2015年01月12日
石鎚山(1,982m)
成就社 前社小屋 夜明峠 二ノ鎖避難小屋 弥山 二ノ鎖避難小屋 前社小屋 成就社
9:07 10:20 10:50 11:20 12:07〜12:30 13:00 13:30 14:28

一昨日の寒風の帰りに決まった石鎚行き。
私には念願だった”冬の石鎚”です。
年明けに、グランマー啓子さんたちが皆さんで楽しく登られています。しかも最高のお天気で!
巻道階段の状況も画像を見た所では、今だったらもしかして私でも行けそう・・・?みたいな感じで、何とかこれ以上厳しくならない内に行きたいものだと思っていました。
3連休最終日だったら、トレースもしっかり付いてるであろうと、今日に決定したのでしたが。

朝6時前、高知市内は星空でしたが・・・大豊辺りからはみぞれ〜雪となりました・・・。
愛媛に入ると路面に水たまりが出来ています。朝方までかなりの雨が降ったようでした。

ロープウェイ経由で一気に高度を上げ、駅からは早々とアイゼンを着け、ピッケル片手に出発です。
雪が降っています〜。
静まり返った成就社、一軒だけ営業していたお店の女性が出て来て、登山届を受け取ってくれました。
『どこまで行かれますか?』
『弥山までですが、まぁ無理せず行ける所まで・・』
『気を付けて下さいね』
と見送られて、さぁいよいよ登山開始です。

ひっそりした成就社  雪降る中の出発

まだ二度目のこの道、一旦下るのが勿体ないなぁ・・・。
とりあえず前社小屋までを目安に歩いて行きます。

 暗い空・・  遥拝の鳥居

おためしの鎖のある所まで、何とかやって来ました。
氷点下ですが、ここまででもう汗びっしょり・・・。雪道に汗がポタポタ落ちます。
この先巻道の下りになっていますが、先行の単独の男性がそろそろと慎重に下っているのが見えます。
急な下りで曲がっているし、左側は切れ落ちています・・ロープは張ってくれていますが。
先頭のSさんは、難なくあっという間に通過。私はそうは行きません。
腰を落としてこわごわ下降していると、『立たないかん、腰を落としたらそのまま落ちてしまう』ってSさんの声。
何とか立ち上がって通過しましたが、怖かった!

そして前社小屋までやって来ました。やれやれひと休みです。
Mさんのコーヒー&チョコで元気が出ました。
身体は全然寒くないですが太腿が寒かった私は、ここでアイゼンを外してカッパのズボンを穿きました。
冬の石鎚というのに、最初から穿くべきだったと反省です。

 おためしの鎖取り付き付近 この先の下りが難所 前社小屋への急登 

この後夜明峠目指して登って行きます。

後方おためしの鎖   モンスター

周りにはモンスターがいっぱい!
でも無彩色の世界でちょっと残念です。
辿り着いた夜明峠もねーー何にも見えないです〜。

 黙々とひたすら歩く(写Mさん)
夜明峠 

土小屋からの道と合流する場所までやって来ました。
ここでメンバーの知り合いのお二人に遭遇。
彼等は何と昨夜ここでテント泊だったそうです!これから下山される所でした。
この厳冬期の石鎚で・・傍には避難小屋もあるのにテント泊!
私には想像もつかないです・・・。

ここを頑張れば   二ノ鎖元の鳥居

さぁ!!あとひと頑張りです。ここまで来たらやっぱり弥山まで行きたいですものね。
鉄階段は手すりが見えている位の積雪、階段が見えてる所もありました。
でもそれ以外は、どこを通ってるのかよく分かりません。
雪の急斜面を、身体をクルクル回転させながら下山している人もいました。軽業師みたいや・・・。

巻道の階段を上る(写Sさん)   どの辺を歩いてるのか分かりません・・

やっと弥山に着いた時は感激でしたね〜。
でもね・・・何にも見えない。とりあえずは記念写真、そして避難小屋で食べ物を補給しました。
風が無いので寒さは感じませんが、待っていても天狗岳はお顔を見せてくれそうにもないので、後はもう下りるのみです。

 弥山到着  髪にはツララ

下山時には、まだまだ登って来られてる人たちと何度かすれ違いました。
行き違いで立ち止まったり、後ろの人に先に行ってもらったりしながら、慎重に下りて行きます。
この時にやま&きぬさんとすれ違ったようだと、後で分かりました。

 天狗岳はこの向こう・・ まだまだ登って来る人たち 

階段の様子を写したいと思いながらも、その余裕はありませんでした。
急な下りは苦手なのですが、やっぱり下りは速い。
避難小屋まで戻って来ましたが、もうそのまま下って行きます。
(この時中に寄っていれば、多分やまさんたちとお話出来たのにね・・)

 斜面を慎重に登るパーティー  鳥居まで下山

相変わらず無彩色の冷凍庫の中を歩きます。
汗・鼻水・それにヨダレまで・・・グチャグチャです〜。出てる髪も凍って白髪になっています。
(まぁ、もともと白髪です。誤魔化してるけんどね)
やれやれ前社小屋まで下りて来ました。
この後の怖かった場所は、今度は登りなので大丈夫でした。

 氷のブナの森  前社小屋まで戻る

途中一瞬だけちょっと視界が開けました。
本日一番の展望です〜。
これでお天気も回復に向かうかな、と思いましたが、再び雪の中に。

 少しだけ明るくなる

足も疲れて来ましたが、”あと○○km”の標識に励まされて、最後の登りをヒーヒー登って、ついに成就まで無事戻って来ました。
バンザーイ!お疲れさまでした。
昨年2月にも登ってる他のメンバーは、『今回は歩き易かった』という事です。
雪の量はそうですね。でも気の抜けない箇所もいっぱい。
それでも何とか計画通りに行けて良かった、お蔭さまです。

 成就社へ無事下山  長〜い霜柱

雪は依然降り続き、ロープウェイ乗り場を離れてからもしばらくは舞っていました。
西条の街が近付く頃には、瀬戸内海方面には青空・・・。
『高知はずっと晴れちょったがやろうねぇ』なんて言いながら、帰路に着いた一行でした。
今日も長距離運転のSさんありがとうございます。
皆さんお疲れさまでした。

翌日はどこまでも青空が広がる快晴!
”あ〜〜今日と代わって欲しかったなぁ”と、恨めしく空を眺めた事でした。