2012年06月29日
東赤石(1,706m)
瀬場登山口 瀬場谷一本橋 稜線分岐 山頂 赤石山荘 一本橋 瀬場登山口
(7:25) (8:20)) (11:05) (12:00〜12:20) (13:35〜13:55) (16:00) (16:50)

今年もタカネバラの花咲く季節になりました。
例年7月初めに出かけている東赤石ですが、今回は少し早めに計画しました。
梅雨時ですので天気予報は連日雨〜曇りの予報・・・とりあえず曇りなら行こう、という事にしていましたが、嬉しい事に日が近付くに連れ希望の持てる予報になって来ました。
当日は晴れ!
またも”梅雨の晴れ間”の幸運に恵まれ、嬉しい限りです。

当日は4時起床。準備をしていると・・・何だかムカムカ吐き気がします。
困ったなぁ・・・ま、その内治るでしょうと車中では眠らせてもらいました。
この好天気、この時季、行かない訳にはいきません。

瀬場登山口には先客の車が二台。
出発の準備をされてる方、何だか見覚えがあるような?と思いながら、私たちはちょっと離れた場所に駐車。
いつものラジオ体操をし、水分を摂って出発します。

 予想外の上天気の瀬場登山口 きれいに刈られた登山道 

登山道はきれいに草が刈られ、整備されていて歩き易いです。ありがとうございます。
登り始めてすぐに突然グミが現れました。子供の頃から馴染みのあるグミ。
食べてみたいですが、今は見るだけに。

こんな所においしそうなグミ 瀬場谷一本橋

一本橋でひと休みします。ここまででずい分汗も流れましたが、まだ気分はスッキリせず水分のみ補給。
この先の分岐で右手のタカネバラ街道へと進みます。
今年はキノコも余り見られません・・・?

その内段々空腹となり、次の谷でトマトを補給。(だいぶ元気になりました)
普段は飲まないようにしている生水ですが、今日は谷の水も飲みました。
おいしい!!ほんとにおいしい水!
持っていたアクエリアスを流して、水を入れました。(こっちが遥かにおいしい)
東赤石の登山道は、水の豊富なのがいいですね。
この後2〜3度水を汲み足し、谷の水の恩恵に与かった事でした。
(家にも持って帰りました)

谷沿いを行く 今年はまだ蕾 

いつも咲いてるヤマアジサイ・シモツケ・何とかショウマも、今年はまだ蕾です。
最後の徒渉を過ぎ、やがて今年初のタカネバラがお目見えとなりました。

ヤブウツギ タカネバラがお目見え 

現金なもので、花を見たらすっかり元気になりました。
(汗も半端でない程かいたので、体内の毒が出て行ったのかも?)

ヤマアジサイもこれから 延々と続く登り 

タカネバラは、まさに咲き始めの見頃です。
芳しい香りを漂わせて、ここにもあそこにも。
やさしいピンク色のもあります。

やさしいピンク 鮮やかなピンク 

イヨノミツバイワガサは満開 タカネバラ見頃 

瑞々しくも麗しい、まさに”高嶺のバラ”です。
高嶺の花ではあっても、とりすましては無くて、とても愛らしいです!

麗しい姿

きれい!これも!ここにも、と沢山シャッターを押した事でした。なかなか先へ進めません〜〜。

俯き加減に  蕾もステキです

あれもこれもと撮影して、稜線分岐まで結構時間がかかりました。
お腹も空いてここで軽い食事を。
この後は花いっぱいの楽しい歩きです。

アマドコロ シライトソウ  

登山道にはシライトソウとイヨノミツバイワガサが満開。
ミヤマハナゴケの付いた赤い岩を引き立てるクロヅルは、まだ蕾です。

出発時には青空でしたが、徐々に雲が広がって来て、今では一面空を覆っています。
でも視界もあるし、雨で無いだけでも充分です。

いつもの眺め

山頂への登りにはヒロハヘビノボラズやキバナノコマノツメなど。

キバナノコマノツメ 赤石独特の岩 

八巻山の姿が見え、東赤石山頂が近付いて来ました。
何ともうれしい場所ですね〜〜。

八巻山方面

最後の登りの辺り、キバナツクバネウツギが花盛りでした。

山頂直下  キバナツクバネウツギも満開

そして山頂。メンバーの一人は本日が初登頂で、喜びもひとしおのようです。
眺めを楽しみつつひと休みしている所へ、三角点から戻って来られた単独の登山者さん。
やっぱり!登山口で”もしや?”と思ったアカリプタさんでした。
今月は二度の偶然の出会いです。
しばし楽しく歓談の後、私たちは三角点へ、八巻山経由で来られたアカリプタさんはタカネバラ街道へと下りて行かれました。

山頂のイワキンバイ  コメツツジ

毎年咲き誇っているイワキンバイも、まだ蕾が殆ど。
ウバタケニンジンやコウスユキソウも、まだ葉だけです。

イワキンバイ  コウスユキソウとウバタケニンジン(葉だけ)

権現越へと続く尾根は、ガスがかかってより迫力があります。

 
 権現越方面

初めてここへやって来た5年前、訳も分らず岩の上を伝って権現越へと下りて行った事を、懐かしく思い出します。
あれっきりこの尾根にはご無沙汰しています。
時間に余裕のある、天気の良い日にまた歩いてみたいものです。

シロドウダン  山頂より下山 山荘へと

折角登って来た山頂、もっともっとゆっくりしたいですが、そうもいかず下山にかかります。
分岐まで下り、山荘へと。

淡いピンク シコクギボウシ 

山荘までの道は、まさに”雲上の散歩道”。花の溢れる楽園のようです。
自然に咲く花の美しさ!
しっかり目に焼き付けながら歩きました。
『二週間後には、また違う花が咲いてる』・・・見たい会いたいです。
でもね〜〜苦しく長い下山・・・私の足ではそうそう気軽には、ここには来れません・・・。

 ネバリノギラン ヤマブキショウマ(?) 

毎年楽しみにしているクリーム色のイワキンバイは、今回は残念ながらまだ咲いていませんでした。
東赤石には、会いたい花がいっぱいです。

そしてやって来ました、思い出の赤石山荘
メンバーは、水を飲んだり着替えたり休んだりしていますが・・・私は一目散にオオヤマさまの場所に駆け下ります!
美しいオオヤマレンゲ、今年もここで会えて幸せです。

 山荘下のオオヤマレンゲ

仲良く並んで まだまだ咲きます 

まだまだしばらくは、訪れる登山者を楽しませてくれそうです。

さて・・・いつの間にか時刻も14時前になっていました。下山しなくてはね、名残惜しいですが。
八巻山を振り仰ぎ、下りて行きます。
ふと右手を見ると、ここにもオオヤマレンゲが一つ。
またね〜〜ありがとう。

八巻山を仰ぎ見ながら下山 こんな所にも! 

下山は相変わらずの長く苦しい道のりですが、谷の流れ木々の緑・・・日常とは違う空間をたっぷり味わえました。

チャルメルソウ 水量が多く迫力あります 

コケイラン マルバマンネングサ(?) 

下山時の楽しみにしていたグミも、しっかりお味見させてもらいました。
ちょっと渋かったけど、懐かしい味です。

瀬場登山口に戻って来たのはもう17時前、日の長いこの時季ならばこその下山時間です。
雨にも遭わず、のんびりたっぷり花を楽しむ事が出来た一日でした。
皆さんお疲れさまでした。