2012年09月22日
石立山(1,707.7m)
別府渓谷登山口 竜頭谷 見晴らし岩場 西峰 石立山山頂 避難小屋跡 鞍部 日和田登山口
(7:35) (8:30) (9:55) (11:45) (12:07〜12:40) (13:10) (14:05) (15:10)

今回は久しぶりの石立山に参加させてもらいます。
九月の石立は初めて。
どんな花と出会えるのか楽しみです、
・・・でも大丈夫かなぁ、皆の足を引っ張らぬようにしなければ・・・。
天気予報は曇りですが、駐車場に着いた時にはポツンと雨が・・・!
イヤだなぁ・・・雨の石立は怖いです。
不安になりますが、すぐに雨は止みました。良かったです。
何とか下山までは持ってもらわないと・・・。
本日の駐車場には県外NOの車が一台のみ。ご夫婦がひと足先に出発されました。

いつもの赤い橋より出発。先頭はリーダー、今回石立が初めての二名がその後を行き、私は四番目を歩かせてもらいます。
ジグザグジグザグ・・・相変わらずのしんどい登り、暑くて早くも汗びっしょり。

赤い吊り橋を渡ればすぐに急登 まずはここでひと息 尾根に出る

前日の北山で汗まみれになったザックは洗い、今日は普段使わないザックで来ました。
カメラも違うものを。
ザックの脇ポケットに入ると判断したのですが、出し入れがすんなり行かず、結局トレッキングパンツの左ポケットに入れて歩く事になりました。(ちょっと歩きにくい・・・チョイスが間違いました。本日の反省。)

それでも程なく尾根に出ました。やれやれ。

しかしすぐにまた急登 竜頭谷に 

やがて水の音が聞こえるようになり、竜頭谷へと下りて行きます。
結構水量が多いです。
掴みどころの無い大きな岩に、ちょっと難儀しましたが全員無事渡渉。

これからが本番の登りです。

慎重に渡渉 落石に注意しながら登る

岩場の這い登り、実はこれが好きな人って多いですよね。
どんどん高度が上がるのが楽しい。
『息を整えて〜〜』要所要所でリーダーが声をかけてくれます。

登って登って・・  出発場所が眼下に

『休憩しますか?』と聞いてくれれば『はい!』とすかさず返事。
休みながら、水分を摂りながら忍忍で登って行きます。

僅かに色付く  恐竜出現!?

そしていつもの岩場に。登りがひと区切り着く所です。
北方面には三嶺が姿を見せています。

三嶺遠望 見上げる空 秋です

見上げればまだまだ続く登り。
空に広がる雲は、もうすっかり秋です。
朝の雨はどこへやら、いつの間にか青空になっていて、うれしい限りです。

しかし・・・これからが正念場、気の抜けないやせ尾根の登りが待っています。
ビャクシンの古木のあるやせ尾根、私にはここが一番怖い所です。
ビャクシンの右側も、左側も、どちらも切れ落ちていて要注意。今回は左側を行きました。

これから登る岩尾根

危険な場所は終わったものの、まだまだ続く岩尾根を行っている時に前から『このピンクの花は何?』の声が。
急いで近寄って見ましたら、初めてお目にかかるミヤマモジズリでした。
まぁ・・・!こんなに小さな花だったのね〜〜他にもいくつか見られたようですが、もう終盤でした。
しかも今回持参のカメラは、マクロが上手く使いこなせない・・・やはりピンボケでした(涙)。
(見苦しくてすみません)

この後緑色の糞があり、どうやらクマのもののようでした!

 ミヤマモジズリ ウスノキ(?)

苦しい登りを励ましてくれるように、花も現われてくれます。
シオガマギクが何とも愛らしかったです。

 シオガマギク 小さい小さい花 キヌタソウ

ダラダラ登りをやっと登っている時に、登山道に大きな岩が現れ、そこにはこれまで見た事の無い花がいくつか咲いていました。
これ幸い、と休憩かたがたシャッターを押します。
ダイモンジソウ?ジンジソウ?似てるけど違います。先日どこかの掲示板で見た記憶があります。
という花はセンダイソウでしたが、悲しい事にこれもピンボケでした〜〜。

 タカクマヒキオコシ センダイソウ蕾

小さいながらもしっかり花を付けてるアオベンケイも初めて会う花。
しんどい登りの中で、本日一番のうれしいひとときでした。

この後唯一ホッとするなだらかな歩きの尾根に出ますが、それも束の間。
再び登り、しかしもう残り少ないです。

 アオベンケイ アケボノソウ 

イシダテクサタチバナの咲く場所までやって来ました。
星型の花からは想像がつかない、細長い唐辛子のような形の種が出来ています。

 クサタチバナの尾根 しんどい登りも終盤です

カメラを入れている左腿が攣って来ました。
急いでポケットから出します。
それに今日は腰が痛い・・・普段はこんな事ないのに。
振り返れば、後ろの人も立ち止まって俯き、息を整えています。
”しんどいのは自分だけじゃないんだ”と、ちょっと安心・・・。

 この木に出会ったら後もう少し! ツキヨタケ

象さんの横顔のような特長ある木が出て来たら、西峰まではもう後僅かです。
いつもながら頂上が近付くと、元気が出て来ます。(カラ元気?)

 西峰に到着 ほんのり紅葉

西峰では二人の男性がいて、ここでもう三泊、シカ除けのネット張りをされてるという事でした。
今日は山を下りられるとか。ご苦労さまです。

 山頂へと

そのまま山頂へと向かいますが、ますます荒廃した無残な眺めが広がります。
南斜面のほんのり紅葉した木々にホッとしますが、足元は・・・荒れています。

 捨身ヶ嶽 荒涼たる風景

山頂では、先行のご夫婦が休憩されていました。福山から来られたそうです。

私たちもここでゆっくりし、日和田へと下りて行きます。
空には雲が広がって来ましたが、心配した雨は大丈夫のようです。

 山頂からの眺め 別府渓谷への下山路は通行禁止に

別府渓谷へと下りる道も、一度歩いてみたいですが、今は通せんぼされています。
左に折れ、避難小屋跡を通り、急降下が続きます。
そしてここからも気の抜けない岩場の下り、要注意です。

 岩場に可憐なシオガマギク

鞍部までやっと下りて来ましたが、ここもジグザグの急斜面。
道脇には、アケボノソウとマツカゼソウの大群生がありました。

 緑のクマさん?  テンニンソウ

 アケボノソウ  崩壊した登山道

土砂崩れの跡もあり、登山道が寸断されてる箇所も。
急斜面で掴んだミツマタが、根っこごと抜けそうになりヒヤッとしました・・。

谷も土砂災害の跡で荒れています。
何とか渡渉しましたが、なかなかにサバイバルな下山でした。

一軒家(廃屋)が見えて来ると、まもなく下山終了です。

 クサアジサイ(?)  ツチゴボウ ベニバナボロギク 

有り難い事に、下山口すぐの場所に車を置いてくれていたので、大急ぎで靴を履き替えザックも下ろして、着替えのみ手元に。
スッキリ軽くなった身で、下の四足トンネルまで歩きます。
見下ろすと、いつも車を置いていた国道沿いの場所も、崩壊しています。
トンネル北側の斜面や他の斜面にも崩壊の跡があります。
かなりの雨が降ったのですね・・・。

無事下山 国道沿いの崩壊箇所

帰路に向かう頃、雨が落ちて来ました。
山では雨に遭わなくてほんと良かったです。

石立山は、私には相変わらずのキツい山でした。
楽しかったけど疲れました〜〜。やはりそう再々は来れないです。
帰宅すればもうヘロヘロで、早々から眠りに就いたのでありました。

リーダーさんどうもお世話さまでした。
皆さんお疲れさまでした!!