2012年07月21日
三嶺(1,893m)
名頃登山口 林道終点 渡渉点 白髪避難小屋
(7:35) (8:45) (9:15) (11:40〜12:15)
カヤハゲ 三嶺 ダケモミの丘 林道出合 名頃登山口
(13:10) (14:20〜14:35) (15:25) (16:25) (16:50)

名頃林道から谷(四ツ小屋谷)に下りて白髪避難小屋に這い上がるコース。
無力な自分には、地図を見ただけでは想像がつきませんが、一度は行ってみたいなとは思っていました。
6月初めに山の会でこの計画が提案されて、深く考えもせず参加させてもらう事にしたのですが・・・。

リーダーの計画では、名頃〜谷〜避難小屋〜カヤハゲ〜三嶺〜名頃という周回でコンパス&地図読みの実習を兼ねたもの、事前によく下調べをしておくように、との事でした。
5月にここを歩いたむらくもさんたちのレポを見て、要注意の箇所を頭に入れてイメージするようにって。
う〜〜日が近付くに連れて気が重くなって来ました。雨降ったらイヤだなぁ・・・。
なんて思ってる内に当日となりました。
AM3:50起床、眠い・だるい・気が重い・・・車中では朦朧としていました。

名頃駐車場に到着。もうここまで来れば、開き直って行くしかないです。
シロが出迎えてくれました。(3月に見た時よりは元気そうで安心しました)

『先頭は順番に代わります。誰が行きますか〜?』とのリーダーに、ここなら分かってるので『はい私が』と・・・。
(谷に下りてから、先を行ってと言われても分からないですものね・・・)

 早朝の名頃駐車場シロが出迎えてくれる 林道出合   トモエソウ

ひと山越えた林道出合には、トモエソウが咲いていました。本日のうれしい出会い。
この先の右手にある登山口を横目で見て、そのまま林道を進みます。
3月に来た時には”どこまで続いてるんだろう?”って思いましたが、かつての上の登山口への道なのですね。

林道終点に ここより左手へ下りる

本日はここから下って行きます。
『ここからは私が先頭を行きます』とリーダー。ホッ。
前日まで結構な雨が降ったので、もし増水していて渡渉が困難なら、また上に戻って三嶺ピストンという案でしたが・・・谷は簡単に渡れました。

祠のある大木 谷に出る 

この後も何度か谷を渡って進んで行きます。

渡渉 この後何度か渡渉する

赤テープもあるし、時折アメの袋が落ちていたりしますが、人の気配は無し。
聞こえるのは水の音ばかり。
リーダーは谷の途中までしか下見には来ていないとの事ですが、的確に方向を把握しています。心強い。

苔むした大木がいくつも  案内板も

木陰なのは有り難いですが、それでも暑くて汗びっしょり。
水も予想外に早く飲んでしまい、谷の水を汲みます。
(”生水は口にしません”なんて言ってられません〜〜。冷たくてとてもおいしい水でした!!)

赤テープも このまま上へと行ってしまいそうですが・・

段々と登り詰め、やがて谷から離れてザレ場の急登となりました。
身が重い・・・暑い・・・しんどいです。

右手へ進み岩を周る  この先急登となる

参考にさせてもらったレポの中に、このザレ場の登りで青ミミズの集団を掴んだ、とかいう場面があり、内心恐れていました・・・。
(悪天候の中ずりこけそうになり、必死で掴んだ木の枝がどれもヘビだった、なんて恐ろしい夢まで見てしまいました。)
幸い何度か巨大青ミミズは見たものの、そんな集団ミミズには会いませんでした〜〜ホッ。

登山道・・・ねぇ こんな道です 

しかし急登の連続で、すがりつきたい木も殆ど枯れているしで、踏ん張りながら登っている内に太腿が攣って来ました。アイタタ・・汗も半端無い位かいたしなぁ・・・。
ここでリーダーの持参していた漢方”芍薬・甘草”をもらって窮を凌ぎました。
そして・・・暑くてほんとしんどい登りでしたが、やっとこさ広い場所に出ました。

どうやら動物さんの住処のよう やっとなだらかな場所へ 

最後の急登を凌ぐとやっと出ました!!見覚えのある稜線、右手に白髪避難小屋が見えています。
迷う事無く目的地に辿り着いたようです。
『コンパスワークはここで終了です』とリーダー。やれやれ・・。

最後の急登 稜線に出ました! 

これからまだあそこまで・・・

しかし行程はまだまだ・・・北側にド〜〜ンと聳えている三嶺の雄姿、今日は余計に遠く感じられますが・・。

とりあえずお弁当タイム、疲れ果てて冷たい物しか欲しくないです。
折角作って来た”手作りお弁当”は食べたくない。
しかも座った姿勢が悪かったのかどうか、又も足が攣って来ました。痛い痛い〜〜!!
またここで”芍薬・甘草”を服用となりました。
この”芍薬・甘草”は即効性があるというのが特徴のようですが、まぁ痛みは治まりました。

そして再び三嶺目指して出発・・・あ〜あ遠いなぁ。
他のメンバーは元気いっぱいですが、私はしんどい。

疲れを癒してくれる風景  白髪分れへと

白髪分れにはトモエソウの群生がありました。
この時季にここで、トモエソウに出会えるのを初めて知りました。

タカネオトギリ  ホソバシュロソウ トモエソウ

韮生越辺りからは白いノバラが満開、芳香を漂わせていました。

 
トモエソウ沢山の蕾 ノイバラも満開 

先を行く女性3人は元気な足取りです。
やっと遅れて付いて行く私。
内心では三嶺山頂直下の急登を恐れています・・・またあそこで足が攣るのでは・・・?って。

 
雨の後の水溜まり  カヤハゲへと

カヤハゲから目の前に迫る三嶺の雄姿。
いつもなら”さぁ〜〜行くよ〜〜!”なんて奮起する所なんだけど。
今日はとてつもなく遠くに感じます。

カヤハゲを下る まだまだ遠い道のり

それでも何とか歩いて来ました。
段差の大きい箇所では引っ張ってもらったり、ちょっとまた太腿が攣ったりしましたが、やっと山頂に着きました。
いつもはこの直下の急登、どちらかと言うと好きなんですが、今日はしんどかった〜〜。
イワキンバイとコメツツジが励ましてくれました。

今日はひと味違った三嶺山頂。
歩いて来た道を、しみじみと見下ろします。長かったわ・・・まだこれからも長いけど・・・。

 イワキンバイ やっと山頂・・・後は下るのみ 

この後はもう下るのみ。
コメツツジも可愛らしく咲いていて、コメツツジ越しの眺めを楽しみます。

しかし池を後に下山し始めてすぐにまた腿が攣りました〜痛い痛い、動けません・・。
またしても3度目の”芍薬・甘草”を・・・。

 コメツツジの向こうに定番の眺め

水も飲み尽くし、メンバーから分けてもらいました・・・。
沢山持って来た積もりでしたが、行程の長い時にはもっと必要でした。反省です。

 マユミの古木 カニコウモリ群生 

3月に残雪で要注意だったマユミの古木周辺を過ぎ、カノコウモリの群生を過ぎ、下草の無い斜面を下り・・・やっとダケモミの丘まで下りて来ました。
駐車場への新道への分岐には標識がありますが、つい足が左手の広い道へと行ってしまいそうで要注意です。

 ダケモミの丘付近 標識があっても間違い易い分岐 

 ウメガサソウ

今日はここで、俯いてひっそりと咲いているウメガサソウに出会いました。一輪だけ。
本日一番の心に残る花でした。

そしてやっと名頃駐車場に下山。ヨレヨレです。
シロがまた出迎えてくれました。

 下山間近 対面に塔ノ丸 登山口に・・・ヨレヨレで下山 

帰路も疲労困憊でグッタリ・・・頭も何だかおかしい。
自販機のある所で停まってもらい、冷たいジュースと水を購入、やっと人心地着きました。

朝5時半に出発した南国市某所に帰って来たのは19時過ぎ、長い一日でした。
この日はほんとに疲れ果て、夕食も摂らずに寝てしまいました。
(メンバーの中には翌日また山という人も!!)

山が好きではありますが、自分は体力も無く、また努力もせず、こんな事ではダメやと反省した山行でもありました。
コンパスワークも、次回あの谷を先頭を行けと言われて、果たして間違わずに行けるかというと・・・さぁどうでしょう・・・?
自信がありません。
というよりあんな苦しいルート、もう再び歩く事は無いかも・・・。
(今回大いに参考にさせていただいたむらくもさん始めお仲間の皆さんのレポ、ありがとうございました)