルを補給しました。
お腹も落ち着き、急ぎ足でどんどん下山しますが、雪もどんどん降りだして一時は吹雪状態に。
親切な案内テープはあるものの、もっと降って来たら視界も利かなくなります。
今度は”気象遭難”の文字が頭をよぎります〜〜。
一番心強かったのは、行きに付けた自分の足跡でした。

やっと林道まで下りて来た頃には、雪も小降りになりました。

林道まで戻る 僅かの間に積雪  林道のツララ

もうここまで下りれば大丈夫!
天候の急変は、一人の時には余計に不安になります。
登る時には、落ち葉の道だった登山道も、うっすら雪道になっていました。

往きとは一変した風景 ここも積雪  塔ノ丸が対面に聳える

そして無事駐車場に戻って来ました。
車は二台増えていましたが、この人たちはどこへ行ったのかな?

駐車場には、久し振りに見るシロの姿が。
何だか目も病んで、鼻の周りは怪我をしていて、動きも鈍いです・・・。
パン(パネトーネ)と、卵焼きは食べてくれましたが、ごはんは要らないって・・。
(四万十産のおいしいお米なのに)
シロとの出会いは、高知県側から初めて行った三嶺でした。
光石からは自信が無くて、白髪経由で行ったのですが、白髪分れ辺りで現われて、ずっと山頂までを共にしたのでした。
初めてのカヤハゲ、美しかったオオヤマレンゲ・・・私の中で特別に心に残っている山行です。
あれから5年、シロの身にもいろいろあったのでしょうね・・・。
気になりながら、名頃を後にしました。

駐車場に戻る 元気の無いシロ 橋のたもとにマンサクが 

一人の運転は、眠くなるのが一番心配ですが、今日は大丈夫でした。
疲れはしましたが(翌日は腿が痛かったです)、満足の一日を過ごせました。
三嶺さん、また登らせてね!ありがとう。

祖谷地方はこの後も雪が降り続き、翌日は国道も積雪だったようです。
私はいい時に登れて何よりでした。