2014年05月09日
椿山(1,584.7m)
椿山登山口 展望岩 椿山山頂 展望岩 椿山登山口
8:30 9:30 10:30〜11:25 12:10 13:00

今日は初めての山、椿山へ。
今では高知県の山からも外され、手元にある1994年発行の本には”明確な登山道は無くヤブばかり。登り一辺倒の山”と書いてあります。
でも20年前ですからね・・・ネット検索してみますと、あの猿越山の登山口のような大規模林道が今では通っているようです。(行き止まりですが)
登山道もしっかりあるみたい。
ただ頂上手前の笹薮がすごいらしい・・・。
とは言っても、割と短時間(2時間くらい)で登れるようです。

期待と不安半々で池川までやって来ました。
雨ヶ森の時に通った岩柄への橋は渡らずに、そのまま進みます。
”伝説の郷”椿山の集落まで上がって来ました。
殆どが廃屋、静寂そのものの集落です。サイレントワールドという言葉が浮かびます。

更に上がって行くと見事な滝がありました。二升ヶ淵の滝です。
その後未舗装の道になりますが、程なく大規模林道に出ました。
登山口もすぐにありました。
ワーイ!イタドリもいっぱいあります〜。

二升ヶ淵の滝  大規模林道はたまたスカイライン・・・?

あそこにもここにも生えてる食べごろのイタドリは、下山後のお楽しみとして、さぁ出発!

いきなりの急登にちょっとドキドキ・・・今日は先頭を歩きます。
少し登った所で小さな岩、ここで左へと道は進みますがちょっとひと休み。
見晴らしは木の枝が邪魔をして、スッキリとは見えませんでした。

すぐに急登の登山口  小さな岩場から南方面

登りばかりというので、塩飴を1個口に入れて歩きます。
途中少しばかりの笹薮あり。

 山桜の若葉

笹薮が終わり口の中の飴も無くなった頃、大きな岩が現れました。
これがほぼ中間点にある展望岩やね・・・。
そこは右を上がる、って書いちょった』とわかめさん。
しっかり予習されて来ています!(むらくもさんのレポを見たとの事)
ここで小休止、雨ヶ森が目の前に見えています。

多分ここから山頂までは約1時間。短いのはうれしいけど、ササヤブが心配・・・。
でもこの岩から後の道はとてもステキでした。

 ほぼ中間点にある展望岩場  魅力的な尾根道となる

岩あり、ブナあり、花あり、展望あり・・・心躍るような尾根道です。
グランマー啓子さんもかつてここを歩かれていますが、残念な事にガスで展望が無かったようです。
是非また訪ねて来て下さいね。

この辺の笹はまだ丈も短く快適に歩けます。

新緑とブナ   山頂が見えて来ました

シャクナゲももうすぐ開花しそう。
ミツバツツジも鮮やかです。

間もなく開花です   ミツバツツジも鮮やか

右手前方には椿山山頂が見えて来ました。
周囲にはアケボノも沢山咲いています。

招いている山頂 

さぁ・・・!
ついに直下の笹薮にやって来ました。
ここで先頭をAさんに代わってもらいます。
身の丈ほどの笹、ストックは途中の木の枝に引っかけて置いて行く事にし、両手で笹をかき分け前かがみで進みます。
『お〜イヤ!お〜うっとうしい!』愚痴を言いながらやっと登って行きました。

いよいよササヤブに突入!   うっとうしいよ〜

そして抜け出た後の展望!
うれしい瞬間ですね〜。
真っ盛りのアケボノが迎えてくれました。

やっと抜け出た後の眺め 

もうひと登りして到着、他には誰もいない椿山山頂。
小じんまりした山頂からは、北に石鎚がよく見えています。
(展望が良いように切り開かれています)

こじんまりした山頂   北に石鎚山系

南に雨ヶ森。
筒上・手箱を近くから見たいと東の方に行ってみましたが、道がハッキリしなくて引き返しました。

 
 南に雨ヶ森  東方面

北斜面では風が音を立てて唸っていますが、この山頂は風も当たらず居心地がいいです。
のんびりとしばらく過ごしました。

北のすぐ目の前に、笹原の感じの良い山があります。
地図で見ても山名は書かれていません。
『ここから見たらなだらかだけど、どうせ同じような笹薮で』ってメンバーは言いますが、見ていると歩きたい!って思います。

短時間で登れ、こんなに展望の良い椿山、どうして”高知県の山”から外されたのでしょうね?
もっと沢山の人に登って欲しいものです。

西方面  ここは満開

下山は笹薮もあっという間に通過、登るのとは大違いで速いものです。

尾根から見上げる山頂西はアケボノがいっぱい咲いていますが、道はどうなんでしょうね?
今日は確かめられなかったですが。

どこまでも続く山並み   尾根より山頂西の彩り(ズームで)

下ってる時に、往きには気が付かなかったヒカゲツツジを見つけました。
登山道脇にあるのに、登りでは気が付かなかった・・・まだほんの咲き始めでした。

ヒカゲ咲き始め   ミツバもとっても鮮やか

ミツバとアケボノ越しの筒上・手箱を垣間見て下って行きます。
この方角から見る事はあんまり無いものね、何だか新鮮な気分。

尾根より筒上〜手箱 

展望岩まではほんとに速かった。
この後は山の恵みをいただいたりしながら下ったので、行動時間はあまり参考にはなりません。

下りは速い速い  展望岩を下る 

下山後は着替えもそこそこにイタドリを採りました!
採る時のポキッというあの音!いいですね〜〜。
山も楽しめて、山菜も楽しめて、幸せな事です。

椿山の集落 

帰路椿山の集落で車を停めて、周辺を見てみました。
殆どが廃屋・・・住む人のいなくなった家の周りには、木や草が生い茂っています。
狭い石段を歩いていると、遠い昔にタイムスリップしたような気がしました。
晴天の下余計に寂しさを感じますが、洗濯物を干してる家もあります。
(犬を抱いたご婦人にも会いました)
(この4/27に椿山を歩かれた人のブログによると、住人は2世帯2人だとか・・・)

山も良し、道中も良し、今日も心に残る山行でした。
狭い道を運転してくれたRさんありがとうございました。
コシアブラご飯、香ばしくて美味しかったです。

コシアブラご飯