2013年5月02日
マトネ(937.5m)
アオネバ登山口 アオネバ十字路 マトネ 石花越分岐 カレー清水 追分 平城畑 石花登山口 バス
8:45 10:35 12:07 12:25 13:20 13:45 14:50 15:20 16:50

佐渡二日目。
雨よ降らないで・・・の願い空しく朝からザァザァと雨が降っています。
カッパを着込んでカサを差しての出発となりました。
今日は8時間歩行の予定です。何だか気が滅入ります〜〜。
ガイドさんも気の毒そうな様子で『雨でもシラネアオイは、開いてるのを見られると思います。』
って言ってくれてますが。

アオネバというのは、粘土質の青みがかった石の事だそうです。道中に見られました。
登山道は渓谷沿いの道で、渓谷に流れ込む谷を何度も渡渉したり滑りそうな急な箇所もあるので、早々にカサ差しは止めました。

雨の出発  アオネバ渓谷

シラネアオイもいっぱいありましたが、どれも開いてはいません・・・。あ〜あ。
カメラも今日は小型のものにしましたが、歩きながらはなかなか写せないです。

福寿草  うなだれたシラネアオイ

やがて雨はみぞれに変わり、足元には昨夜から積もったと思われる新雪が出て来ました。

みぞれの中渡渉しながらの登り  寒そうなカタクリ

登るに連れ、みぞれから雪に。
寒峰の時と同じパターンや・・・。

初めての佐渡、残雪の中での花いっぱいの明るい道を楽しく歩くのを想像していたのでしたが、まさかこんな雪山になるとはねぇ・・・。

雪山となる  分岐尾根に出る

本日のピークマトネ(耳慣れない名称が多いですが、アイヌ語から来てるそうです)山頂手前の樹林帯にて、お弁当タイムになりましたが、本日も立ったまま。
宿で作ってもらったお弁当も食べる気になれず、スープを流し込みました。
着ていたベストも湿って来て寒いので、またフリースのジャケットを着込みます。
冬用のこのジャケット、今回持って来て本当に良かったです。

昼食後間もなくマトネ山頂に着きますが、強風&雪で皆追われるように素通り。
かろうじて私たちは証拠写真(?)を撮りました。
本来ならここで笑顔の集合写真となったのでしょうにね〜〜。

強風の山頂 樹氷 

山頂付近はなだらかで、天気が良ければ眺めも素晴らしいのでしょうね。
今日は眺めどころでは無く、早々に下山です。
(昨日と同じや・・・)

追われるように下山  冬山です

『フラワートレッキングじゃなくて、スノートレッキングやね!』なんて言いながら脇目も振らずに・・・。
とにかく、じっと佇むなんて到底無理な、山頂付近でありました!

樹氷の中を進み  石花越分岐より右手へと下る

分岐からの下り途中に”カレー清水”という谷があり、カレーとは加齢の事だとか。
要するに不老長寿の水らしい。しっかり汲んで帰りましたよ。

下る道々またカタクリが止めども無く現れますが、雪に埋もれかわいそうです。

一面カタクリですが・・・ しっかり顔を閉じています そりゃぁそうよね〜〜 

倒木が道を塞いでる場面も何度かあり、ガイドさんが鋸で切断してくれたりしながら歩き、やっと地面に雪も無くなりました。雨も止んだようです。

平城畑という牧場のような所で、今日初めての集合写真を撮りました。
足元には一面のアマナ。一面に咲いてる所を撮りたかったです。

 水たまりにサンショウウオの卵  平城畑 足元には一面にアマナ

この後やっと石花(いしげ)登山口に無事下山となりましたが・・・
ここから延々と舗装道歩きが約1時間半と聞いています〜〜。

 道脇には途切れる事の無いニリンソウ やっと平地 しかしこの先も長い歩き 

道脇にはニリンソウに山桜に椿と、花は楽しませてくれたのですが、とにかく長かった!
田植え前の水を張った田んぼ越しに、日本海が見えています。
雨はもうすっかり上がりました。

オドリコソウがいっぱい

日本海の波が打ち寄せる海岸沿いに、バスが待っていてくれました。
あ〜〜疲れた!よく歩きました。
海と反対側に、下って来た方面の山が見えています。
自分たちが歩いた山は、ここからは見えないとの事でしたが。

『5月のこの時季にこんなに雪が降る事は、10年に一度あるかないかです。これに懲りず、また佐渡に来て下さいね。』とガイドさん。
昨日の栗ヶ沢登山口への道は、今日は雪で通行止めになっているそうです。
(この日は全国的に寒く、四国山地でも霧氷の花が咲いたようでした)

機会があればもう一度来たいものです。お天気のいい日にね!

ついにバス待つ終点に!  日本海  下りて来た山の方面 

そして佐渡を離れる翌日。
山にはガスがかかっているものの、スッキリと青空です。
まぁこればっかりは仕方ないですね・・・。
ホテルの前で記念撮影をし、トキの被りものをした従業員さんたちに見送られて、佐渡を後にしました。

両津港より  フェリーより

ちょっと恨めしいような気分の青空です

新潟からは北陸自動車道を走行。
来る時は車中泊でしたが、帰りは車窓から美しい山々が遠望出来ます。

車窓より米山  遠くに連なる雪山

しかし遠いですね〜〜佐渡は。
ホテルを8時に出て高知市に戻り着いたのは、日付も変わった深夜1時半ごろでした。
初めての”花の山佐渡”は、そんなこんなで思い出の”雪山”となりましたが、まぁ新雪の中のカタクリも滅多に見られるものではないしね!
それはそれで、楽しい山旅となりました。