2014年05月02日
雨ヶ森(1,390m)
岩柄登山口 岩屋 雨ヶ森山頂 岩屋 滝見物 岩柄登山口
8:30 10:25 11:10〜11:50 12:20 14:00〜14:30 14:45

雨の日に行った雨ヶ森。(2007年
例会でしたが、たった3人の参加で、雨の中ほととぎすの鳴き声を聞きながら、”ほととぎす”の歌(♪小暗き夜半を 一人行けば 雲よりしばし 月は洩れて・・)を歌いながら歩いた道、岩屋までで引き返したのでしたが、いつまでも心に残る山行でした。

いつかは山頂までと思いつつ、なかなかその機会が無いままだったのですが、今回やっと実現となりました。
今回は個人山行なのですが、参加者は何と13名と大人数です。
登山口のある岩柄出身で、今でも月の何分の一かは岩柄で過ごされているメンバーのAさんが案内してくれます。

7年前は終始雨の中でしたが、本日は上天気!
民家の横を通り、登山道へと入ります。

岩柄登山口より出発  石垣のある植林帯を登り

登山道途中に、滝の方へ行く道が2箇所程あります。
『帰りには滝に寄ります』との事。
植林帯をひと登りした後、ちょっと緊張するザレ場歩きがあります。

植林帯を抜け  斜面を巻いて

ひと息ついて谷に出た所で、前の方から歓声が上がっています。
??近付くと、うすいピンクの妖精のような花が見えます。
まぁ〜〜!!きれいなイチリンソウでした。
何てやさしい色!
順番待ちで皆さん写真タイムです。
(悲しい事に殆どピンボケでした・・・)

 うす紅色のイチリンソウ

『ヤマシャクも咲いてるよ〜』と上の方で声がします。
今年初めて見るヤマシャク、まだぼんぼりのように顔を閉じています。
空を見上げれば、眩しい若葉。
活き活きして、ほんとに見てるだけでも清々しいですね!

 お初のヤマシャク  見上げれば若葉のグラデーション

それからも、何度も谷を渡り遡り・・・『ここで谷から離れます』との先頭を行くAさんの声。
ほどなく岩屋に到着しました。
ここまでは以前来てるし、あの時みたいな雨ではないしで、割合早く来れたように思います。
ちょっとばかり感慨深いです・・・。
(それに今より7歳も若かったのね〜)

渡渉しながら登る   岩屋

さて、ここから先は未知の道。
いやぁ〜すぐに急登です。
ゼイゼイハァハァ・・・念願だった雨ヶ森なのですが、相変わらず口ばかりで体力が付いて行かない。

でもついに尾根に出ました。
そして迎えてくれたアケボノ!
嬉しい瞬間です。

尾根のアケボノ 

次々に現れる咲き誇ったアケボノに歓声を上げながら、写真を撮りながら登って行きますが・・・
下るのが心配なほどの急勾配のやせ尾根。
途中岩場もあって(ほんの一箇所ですが)、ここにトレッキングポールは置いて行く事にします。

一歩一歩踏みしめるように歩き、やっと山頂が近付いて来ました。
『おーい、着いたよ〜』って前を行く人の声が聞こえます。
駆け出したい所ですが、今日は(今日も)その元気はありません〜。

満開です   あともう少し!

そしてついに到着。
視界良好の山頂です。
360度良く見えます!

山頂です 中央奥(南)黒森山   西に中津明神山

南に黒森山、西に中津明神山その手前に先日登った猿越山、北には手箱〜筒上に石鎚・・・。

見飽きぬ眺めを楽しみながら、ゆっくりお弁当タイムを過ごしました。
虫もいますが、まだそう気になる程ではありません。
昼寝でもしたいような気分・気温です。

中央に猿越山  北に手箱山・筒上山 奥に石鎚山 

が、そういう訳にも行かずそろそろ下山開始です。
登った苦労がウソのように下山は速い・・・しかし勾配が急なのでへっぴり腰です。

ミツバツツジに見送られて下山   やせ尾根を慎重に下る

やせ尾根のアケボノとも、この辺でお別れ。

 アケボノさんありがとう!

今年はほんと当たり年ですね〜。
青空をバックに気持ち良く咲くアケボノを、たっぷり眺められました。
やっぱり、苦労して登った後に出会う花は格別です!

アケボノ越しの北の山々  岩場通過

岩屋までの下山は速いものでした。
この後も足元に注意しながら下って行きます。

足元注意(写とんこ氏)   ロープの設置されたザレ場(写とんこ氏)

小さくて見つけにくいナベワリソウは、同行の流れ星さんに教えてもらいました。
ヤマシャクも太陽を浴びて、お顔を開いていましたよ。

地味な花ナベワリソウ   ヤマシャクも帰りには開花

滝にも寄り道。
足山(たりやま)の滝を案内してもらいます。
まずは滝上部から俯瞰・・・怖くて覗きこめません〜。
その後下から見上げます。
この周辺は切り開かれ、滝全景が眺め易く整備してくれています。ベンチ等も設置されています。
ここでしばし時を過ごしました。
お水も汲んで帰りましたよ。

滝を上部から俯瞰(写カツオ氏)   下から

再び植林の中を歩きます。
”こんなに登っていたがやね〜”って、下りる時はいつも思いますが、まぁ無事に岩柄に下山。
駐車場所近くの、地下水が湧き出ている所を教えてもらって、皆さん顔を洗ったり水を飲んだりしました。

雲の上の集落岩柄に無事下山 

雨の日に登った雨ヶ森、今日は晴天に恵まれ山頂まで行く事が出来ました。
アケボノは勿論ですが、私はあのはかなげなイチリンソウの愛らしさが忘れられません。
自分の体力では、そう度々行けるような山では無いのですが、あのイチリンソウにはまた会いたい。
頑張って来年も来たいものです。

案内して下さったAさん、ありがとうございました。
皆さんお疲れさまでした。