2016年10月25日
玉山(3952m)へ@

10/24  いよいよ玉山登山の日がやって来ました。
朝7時に高知市内を出て、一路高松空港へと向かいます。メンバーは5名。

玉山登山は、昨年のキナバル山登山の時に話が出ていて、今回もその時のメンバーのM恵さんが計画&段取りをしてくれました。何もかも彼女にお任せで、有難くも申し訳ない事です。
席も窓際を確保してくれていて、お蔭さまで上空からの絶景を楽しむ事が出来ました。
そして今回も、英会話に堪能なK子さんも一緒。
心強い事この上なしです。

瀬戸大橋 阿蘇山 

機内食をいただき、空の旅を楽しんで、飛行機は順調に台北に到着。
空港では日本語も話せるガイドの施(シ)さんが、出迎えてくれました。
ここから車で移動、運転してくれるのはさん、目的地の阿里山方面までは5時間ほどかかるそうです。
『あななたたち運がいいです。明日もその次も、お天気いい、晴れです。』って嬉しいお知らせ。

 台北に到着 胡蝶蘭の出迎え 

現地の人の服装は夏。今回迷ったけど、半袖は持って来なかった・・・暑いです。
途中SAで休憩、その後の夕食はレストランにて。
阿里山のバスターミナルに着いたのは20時ごろ。(上高地バスターミナルといった所です)
標高も上がり(石鎚山より高い)さすがにここは肌寒く、ダウンを着込んだ人も見られます。

専用車にて今夜のお宿阿里山閣大飯店へ。(ガイドさん・運転手さんも一緒)
明日の行動食にと買い込んだブッセの袋が気圧で膨張してパンパン・・・見かねて(?)つい袋を開け、ついでにパクパク食べてしまった私・・・こんな夜に!

 沿線NO1の規模のSA 夕食(茶色が多い・・) 

10/25
朝食では好物の焼きビーフンがあり美味しかった!(だから肥ります)
登山準備をしてバスターミナルまで戻り、再び呉さんの運転で玉山登山口を目指します。(走行1時間ほど)

 阿里山閣大飯店 車はここまで  いざ出発! 

駐車場にて山岳ガイドのタニさんと合流。ここからは彼の案内です。
200mほどアスファルトの道を上がり(この歩きが何ともしんどかった〜)ビジターセンターで手続き。
他にもいくつかのグループが準備中です。
BSで見たガイドさんはゴム長靴で歩かれていましたが、今日も長靴を履いてる人が何人か目に付きます。

ここからシャトルバスにて、塔塔加(タタカ)登山口まで送ってもらいます。(歩いている人もいます)
バスで10分少々、南玉山・玉山主峰の二つの登山口のある峠に到着。

 ビジターセンター 登山口の峠 こちらは南玉山登山口 

 塔塔加登山口

さぁいよいよ出発。
タニさんを先頭に、私は2番目を歩かせてもらいます。
何か日本的なタニさんという名は、この近くに住む山岳民族の人たちの名だとか。
そこに暮らす人全員が”タニさん”というらしいです。

今回は、BSで放映されたグレートネイチャーで美麗島台湾、というのを観ていたので、少しは予備知識があります。
歩き始めてすぐにお花が現れました。
あっ、これがニイタカシャジンやね。
この後も、日本でも見慣れたお花がいくつか咲いていました。

ニイタカシャジン  ニイタカコゴメグサ
 ウスユキソウ(の仲間やね・・) ニイタカオトギリ 

整備された緩やかな登りの道が続きます。
右手には絶景の山並み。台湾には、3000mを越える山が200ほどもあるのだそうですね。

 右手眼下に広がる絶景

1時間ばかり歩いた所でひと休み。孟禄亭という休憩舎があります。
もうろく亭かと思ったら、モンロー亭と読むようです。
2838mの断崖にあり、温帯林と寒帯林の境目で、かつてモンローという経済協力中国分署の財務顧問であった人が、玉山登山中にこの断崖から転落され、彼を記念するためにここをモンロー断崖と名付けたのだそうです。 屋根のある、立派な休憩舎です。

 孟禄亭にて 高山病の注意書き  整備された道

登山道には良く肥ったワラビもあれば、ススキも・・・下の画像黄色の花とピンクの花は、登山道沿いにずっと咲いていました。

   ミゾソバに似た花
 
 竜胆(リンドウ) メイゲツソウ 

段々山が深くなって来て、山容も変わって来ました。

 荒々しい山容が見えて来る 木道も多いです(雨の日は要注意) 

お花もまだまだ出て来ます。
リンドウは漢字のままの読みで、竜胆(リュウタン)というようです。
タニさんとの会話は基本英語、日本語は片言のみ。
ダイジョウブか?とかガンバッテ・キュウケイ・イコウカ・あと○○キロ、とか言ってくれます。

 ヤマハハコの仲間  白の竜胆
 
 マンネングサの仲間(?) これはモチツツジの仲間(?) 

次の白木林休憩亭は小高い展望の良い所にありますが、人が多かったので私たちは手前にてお弁当休憩。
タニさんが竹筒(?)を取り出して、石に叩きつけ割っています。
中から出て来たのは五目おこわ?奥さんの手作りだという事です。元気の出る、美味しいお味でした。

 手作りの五目おこわ風  鳥さん

標高が3000mを越えても、まだまだ大木があります。
白木林というのは、山火事によって残された白木の林だという事です。
登山口から約5kmのこの辺からは、玉山山頂が望めるようですが、残念な事に周囲にはガスが立ち込めて来て展望が無くなってしまいました。

タイワンツガからニイタカトドマツに変わった登山道を行きます。

 白木林 ニイタカトドマツの大木 

目の前に大きな壁が現れました。
大峭壁というこの斜面は、かつては海底だったのだそうです!
プレート同士の衝突で、こんなに立ち上がったらしい。
自然のなせる力は想像を絶しますね〜。

 大峭壁 かつては海底だった場所

石立山のビャクシンを連想するような木もありました。樹齢1000年だとか・・・。
シャクナゲの木もよく見かけました。

 樹齢千年の木  クマの爪痕

さぁ、やっと今夜のお宿拝雲山荘が見えて来ました。
WCは水洗、なかなか立派な建物です。
・・・が、2階の今夜の寝床のある部屋は照明は無く、もうヘッドランプが必要。外は明るいのですが・・・。

 登りもあともう少し!  拝雲山荘に到着

ヘッドランプの光で着替えや明日の準備をし、早めの夕食を済ませた頃にはガスも晴れて来ました。

 標高3402m  ガスが晴れてスッキリ

雲海に沈む夕日を眺めます。
明日もお天気良さそう!
今日の拝雲山荘までは緩やかな登りだったけど、明日はキツそう・・・頑張らなくては。

今夜はシュラフ(貸し出し)での睡眠。
雑魚寝状態で眠れそうにないけど、とにかく横になって休まなくてはね。

一度外に出た時見上げた空、満天の星☆!
オリオン座がひときわ目に付きます。空を埋め尽くす☆・☆・☆・・・!
我が家からでは見る事の出来ない、感動の星空でした。

 拝雲山荘からの落日

塔塔加登山口 孟禄亭 白木林涼亭 大峭壁 拝雲山荘
9:40 10:40 12:30〜12:55 13:55 15:00