2016年08月08日
 南八ヶ岳@ 阿弥陀岳2,805m)〜中岳2,700m)〜赤岳2,899m) 
美濃戸登山口 行者小屋 中岳のコル 阿弥陀岳 中岳のコル 中岳 赤岳 赤岳展望荘
6:40 9:20〜9:45 10:40〜10:50 11:20〜11:30 12:00〜12:30 12:50 14:10〜14:25 15:10

今回は初めての南八ヶ岳へ。
8/7(日)高知を6時に出て、休憩を取りながら高知IC〜諏訪ICと移動、15時半には登山口にある今夜のお宿美濃戸山荘に到着しました。
日曜日午後とあって、下山して来る人たちでごった返しています。
バス停のある美濃戸口から山荘までの、狭い未舗装の道では車の行き違いに苦労しました。

美濃戸山荘 今夜は貸し切り ミヤマモジズリ 

山荘すぐ目の前が登山口。
夕暮れになっても、まだまだ途切れる事無く、下山者の姿が見られました。
林道には、ミヤマモジズリやヤマオダマキが咲いていて、楽しいミニ散策。(ヘビさんまで出て来ました〜)

そして今夜は宿泊者は私たちだけ。
美味しい手作りのお料理に舌鼓を打ち(冬瓜の煮物・山葡萄の若葉の天ぷら・セロリの浅漬け等々・・・)、広いお部屋でゆったり眠る事が出来ました。
明日は頑張って歩かなくては・・・!

 美濃戸登山口 明日はここからヤマオダマキ 

明けて8/08
美味しい朝食をいただき、さぁ!出発です。
登山口の左手林道は北沢コース、下山はこちらになりますが、まずは正面の南沢コースから。

登山道には、希少植物のホテイランの保護ロープが張られている箇所がありました。
今回はもう花の時季は終わっていましたが、ピンク色の儚げで可憐な花のようです。
機会あれば、是非とも見たいものです。

苦節何十年?の木  今日も青空!

歩き始めて約2時間、広々した河原に出て来ました。
行く手には壁のように、峩々たる山容がそそり立っています〜。
わぁ〜、八ヶ岳ってあんなに険しげな岩山なんやね・・・あそこを歩くのや〜!
今回はそれなりに下調べもして来ましたが(?)、やはり地図で見るのと実際に眺めるのとでは大違い。
想像を超える山容に、圧倒されます。

そしてまずは行者小屋に到着。
小屋の横には谷川もあり、キャンプには持って来いの場所。

 南沢に出る 行者小屋到着 

行者小屋でひと休みの後は、阿弥陀岳目指して登って行きます。

 ミヤマトリカブト  ミヤマオトギリ

結構急な登りですが、お花が現れて来て嬉しい。

 オオヤマサギソウ(?)
 ロープのあるザレ場

そしてひとまず中岳のコルに到着。
南側の展望も開け、休憩に最適の峠です。
ここにザックやストックをデポして、水分&カメラは忘れずに持って阿弥陀岳へ向かいます。
見上げると・・・『あんな所を登るの〜!?』かなりの急傾斜の斜面・・・。

 中岳のコルに到着

でも、かわいいお花が次々に出て来て、励ましてくれます!
大好きなトウヤクリンドウも咲いていましたよ。

 ヤマハハコ ミニお花畑 

 ミヤママンネングサ(?) トウヤクリンドウ 

辿り着いた阿弥陀岳山頂は、360度の大展望。登って来た甲斐があるというものです。
そして本日一番目のピーク。
皆さんそれぞれにシャッターを押しています。
ちょっと興奮気味の、楽しいひと時を過ごしました。

 高度感たっぷりの登り  阿弥陀岳山頂

下りは慎重に・・・!
お花も気になりますが、まずは足元をしっかり見て。

 ウメバチソウ イブキジャコウソウ 

でも皆さん楽しそう。
背中も軽いですからね。

 下りは慎重に・・ 要注意の岩場 

私はと言うと・・・危険個所も通過した最後の下り辺りでアレ〜!
ズルズルっと足を滑らせ尻餅をついてしまいました。アイタタ・・・
『危ない所は通過したけど、こんな何でもない所で転ぶものやね』と上からの声。
石も何も無い所で良かったけど、油断大敵です。

 対面にこれから登る中岳 私は後ろ向きで下りた梯子 

中岳のコルまで下りて、お弁当タイム。
今回はもう山小屋でのお弁当はパスして、パンや柿の葉寿司を持って来ました。(柿の葉寿司はお勧めです)
この後は急登が待っているので、摂取はほどほどに・・・。
まぁ、そんなに食べられないし。とりあえずコーヒーは飲みます。

そして再び出発。
一歩一歩登って行き、中岳山頂に到着。
が、ここは通過点。そのまま下ります。(折角登ったのにね)

 中岳山頂

あっ!!コマクサが咲いてる!!
急なガレ場の下りに咲く可憐な花。可憐ですがたくましいですよね。
この後次々に現れて、急登のしんどい登りを元気付けてくれました。

 コマクサ第一号発見! 一心に撮影するメンバー(後方中岳・阿弥陀岳) 

さて・・・赤岳も近付いて来て、クライマックスの岩場となりました。
高度はどんどん上がるし、お花も沢山。

 オヤマリンドウ チシマギキョウ 

 タカネツメクサ ミヤマダイモンジソウ 

 タカネニガナ(?) チシマギキョウ   ミネウスユキソウ

重い身体を持ち上げ、お花を楽しみながら登って行きます。

 赤岳直下の登り お花畑に励まされて(ミヤマコゴメグサ他) 

ついに出ました。
小さな神社もある赤岳山頂。後方には富士山も見えています。
2,899mからの大展望は、言うに及ばぬ絶景!
やっぱりピークからの眺めは、格別のものがあります。

思えばついこの間、鳳凰三山から眺めた雲海に浮かぶお城のように見えた八ヶ岳。
今日はそこを歩いてるなんて、嬉しい幸せな事です。お天気も良くて。

 赤岳山頂

赤岳頂上山荘のあるピークの方に移動してひと休み。
ここのWCは、山荘より15m下にあり一人で行くのには、ちょっと心細かったです。

 赤岳頂上の神社 赤岳頂上山荘 

さてさて、目指す赤岳展望荘はこの下。

 ミヤマダイコンソウと赤岳

またまた急勾配を下って行きます。
歩いて来た道、明日歩く道、よく見えています〜感動!

 これから下る道 歩いて来た道(阿弥陀岳・中岳) 

ミヤマダイコンソウはもう終盤ですが、まだ所々に花が残っています。
最盛期にはどんなにか素晴らしかったでしょうね〜。
大好きなツクモグサにも、今回は会えずちょっと残念。(欲張ってもいけません)

 そそり立つ岩

コマクサは、まだまだきれいに咲いています。
厳しい条件の中で健気に咲く高山植物には、ほんとに力付けられます。

 ガレ場に咲くコマクサ

今夜のお宿赤岳展望荘に到着。
こんな高い場所ですが、何とお風呂があります!
五右衛門風呂(結構深い!)で有難く疲れを癒やす事が出来ました。

そしてビュッフェ形式の夕食時に、何と私たち11人には赤ワイン2本のサービス!
これには訳がありまして・・・実は会計担当のメンバーが、部屋で支出等の確認をしていて計算が合わない・・・
どうも宿泊手続き時に計算間違いがあったみたいです。
小屋のスタッフに再確認した所、11人分を9人分で計算していたとの事。
正直者のご褒美?というか、当然の事をしたまでですが、スタッフの方は喜んでくれて、そのお礼のワインでした。(ワインは赤岳展望荘の名物)
というエピソードがあって、より美味しい(豪華な!)夕食でありました。

 今夜のお宿 赤岳展望荘 快適な3人部屋 コンセントもあります 

お部屋にはコンセントもあり快適です。宿泊客も適度な人数で、ごった返す事も無い。
しかし外は、ものすごい音を立てて風が唸っています〜。
疲れているのに、なかなか寝付けられない夜となりました。

明日は小屋からのご来光が楽しみ!

 赤岳展望荘からの落日 夜景は茅野市(?)