2012年06月10日
石鎚山(三角点1,920.6m)
土小屋登山口 東稜基部 面河分岐 西冠斜面
(8:25) (9:20)) (10:20) (10:55〜11:30)
三角点 弥山 西尾根 東稜基部 土小屋登山口
(11:55〜12:25) (13:00) (13:20) (14:10) (15:05)

今日はまた石鎚山へと向かいます。
あの斜面一面に咲くヤマシャクを見たくて。
そして西冠のお花畑も、もうそろそろかな?と。

四国地方も梅雨入りし、毎日蒸し暑いです。
今日は弥山には”あめゆ”やcoffeeもある事だしと、お湯は持って来ませんでした。
しかし到着した土小屋はやはり別世界、寒い!です。
パーカーを羽織って出発します。

 ガス漂う土小屋 寒いです 歩き出すと青空が! 

ガスで右手に聳える瓶ヶ森も見えませんでしたが、その内徐々に晴れて来ました。
青空に清々しい新緑が眩しいです!
パーカーも早々に脱ぎました。

しかし・・・虫がすごい!!
今日は虫除けスプレーもネットも念頭に無く、持って来ていません〜〜。(いつも何かしら忘れ物が・・)
幸い(というか、この季節必携ですものね当然です・・)同行のメンバーが持っていたスプレーを、有り難く使わせてもらいました。
が、欲張ってふりかけすぎたのか、今度は汗をかいた肌に浸みて痛い・・・ヒリヒリ・・・。
次からは忘れず持参して、出発前にかけるようにします。反省です。

山頂も・・ クッキリ見えて来ました!

さて虫にはまとい付かれながらも青空の下、山頂もクッキリと姿を現し、手招いているようです。
東稜基部付近には、イタドリもニョキニョキ生えていましたよ。
ここを過ぎるとヤマシャクの場所・・・期待で足が速くなります。

もう見納めかな・・ ヤマシャク咲き残り 

でもヤマシャクは、登山道下の方に一つ二つ咲き残りが見られただけでした。残念。
”花の命は短くて”ですね〜〜。
ヤマシャクの斜面も、他の植物が成長していてよく分からなくなっていて、20日前に来た時とはすっかり様子が変わっていました。

青空に聳える矢筈岩 二の鎖元までやって来ました

鎖場を横目で見て、本日も巻き道を行きます。
階段横の岩場には、イワカガミが咲き始めていました。

三の鎖を登る人たち

しんどい階段を何とか登り、分岐より右手へと。ここを行くのは久しぶりです。

面河分岐より西へ ミツバの向こうに弥山

シコクシラベの森を抜け、まだ蕾の多いミツバツツジの場所を這い登ると、見えて来ました!
二ノ森へと続く美しい稜線。

二ノ森へと続く稜線

お花も現われて来ました。
アカモノ・イワカガミ。
心地良い風が流れ、こちらは虫もいません。快適です。

アカモノの赤ちゃん イワカガミ 

そしてお花畑に到着。
ユキワリソウ・キバナノコマノツメ・・ちょうどの見頃です。
お天気もいいのに、人影は思いの外少ないです。
後から来られた方たちは、そのまま通り過ぎて先へと進まれてます。

『あっ、お花が咲いてる!かわいい!写真撮っていい?』
『いかん、いかん。帰りに撮って。』なんて会話のグループも。
なんだかね〜〜ちょっとだけ止まって撮らせてあげたらいいのに・・・って思いましたが、先を急ぐのでしょうね。(また、おばさんの要らぬお節介です・・・)

あっちにもこっちにも 見上げる斜面 

私たちはここでお弁当も食べ、ゆっくりお花を楽しみました。

キバナノコマノツメ ユキワリソウ 

スリーショット  ちょうどの見頃です

西冠にはまだ登った事がありません。
すぐそこなので、行ってみたい気もしますが、今日はここまで。
この後三角点へ向かいます。

愛らしい姿  そそり立つ西ノ冠岳

引き返していると、向こうからやって来られた登山者の方、見覚えのあるお姿はアカリプタさんでした。
東稜から登られてシャクナゲ等のお花を楽しんだ後、ここへ来られたようです。
花の時季、またどこかでお会いするかもですね。
これからもよろしくお願いします。

吸いこまれそうな斜面  アカモノ三姉妹

さて、ザックは道端に置いて軽くなった身で(重いのは毎度の事ですが、我が身です)笹の急斜面を登って行きます。
下から見上げるとすぐのように見えますが、結構登り甲斐のある急斜面です。
でも気持ちいい!!
グングン高度が上がるのが楽しいです。

三角点への登り

そして初めてやって来た場所には、シャクナゲの花が沢山!
これまで写真でしか見た事が無く、自分の想像では狭い場所に少しばかりのシャクナゲがあるのかな、なんて思っていました。
”百聞は一見にしかず”ですね〜〜感動しました。
例年はもっと沢山のシャクナゲがあるそうなのですが、初めての私たちには充分沢山に思えました。
淡い色、濃い色・・・南側の斜面にも沢山咲いています。ちょうどの見頃です。

憧れていた眺め

定番の(写真でよく見る)シャクナゲ越しの石鎚山は、残念ながらガスに隠れて見えません・・・。
ガスが流れるのをしばらく待ってみますが、どうも期待薄です。
いつまでも待つ訳にも行かず、諦めて下山します。
それでも初めての三角点、とてもとても良かったです!!

濃い色のシャクナゲ こちらも見頃 

さてさて、元来た道を戻り弥山へと。
何たって”あめゆ”をいただかなくてはね!
日曜日とあって、本日の弥山山頂は賑わっています。若い人の姿が多いです。

さすがにイシヅチザクラはもう花も無く、葉っぱばかりに。
ミネカエデもかわいい花を咲かせています。

 タンポポとシコクハタザオ(弥山への石段) ナンゴクミネカエデ 

天狗岳は今日もガスに隠れ、時間も遅いので行かない事にします。
一瞬だけ半分見えた天狗岳を写真に収めて帰路へ。

 半分だけ姿を見せた天狗岳  イシヅチザクラはもう葉っぱばかり

ちょっと西尾根へ寄り道。
こちらにもイワカガミやマイズルソウが咲いています。
もしや・・・と思ったシコクイチゲはさすがにまだ早く、小さな丸い蕾を付けたところでした。

 西尾根へ 出番はもうすぐ・・シコクイチゲの蕾 

岩場には小鳥さんの姿。
あ〜〜こんな所でいつまでものんびりしていたいなぁ・・・!!

 この小鳥さんは? ハリブキ 

 西尾根のイワカガミ ナツトウダイ 

心を残しつつ下山。

まだまだ登って来られてる人も多いです。
重い重い荷を背負った歩荷の人・・・一歩の足取りの重さをひしひしと感じました。
何かの録画でもあるのか、カメラ機材を背負った人たち。
何と、自転車をかついで登ってる人たちも!!
自転車で成就の方に下りられるそうです・・・!?すごい!!

 大きなカメラ機材を背負った人たち こちらは自転車をかついでます 

下山時にもう一度咲き残りのヤマシャクをズームで撮りましたが、帰宅後PC画面で見てみると虫がいっぱい付いていました。
今年はじっくり会う事が出来ませんでした。
凛とした品のある美しいヤマシャク、また来年まで、です。

いつも思いますが、軟弱な身には登りは勢いで登りますが、石鎚からの下山は長いです・・・。
東稜基部から下が、特に長く感じます。

 マイズルソウ コヨウラクツツジ 

それでもどうにか無事下山し、帰路に着いた一行でした。
ササユリの赤ちゃんも確認出ませんでした。

これから夏の花が次々と咲く石鎚、西日本一の霊峰には測り知れない魅力がいっぱいです。
また行かなくては・・・。