2016年08月09日
  南八ヶ岳A 三叉峰(2,805m)〜横岳2,829m)〜硫黄岳2,760m  
赤岳展望荘 三叉峰 横岳 硫黄岳山荘 硫黄岳 赤岩ノ頭 赤岳鉱泉 美濃戸登山口
6:00 7:10 7:35 8:20〜8:45 9:10〜9:20 9:30 10:55〜11:35 13:20

4時起床。外は相変わらずの強風のようです。
ご来光も、ガスや雲に隠れてハッキリとは見えませんでした。
寒さは感じません。
風除けに薄手のパーカーを羽織って赤岳展望荘を後にします。

僅かなご来光  強風の赤岳展望荘前

山荘から見えてはいましたが、横岳への登りはなかなかに厳しい岩場。
しかも強風が唸って臨場感を煽ります〜。細身の小柄な人は吹き飛ばされそう・・・!

 ピークにクマモンホシガラスさん 

岩場をひと登りした最初のピークには、クマモンを被ったお地蔵様。
岩場には沢山のお花が咲いていて、元気をもらいながらヨイショ・ヨイショ・・・登って行きます。

ウサギギク  ミヤマダイモンジソウ

 タカネナデシコ  

 トウヤクリンドウ  ゴゼンタチバナ

ここが横岳?と思ったピークはまだそうではなく、若い3人グループと一緒になりました。(女性1名男性2名)
女性はゆきちゃんというらしい。この後前後して、抜きつ抜かれつで歩いて行きます。
いいなぁ・・・楽しそう。若いっていう、それだけで清々しい。
我が身の老いを感じますが、オバサンたちも頑張ります!

 登って登って・・・
 先行のゆきちゃんグループ

強風の中ですが、朝方のガスはすっかり晴れて今日も上天気!
杣添(そまぞえ)尾根分岐のある、三叉峰(さんじゃほう)までやって来ました。
ここまで地蔵ノ頭・二十三夜峰・日ノ岳・鉾岳・石尊峰とあったようですが、それは後で知った次第。
岩場の梯子を登ったり下ったり・・・次々現れるピークにまだかまだかと思うばかりで、歩くのに一生懸命でした。

 あのピークが山頂?
三叉峰(さんじゃほう) 右手は杣添(そまぞえ)尾根 

そしてやっと目の前に横岳山頂が見えて来ました。

 今度こそ山頂やね! なかなか到着しません 

山頂は岩だらけ。
遠くに、昨年登った金峰山五丈岩が見えています。
あれが○○、あそこが○○・・・フムフムと頷くばかり。山座同定は難しいです。
北アルプスの槍ヶ岳なら分かるけど・・・こちらは雲の中でした。
ゆきちゃんグループとシャッターを押し合って、登頂の喜びを分かち合った(?)横岳山頂でした。

 またまた岩場を登り  ついに横岳山頂

横岳からの下りもなかなかのもの。

 足元注意!

ほぼ垂直の梯子があったり、高度感でゾクゾクするようなやせ尾根もありました。

 横岳を下山

やっとなだらかな場所まで下りて来たら、コマクサの群生が出迎えてくれました。
白もあります。

 白のコマクサ 一面のコマクサ 

 大同心 奥は阿弥陀岳 左後方は小同心

斜面一面のコマクサに歓声が上がります。(よく分からない画像ですみません)
そして左下にはそそり立つトンガリ山。大同心というらしい。
道がハッキリ見えてるから登れるんやね〜。登ってみたいな。

歩く内に硫黄岳山荘に到着。
ここのWCは文句なし(文句を言うのはもっての外ですが)の清潔&快適さ。
近年どこの山小屋でも、WCが格段に改良されて行っていますが、ここは床張りで全く臭いも無く、何とウォッシュレットという快適さでした。
贅沢を言ってもいけないですが、こんなWCは有難いですね〜。

 コマクサの中をトラバース 硫黄岳山荘に到着 

さぁ、いよいよ最後のピーク硫黄岳へと。
険しかった横岳とは対照的に、なだらかな山容。(山名からのイメージでは逆みたいですが)
強風に煽られながら登り着くと、広い広い山頂。
北側には一転、荒々しいちょっと恐れをなすような風景が広がっています。爆裂火口壁というらしい。

 なだらかな山容の硫黄岳 山頂北には迫力ある爆裂火口壁 

甲斐駒ヶ岳・仙丈ヶ岳、北岳・・・展望は抜群です。
歩いて来た尾根をしみじみ眺め、頑張ってくれた足にも感謝。

お父さんと2人連れの小学生の男の子が『狭い〜〜!!』って、避難小屋をのぞき込んでいます。
悪天候や体調不良の時、命を守ってくれる避難小屋は有難いですね。
その避難小屋を、右手に見ながら下山開始。

 広々した山頂を下山 右は避難小屋 歩いて来た尾根 

白っぽく開けた場所は赤岩ノ頭(あかいわのかしら)というのかな。
この先は、ジグザグの樹林帯を延々と下って行きます。

 下山開始 赤岩ノ頭 

単調で長い樹林帯・・・膝も痛いです。ガンバレガンバレ・・・。
転んで足を捻挫したという、単独の女性も歩いていました。『大丈夫です』って言ってたけど・・・。

 コバノイチヤクソウ(?) ウスタケ 

下り始めて約1時間半、やっと赤岳鉱泉まで下りて来ました。
雪の中明かりが灯っているこの小屋を、TVで観た記憶があります。BSフジの”絶景探訪”だったかな?
(ナレーターはちょっと苦手でしたが、中身の濃い番組でした。放映されなくなって残念です・・・)
ここでゆっくりお弁当タイム。とは言っても、そんなにお腹に入りません。
メンバーには、小屋名物のアイスクリームだけがお昼だった人も!

 赤岳鉱泉まで下山 左手のベンチ&テーブルにてゆっくり休憩 

赤岳鉱泉からは北沢を下って行きます。
傾斜も緩く、谷沿いの歩き易い道。トレイルランの女性もいました。
歩荷の人たちとも行き合いました。荷重は40kgほどとか・・・!!
帰りには、WC使用済みのペーパーの入った大袋を背負っています。ほんとにご苦労様です。

 サワオトギリ(?) 金色のキノコ 

堰堤広場からは林道歩き。
ショートカットもしながら、無事美濃戸登山口まで戻って来ました。
皆さん満足の笑顔!

 川べりにミヤマトリカブト 元気に無事下山 

美濃戸山荘の、¥500のスイカで生き返って(大げさ!)しばし寛ぎます。
宿のおかみさんからは『獲れすぎたからもらって下さい』と、箱いっぱいの胡瓜が差し出されました!
11人のメンバー、3〜4本ずつ有難くいただきました。(歯ごたえよく瑞々しいお味でした)
捻挫したという女性も下山されて来ていて(彼女はかなりの健脚のようです)、旅は道連れ、座席に余裕があったのでバス停のある美濃戸口まで車に乗ってもらいました。
林道走行中、歩いてるゆきちゃんグループに手を振ります。(ごめんね、車からで)

今回も、山での嬉しい出会いがいろいろありました。

 瑞々しいスイカで生き返る(美濃戸山荘にて) 諏訪湖まで移動 

今夜のお宿は、諏訪湖畔にある民宿。
一泊二食付きで¥6500という有難い宿泊料。
飲み物等持ち込みOK、ゴミも回収して下さり、湖畔で毎晩15分間花火が上がってる事も教えてくれました。
美味しい食事の後、涼しい風に吹かれて皆で花火見物。
楽しい山旅の最後を、花火でしめくくりました。

 花火を楽しむ

こうして今回も山旅は無事終了。
(帰路もナビに惑わされる事無く、2台前後して走行しました)
入念な計画&段取りをしてくださったカツオさんには、ほんとに感謝です。
運転の男性陣も、ほんとにお疲れさまでした。
一緒に歩いてくれたメンバーに感謝。
あの強風の中も、皆と一緒だったから心丈夫でした。ありがとう!!
そしてお若い3人のメンバー、お蔭でいつもにも増して楽しく明るい山旅となりました。
また行きましょうね。