2014年08月03日
北岳縦走@(北岳3,193m)
広河原山荘 二俣 小太郎尾根分岐 肩ノ小屋 北岳 北岳山荘
5:30 7:40 9:25 10:35 11:20 12:55

北岳へ行きませんか?』  『行きたいです。お願いします。』
カナダ行きで知り合ったM恵さんと、市内の農産物直販所でバッタリ出会った時の会話です。
昨年の12月の事でした。
その後M恵さんとはいくつかの山に同行させてもらいましたが、彼女は滅法健脚です。

北岳は前々から行きたいと思っていた憧れの山・・・でも自分には無理なのでは?不安ばかり。
それでも着実に日は過ぎて、とうとう当日がやって来ました。
参加メンバーは3人という少人数。
M恵さんと、もう一人はsengaku先生(三角点に登ろうの管理人さん)です。
お二人のお荷物にならぬようにしなくては・・・
とにかくそれだけを念頭に、参加させてもらいました。

出発当日の早朝は、自転車にて集合場所まで行ったのですが、パトカーにずっと付いて来られましたよ〜。
(こんな善良な初老のオバサンが、何をするというのでしょうねぇ・・・)

AM3:50高知市内発。徳島道走行中は土砂降りでしたが、本州に入ると徐々に曇り空に。
下山予定の鳥倉林道登山口に駐車して、タクシーにて南アルプス林道バス乗り場へと移動します。
北沢峠に着いた頃には雨になりました。

 
バスの車窓より鋸岳  北沢峠

それでもバス内は登山客でいっぱいです。

今夜の宿広河原山荘は夕食も豪華、斜め向かいのお兄さんはお茶碗大盛り5杯という、見ていて気持ちのいい食べっぷりでした。
お隣のご夫婦は、今朝は2時半からヘッドランプで行動開始、千丈ヶ岳を周回して来たとか・・・びっくりです。

明日の天気予報は”晴れ時々曇り、降水確率10%”との事。
青空を期待して眠りに就いたのでした。

吊り橋を渡って山荘へ
 外は小雨

8/3(日)5時半に宿を出発します。
歩き始めからもうお花がいっぱい。
青空も見えてうれしい気分ですが・・・。

 大樺沢沿いの道を行く 雪渓で遊んでる若者たち 

何だかガスがどんどん下りて来ています。
初めての南アルプス、何もかもが初めてで、ワクワクします。
二俣からは、右股コースを進みます。

 ガスが下りて来ています〜  WCも設置された二俣でひと休み

振り返れば鳳凰三山方面が 

長い登り、高度も上がり息も上がります。
カツオ氏が三鈷峰を歩きながら言っていた『1500mと3000mの違い』を身をもって実感です〜。
休憩が待ち遠しい。
忍・忍で登って行きましたよ。

先頭を行くM恵さんが、私の足に合わせてゆっくり登ってくれるのが有難いです。

 これが北岳バットレス  再び休憩

小太郎尾根に出れば、肩ノ小屋までは後もう少し。
でも残念な事に、折角尾根に出たのに何にも見えません〜。
今日はここまでで水分をかなり飲みました。とにかく暑かったし、苦しい登りでした。
一番おいしかったのがお湯。
ひと息ついて飲むお湯は最高でした。500ml全部飲みました。

肩ノ小屋は何やら工事中、外のベンチで小休憩します。
風も出て来て寒いのでパーカーを羽織り、雨が来ない内にと再び出発。

小太郎尾根   肩ノ小屋到着

そして日本第二の標高の北岳登頂です!
でも何にも見えません〜人の姿が多くてザワザワ・・・あまり感動も無いまま過ぎてしまいました。

北岳山頂ですが・・・何にも見えないよ〜  賑わう山頂を後に 

下って行く道もガスで真っ白。
高度感も無く淡々と下りますが、お花はいっぱい!
大好きなハクサンイチゲにシナノキンバイやミヤマオダマキ・イワベンケイ・コイワカガミetc・・・

 
 お花畑 でもガスでぼんやり・・・

もしやどこかにキタダケソウの咲き残りが・・・?
なんて内心期待していたのですが、もう8月ですものね〜見つけられませんでした。
諦めて先へと進み、やがて本日のお宿北岳山荘に到着しました。
まだ午後に入ったばかりですが、結構混み合っています。
今夜は布団1枚に2人だとか・・・。
しかも私たちの部屋は、私とM恵さんの他は男性ばかり。
まぁこれもあんまり無い経験でいいわね、という事で・・・。

 どんどん下って  本日のお宿北岳山荘

夕食までにはまだ時間があるので、山荘周辺を花を見ながら散策します。
まだまだ登山者の姿が北岳方面から、間ノ岳方面から、続々と現れています。
相変わらずガスの中、展望は全く無し。
その内雨が降って来たので、お宿に戻りました。

夕食後はもう寝るだけ。
横になってると『富士山が見えてる!』との声。
慌てて起き上がって大急ぎで窓から写します。
でも雲の流れは速く、ほんとに一瞬。すぐに隠れてしまいます。
諦めてまた横になってると『見えた!!』の声。また急いで起き上がりカメラを構えます。
・・・という動作を、何度繰り返したかなぁ・・・とうとう見えなくなってしまいました。日も暮れてしまったし。

”明日の降水確率は10%、晴れ時々曇りです”って、昨日と同じ予報。
富士山も垣間見えた事だし、明日のお天気は期待出来そうかな?
何たって明日は今回のメインの歩き、北岳山荘から塩見小屋までの長い行程です。
雨・風・ガスでは悲し過ぎる・・・どうぞ晴れてよね、軟弱な私に味方してね、
と願いながら眠りに就いたのでした。
【布団1枚に2人というのは、若干緩和されました。良かったです。)

 束の間見えた富士山

今日の花

お天気はちょっと残念でしたが、お花にはいっぱい出会えました。
登り始めにはホタルブクロ・ガンピ・クサボタン等・・・。
しんどい登りをいろんな花が励ましてくれました。
花の名前は、間違っているのもあるかもです。(ご容赦下さい)

 
 グンナイフウロ 白のグンナイフウロ 
   
カワラナデシコ   
   
 チシマギキョウ イワウメの咲いた後と? 
   
テガタチドリ  マンテマ 
   
 アカバナヒョウタンボク ミヤマクワガタ
   
 ミヤマキンバイ イワベンケイ 
   
シコタンソウ  ミヤマハナシノブ 
   
ミヤマオダマキ  タカネヤハズハハコ 
   
キバナノコマノツメ  ハクサンシャクナゲ 
   
タカネツメクサ  ミヤマコゴメグサ 
   
 ギンロバイ チョウノスケソウの綿毛 
   
色の薄いチシマギキョウ  ミヤマトウヒレン 
   
ウラジロナナカマド  ハクサンイチゲ 
   
コイワカガミ  ミネズオウ 
   
 ハクサンフウロ オヤマノエンドウ
   
ミヤマダイコンソウ   ウサギギク
   
 ヨツバシオガマ ミネウスユキソウ