2016年07月22日
 鳳凰三山@薬師岳2,780m 
夜叉神の森登山口 夜叉神峠 杖立峠 苺平 南御室小屋 稜線 薬師岳小屋 薬師岳
6:45 7:50 9:25 11:20 11:55〜12:35 13:35 14:00 14:35

7/21(木)6時に高知を出発。
車2台、男性4人女性6人の計10人で、一路南アルプス鳳凰三山へと向かいます。
高知ICから白根ICへ。
下山後に宿泊するペンション北地蔵の横を通り、辿り着いたのは今夜のお宿夜叉神の森
入浴・夕食の後は、早々から眠りに就いたのでしたが・・・。

翌朝目覚めると雨!
音を立てて雨が降っています〜。結構本降り。
雨具を着ての、ちょっと悲しい出発となりました。
雨具なんて、ずい分着てなかったなぁ・・・どれくらいぶりなんだろう?

登山道は、バイクだったら問題なく走れそうな位、広くて整備された道。
雨具越しに首筋に当たる雨が煩わしくて、少し風邪気味でもあった私はカサ差しで歩く事にしました。

夜叉神の森より雨の中の出発 広くて歩き易い道 

1時間ほど登った所で、夜叉神峠に到着。小屋もあります。
白根三山の眺望が素晴らしい峠らしいですが、今日は何も見えない・・・。

 夜叉神小屋夜叉神峠 

ひと休みの後、再び雨の中を出発。
徐々に高度を上げて行き、杖立峠に到着。
先客は、東京からという年配の女性4人組。
小雨の中、私はここでまずはコーヒータイム。

その後火事場跡という場所では、下山されて来た全身赤!のお二人と交流。

杖立峠 火事場跡にて下山されてる人と交流 

花はあまり目に付きません。
ゴゼンタチバナやマイズルソウの葉は沢山ありますが。
湿気たっぷりの登山道には、キノコがいろいろあって楽しませてくれます。

 おとぎの国のキノコ ラッパキノコ 

石がゴロゴロした斜面では、もうすぐ咲きそうなオヤマリンドウがあちこちに見られました。
雨に濡れた苔もきれいです。

 オヤマリンドウ  苔(?)

苺平までやって来ました。
お腹も空いて来ましたが、後もう少しで南御室小屋だとの事なので、お昼はそこで摂る事にします。

 苺平
この後は一旦下る 

この後は、下りの道だからラクチンです。
この辺りからやっとゴゼンタチバナの花も出て来ました。
辻山への道もありますが、横目で見ただけで通過。

 ゴゼンタチバナ
辻山分岐 

下り着いた広い場所に建つ、南御室小屋に到着しました。
ベンチも置かれ、美味しい湧き水もあり、休憩には絶好の場所です。
しかし、お宿で用意してもらったお弁当(小さめのおにぎり3個で¥650)は塩辛すぎる〜。
1/2個をやっと食べたけど、もう無理。
前日に養老SAで、柿の葉寿司を買ってて良かった。(3個¥390)

南御室小屋の湧き水は、冷たくて最高に美味しかったです!

 南御室小屋

小屋の周辺にはお花畑。
大好きなヤマオダマキも咲いていました。
そして雨も上がったようです。

小屋から後は急登が続きます。
ツヤツヤしたコイワカガミの葉が沢山!花の頃はさぞかしだったでしょうね。

 テガタチドリ キバナヤマオダマキ 

忍・忍で登る事約1時間、ついに樹林帯を抜けました。
花崗岩の砂地と巨岩の稜線に出て、まず目に飛び込んで来たのは・・・

『かわいい!!』思わず叫んでしまいましたよ。
花の少なかった本日の登山道でしたが、ここで嬉しいピンク色の花。
タカネビランジが岩場に可憐に咲いています。
稜線のあちこちの岩陰や砂地に、花束を置いたように咲いています。

 タカネビランジ 稜線に出る 

実は今回の山行、恥ずかしながら”連れて行ってもらう”モードで、ろくに下調べをしていません。
白紙状態・未知の道を歩く・・・なんて言ったら聞こえはいい(?)ですが、単なる怠慢。(反省!)
”タカネビランジが咲く”って、本とかにも書いてるのにね。
予備知識が無かった分、とても感動的でした〜!

 ミヤマコゴメグサ  花束のよう

2年前、雨&風&ガスで地面ばかり見て歩いた北岳〜塩見岳縦走
その中で途中に出会ったタカネビランジは、”幻の花”みたいな印象で、とても心に残っています。
今日、ここでこんなに沢山のタカネビランジに会えるなんてね。
嬉しい限りです。

 淡い色 濃い色 

楽しく稜線を歩く内に、薬師岳小屋に到着。
『ここに今夜泊まるがよね?』なんて思わず言ってしまいましたが・・・。
薬師岳小屋は、この9月に建て替えとなるのだとか。

 一心に撮影 今夜のお宿 薬師岳小屋 

まだ時間も早いので、着替え等済ませ一段落した後、薬師岳まで行ってみます。

 お庭もガスに包まれる 大きめのゴゼンタチバナ 

周囲は相変わらずガスの中。
岩に登ってみたり、タカネビランジを撮影したりと、何も見えない周辺をひとしきり歩いて小屋に戻ります。
小屋のご主人は『来週の木曜日まで晴れの予報はありません』と言っていたけど・・・。

 風雪に耐えるダケカンバ  薬師岳山頂

明日行くオベリスク(地蔵岳)は、やはり青空の下白く輝く砂の上にそそり立つ姿を見たい。
ご来光も、出来れば見たい。
どうぞ晴れてよね・・・と願いながら、今夜は18時半にはもう布団に入ったのでありました。
(でも、なかなか眠れない・・・)
就寝時は少し寒くて、毛布は下に敷き、コンパクトダウンを着て寝ました。

 岩陰にビランジ かわいらしく咲いています