2012年05月27日
綱附森(1,643m)
光石登山口 綱附分岐 稜線分岐 1600mピーク 山頂 稜線分岐 綱附分岐 光石登山口
(7:30) (8:00)) (9:40) (10:30) (1:00〜11:35) (12:25) (13:35) (14:15)

本日は三嶺清掃登山に参加です。
県内のそれぞれの山の会等が、それぞれのルートをゴミを回収しながら歩きます。
これまで私たちの会は、平和丸カヤハゲ周辺が多かったのですが、今回は光石〜綱附森のコースです。
綱附にはこれまでアリラン峠からしか行った事が無く、この光石からのルートは憧れでもありましたが、長くて不安なルート(私にとっては)でもあります。
加えて今回は、地図読みの実習も盛り込まれています。

当たり前の事なんですけどね・・・のんびりと花や景色を楽しみながらの山歩きでいい自分には、ちょっと気が重い。
事前にA〜Fまでの印を付けた地図を渡され、何に注意すればいいか、実際にその場所に立って見て気が付いた事は何か確認、とかウ〜〜私にはよく分かりません・・・。
地図とにらめっこしたりもしましたが、”まぁ分からない事は分からないで、教えてもらったらいいわ”と、開き直っての参加となりました。

本日の参加者は19名、内2名は前日から入山しての八丁小屋泊です。
7時に光石登山口にて開会のセレモニーの後、それぞれが各ルートへと出発して行きます。
私たちも2グループに分かれ、出発です。(同じルート)

 出発前の光石登山口でセレモニー 登山道のフタリシズカ 

久しぶりの、光石からの歩きです。
谷の流れ・新緑が気持ちいいです。

綱附新道分岐 ここで前泊組と合流 谷のイワタバコ

綱附新道分岐で前泊組2名と合流。
彼らは昨日は八丁小屋に荷物をデポした後、フスベヨリ谷から三嶺〜西熊と歩いたようです。

私は(地蔵の頭から)この分岐に下って来た事は3度ありますが、登るのは初めて。
なかなかのしんどい登りで、汗がポタポタ・・・そして要所要所で地図を広げて現在地の確認をします。
ゴミは殆どありません。
途中一箇所に割れたビンがあった程度です。

心も洗われる若葉

見上げると青空に木々の若葉が眩しいです。
しかし足元は下草も無く、殺伐としています。
花はタニギキョウやミヤマハコベといったところ。

谷を何度か徒渉し、最後の谷を過ぎると、ジグザグのしんどい登り・・・やっと稜線に出ました。

最後の徒渉場所にミツバツツジ  稜線の分岐に出る

稜線の綱附分岐ではさんれいの風さんが休憩されていました。
(前泊で、オカメ避難小屋の補修・清掃をされたとの事でした。お世話さまでした。)

土佐矢筈山

しんどかった登りの果てに出会う素晴らしい眺め。
大好きな天狗塚〜牛ノ背も目の前に見えています!登って来た甲斐がありました。

そしてここからは快適な稜線の歩き、初めての道でもあります。
読図の実習もここで終了という事で、サッサと地図をザックにしまい込みました〜〜。(不真面目です)
気が楽になり、足取りも幾分軽くなりました。

展望が広がる 天狗塚

下草の無い林床は胸が痛みます。
それでもミツバツツジが、あでやかに咲いています。青空に映えて。

新緑のブナの尾根歩き 青空に映えるミツバツツジ 

一面茶色の尾根を進みます。

綱附へと

振り返れば指呼の距離に牛ノ背〜天狗塚。
来年こそは、あの牛ノ背でのんびり昼寝をしたいものです。快い風を受けて・・・。

振り向けば牛ノ背〜天狗塚

さて・・・ピークがどんどん近付いて来ましたが・・・。
実はまだ手前の1600mのピークで、綱附はもう少し先でした。
ここでカツオ氏から、山座同定の確認方法等を教えてもらいました。

すぐ北西に形の良い山が見えています。
ピークから北側の山・・・?どこだろう?とカツオ氏に聞いてみると、土佐矢筈山との事。
自分の中では綱附の西、という認識で、この位置からは見えないと思っていました。
地形が把握出来ていない証拠です。
こんな思い込みでの間違いがよくあります。やっぱり勉強不足ですね。
(改めて読図・現在地確認の大切さを感じた次第です)

笹枯れの道を・・ 山頂か??? 

さて、最後の登りでは登山道から外れたりして、深い笹に難儀しましたが、やっと山頂に到着しました。
お天気にも恵まれ、念願の光石〜綱附を歩いて来ました。
(やっぱり来て良かったです!!)

まだまだ向こうでした・・・  ついに山頂

360度の展望を楽しみながら、しばしお弁当タイム。
やがて後のグループが到着し、記念撮影の後下山にかかります。

アリラン峠から綱附に来る度に思ってました。
”ここから先に行ってみたい。どんな道なんだろう”って。
今日はついに実現です!!

皆でおいしいひととき(写カツオ氏)  念願だったこの下り(写とんこ氏)

帰りは分岐まで先頭を歩いたので、美しい眺めをたっぷり味わえました。
(帰宅して四国百名山の本で見ると、その当時は笹が青々と繁っていました・・・)

美しい稜線ですが、笹枯れが悲しい・・・

登山道には、今しがたシカに食べられたのかと思うような、皮がはがれてむき出しになった生々しい木の姿も見られました。

ミツバツツジ咲き誇る  青空へ伸びるブナの若葉

下りは速く、稜線分岐まで戻って来ました。
ここの表示に『綱附まで40分』とありますが、ちょっと40分では無理だと思います・・・。

天狗塚とここでお別れ 分岐より堂床へと下る

稜線からの下山は、初めて歩いた6年前には果てしなく遠くて、膝も悲鳴を上げていましたが、今日はどうにか普通に下りられました。
綱附分岐にて、デポしてあった前泊2名の荷物を回収。
雄躑躅氏はデッカイ荷物を背負い、大変だったと思います。(中身は何・・・?)

綱附分岐まで下山 デポしていた荷物を回収 大きな荷で歩く雄躑躅氏(画面左上) 

堂床休憩舎では、高知大ワンゲル部の方たちがゴミを回収中でした。
彼らは沢山のゴミを回収してくれていました。(一升瓶も4・5本)
やはり小屋周辺にゴミは多いようです。
雄躑躅氏たちが泊った八丁小屋にも、床下にゴミを隠していたとか・・・。
持ち込んだゴミは持って帰らなくてはね!

私たちのルートには、アメの包み紙等が少しあったくらいでした。

 若葉の渓谷 ゴミを回収・分別・計量 

今回の参加で若い力を発揮してくれた、高知大ワンゲル部の皆さんは2台の大型タクシーを利用しての参加でした。
一人当たりの負担金(交通費)が7000円だとか。
ボランティア活動で、自己負担がそんなに要るのは大変ですね。
何か補助金とかがあれば、と思った事でした。

 ユキモチソウ

15時の集合時間より早く下山し、他のグループの方たちを待ってる間にひと雨来たりしましたが、通り雨だったようです。
ほどなく止み、雨上がりの光石にて解散式。
本日の参加者は71名、回収したゴミは50kgを超えたとの事でした。(後日報告)

ゴミの回収には今回は余り貢献出来ませんでしたが、美しい三嶺の自然がこれからも守られるように、少しでも自分たちに出来る事をしたいものです。

そして念願だった光石からの綱附に行けた今日という日は、私にとってまた心に残る一日となりました。
皆さんお疲れさま、お世話さまでした。