2016年04月09日
 サガリハゲ山1,740m)
落合峠登山口 落合峠山三角点 サガリハゲ分岐 矢筈南峰 下禿北山三角点 サガリハゲ山
8:30 8:55 9:50 10:25 10:55 11:25〜11:50
下禿南山三角点 サガリハゲ山 林道下山
12:00 12:10 13:45

阿波矢筈山への登山道にあるサガリハゲ分岐、笹に覆われていて道らしきものは見えません。
サガリハゲ山行きの計画が出た時、自分にはとても行けそうにないと尻込みしたのですが・・・。
『大丈夫、行けるよ』と励まされ、期待半分不安半分で臨んだ当日となりました。
ロープもある急な下りに、ヤブもかなりのものらしい・・・今日は破れても汚れても大丈夫の出で立ちです。

 京柱峠より高知県側の雲海 シモクレンが鮮やか 

今日は久しぶりに京柱峠経由で行き、雲海やヤマドリさんに出会えました。
しかしクネクネ道は長かった〜〜。山里に咲き誇るいろんなお花は、とてもきれいでした。

そして落合峠に到着。
平日ではありますが、先客の車も2台停まっています。
三嶺〜天狗塚・・・の雄大な眺めが広がる落合峠、目の前にはこれから向かうサガリハゲ山の尾根。
『ピストンの予定やけんど、状況によりそのまま林道に下りる事も考えちゅう』とリーダー。

 落合峠に到着  峠から望むサガリハゲ山(右のピーク)

出発後間もなく、なだらかな稜線上に落合山三角点。
この後はモミ林の中の歩きとなります。

まずは落合山三角点   モミ林のヌタ場 

皮を食べられて痛々しい姿になった木が、あちこちに見られます。

 シカ害の跡が生々しい木  ロープのある急登

ロープのある急登を何とか登り、やがてサガリハゲ分岐に到着。
さぁ! いよいよヤブに突入です。
・・・と思いきや、そうでもなく道は不明瞭ですが、笹は短いです。

 サガリハゲ分岐 道は不明瞭 

ザレ場を通過し大岩の横を這い上った先には、険しかった今までがウソのような笹原に出ました。
矢筈北峰というピークに到着です。
ここで小休止、コーヒータイムをしていると、いきなり単独の若者が登場!
しかも自分たちが来た道ではなく、上から下りて来たようです。
まぁ・・・こんなマイナーなルートで出会うなんて・・・『どこまで行くのですか?』と尋ねると『石堂山』との事。
えーーっ!!
これからサガリハゲまで下って、また登り返して矢筈〜石堂!?すごすぎる〜〜。
ところが話をしている内に、彼はサガリハゲを目指しているのではないと分かりました。
私たちの姿が見えたので、分岐でよく確認せず、つられてこちらへと来てしまったみたい。
地図を出して現在地はここですと知らせて、彼は引き返して行きました。
『あんた地図は持っちゅうが?』とリーダー。分県ガイド(ヤマケイ)の本をザックに入れてるそうでしたが。
お話もせぬままだったら、どうなっていたやらです・・・。

 大岩を巻く いきなり開けた場所に出る(矢筈北峰) 

ひと休みの後、次なるピーク矢筈南峰へ。
この後急降下が始まります〜。

 矢筈南峰  ピークからの眺め(進行方向)

ロープ箇所が2箇所あると、事前に見た某ブログにはありましたが、1つめは分岐を入ってすぐのザレ場にあったようです。(今はもう無い)
そしてここが2つめ。すごい傾斜です。
ロープを下り切った次のザレ場のトラバースも怖かった・・・。
ザレ場から笹尾根に代わっても、まだまだ続く急降下。
ここを登り返すの〜?しんどいなぁ・・・。

 急降下が始まる まだまだ下る・・・  

途中シカの角を拾得しました。
やっとこさ下り着いた所に下禿北山の三角点。

 こんな拾得物  下り着いたコルに下禿北山三角点

この後少し登ると、なだらかな笹原となりました。
シカ害の影響で、覚悟していたヤブはありません。
背の低い、枯れた笹が広がっているばかり。
むき出しの木肌、中にはクマの爪痕?と思われるのも。
糞もあり中には毛が混じっています。(クマの糞のようでした)

 ここにもヌタ場  クマの爪痕(!?)

苔むした庭園のような場所までやって来ました。
残雪もあります。
ここを登れば目的地のサガリハゲ山

 雰囲気が一変  まだ残雪があります サガリハゲ山到着 

こじんまりしたサガリハゲ山山頂からは、北に出発場所の落合峠や烏帽子山が望めます。
うれしい眺めです。
自分には縁がないと思っていた、サガリハゲ山に来る事が出来ました。

 山頂より落合峠・烏帽子山

南側には枯れ木の上に、これも枯れてドライフラワーになったツルアジサイが何かのオブジェみたいにあります。

 その反対側の眺め

お弁当の後、ザックは置いてこの先の三角点まで行ってみます。
またまた下降。
少しばかり行ったピークに三角点がありました。
ここには山名が無いようで、リーダーが下禿南山と命名。

 ザックは置いてもう少し先へ 下禿南山三角点 

サガリハゲ山へと再び引き返す時、遠くに何か気配を感じました。
あっカモシカさんだ!!目が合いました。(と思っただけ?)
カメラを用意してる間に崖へと下りて行ってしまったですが・・・。

 あっカモシカさんだ!  逃げて行きます

サガリハゲ山まで戻り、さて・・・下山方法を検討します。
これほど下降して来ての登り返し・・・大変や、と誰しもが思ったかどうか分かりませんが?
地図で下りて行くルートを確認し、このまま林道向けて下りる事に決定しました。

 画面奥より下ります

とは言え、道はありません。
ザレ場ガレ場を下った後、慎重にトラバース。

 
 ザレた斜面  慎重にトラバース

樹林帯になってからも急降下が続きます。
所々あるテープも目安にしながら、道なき道を下ります。
こんな所の歩き、自分だけでは絶対無理。
心強いリーダー&メンバーがいてこそです。

 ザレ場より落合峠方面を  樹林帯を下る

そして無事林道に下山。
お蔭でずい分と早い下山となりました。
ここから落合峠まで林道歩きとなるのですが・・・何とメンバー1名が代表して、車まで歩いて行ってくれました。
感謝です。

 林道が見えて来ました  無事下山

待っている間、コーヒータイムもしフキノトウを採ったり、フサザクラを眺めたりで過ごしました。
carchuさんお世話をおかけしました。ありがとうございました。

危険個所もあり、弱い膝が悲鳴を上げるような急な下りもありましたが、今日のサガリハゲ山山行もとても楽しかった!
尾根から眺めた落合峠も感動的でした。
計画してくれたリーダーさんありがとうございます。
皆さんお疲れさまでした。

 フサザクラ

リーダーは後日、下山した林道地点からサガリハゲ山へと登り返し、下禿山経由での周回をされたそうです。
青色が当日のログ、赤色が後日リーダーが歩いたログで、こちらの赤色が正しいルートだという事です。
(サガリハゲ山〜林道間)
踏み跡もあったそうです。
参考にされる時は、赤色のルートを辿るようにして下さい。

 本日のログ(sengaku氏GPS)