2016年10月26日
玉山(3952m)へA

10/26 午前2時前に起床。(殆ど眠れなかったです)
準備をして軽い食事を済ませ(こんな時間ですが)、3時ごろ山荘を出発します。
外は、思った程寒くはありません。
何より風が無いのが有難い。
急登を覚悟していましたが、道はつづら折りになっていて歩き易いです。
何度もジグザグジグザグ…を繰り返し、黙々と登って行きます。
こんなに標高も上がったのに、まだまだ周囲には大木があります。
3700mあたりから背の低いニイタカビャクシンが出て来て、その後はもうガラガラの岩の道。
BS放映で『ここを登るんですか〜!!』って言ってた場所まで登って来たようです。
でも暗くて周囲は見えないし、手摺りやクサリも設置されているから安心です。
岩は粘板岩で崩れやすく、小石がザラザラあり、これに足を取られないように注意して登ります。
途中の岩陰にトレッキングポールはデポ、息も上がりタニさんに『スローリー スローリー』とお願いしますが、あんまりゆっくりでもなかったみたい。
いつの間にか私たちが先頭になっていました。
下にはライトが点々と続いています。
手足の短い私には、ちょっと緊張の場所もありましたが、その後すぐに『ここがピークです』とタニさんの声。
あらっ!!もう着いたのね、やった〜〜。
私たちが一番乗りみたい。

岩場を登る(タニさん撮影) 星空と三日月(写りが悪くすみません・・) 

verry cold!!と言われていた山頂ですが、それほどの寒さではありません。風も無くて有難い。
でもやはりじっとしていると寒くなり、雨具の上着を着込みます。
持って来たお湯でコーンスープを作り、皆でひと口ずつ飲みますが、あんまり熱くなかった・・・。
タニさんの仲間のガイドさんが、熱々のコーヒーを作ってくれてこれは嬉しかったです!
日の出を待つ間、身体が温まりました。

 玉山主峰山頂 日の出を待つ人々 

6:00 いよいよお待ちかねの太陽が、お顔を出してくれました。
玉山からのご来光。
登って来た甲斐がありました。良かったです!

 ご来光

東峰が染まっています。
BSでは、この東峰からの赤く染まった玉山主峰を写していました。
もう少し気温が低ければ、岩肌に着いた霜がキラキラ輝いて、言いようも無く美しいのだそうです。
(ガイドさん曰く東峰への道は、崩れ易く危険だとの事)

朝日を浴びながら、山頂からの眺めを堪能したメンバー一同です。

 光を浴びる東峰

山頂で1時間近く過ごしましたが、そろそろ下山とします。
阿里山山脈の上に、玉山の大きな影が映っています〜。
この時間でないと見られない眺め!

 小鳥さんにも朝の光 影玉山 

 陽の当たる阿里山山脈

瓦礫の道を注意しながら下って行きます。
暗くてよく分からなかったけど、『こんな所を登って来たがやね〜〜』って・・・。

まだまだ登って来てる人たちがいます。
もう少し早かったら、日の出に間に合ったのにね。

 下山開始 瓦礫の斜面 

下りて行く眼前には、地殻変動でうねった地層がハッキリと見えています。
崩れ易い斜面。
雨の日などは、滑落事故も多いようです。

北峰への分岐  地層のうねり

昨日の登山道でもアザミをよく見かけましたが、これは漢方薬としてよく利用されてると聞きました。
(解熱・止血等)

暗い中、水の流れる音だけ大きく聞こえていた場所には、滝が流れていました。

そしてタニさんが『これは水晶』と教えてくれた大きな岩、ヘッドランプに照らされてキラキラ輝いてとってもきれいだったので下山時にも期待していたのでしたが・・・明るくなって見たのは”一体どこがあんなにキラキラしていたの?”みたいな、ただの岩にしか見えませんでした・・・。あれ〜?
暗闇のなせるマジック??

 キノコとアザミ(アザミは薬草)  

拝雲山荘まで戻ると、ラーメンが用意されてるとの事。
朝からラーメン?・・・なんて思いましたが、あっさりしたお味で量も少なめ。
日本だったら”山頂でいただくトン汁”みたいな感じでした。

この”朝ラーメン”で元気をもらい、後始末・身支度をして拝雲山荘を後にします。

 山荘裏手 朝はここから出発  山荘を後にする

今日は昨日よりももっとお天気が良く、気温も高い。
真っ青な空の下を、下って行きます。

 昨日より更に上天気 大峭壁 

下りは早く、白木林涼亭まで一気に下って来ました。ここまで休憩なし。
昨日はガスで見えなかった玉山山頂も、今日はクッキリと望めます。

 玉山遠望  ズームで

眺めを楽しみ、水分を摂り、ここで小休止。

 下山方向の眺め  白木林涼亭より玉山(左下に大峭壁も見えています)

今日も次々と、登山者や荷揚げの人たちが登って来ています。
何と80kgのガスボンベを背負った人も!
『彼はベリーストロング!』とタニさん。(タニさんは40kgが限度だとの事です)

 白骨樹と山並み

我が身と我が荷で精一杯の私。
照り付ける太陽が暑い!これが昨日だったらバテていたかもです。
軟弱な自分に味方(?)してくれたお天気に、つくづく感謝。

 玉山前峰 孟禄亭 

途中登って来る”タニさん”と出会いました。(親戚?一族?よく分かりませんが)
私たちのガイドのタニさんは35歳(3児の父)、もう一人のタニさんは47歳だとか。
どちらも実年齢よりも若々しいです。

 どちらもタニさん  アカモノに似ています

登山道沿いにススキが現れ、ワラビが現れ、登山口が近付いて来ました。

 山並みがずっと向こうまで・・

きれいな色のホトトギスは、昨日よりも多く花開いてるように感じました。

 アラゲスミレ  ホトトギス
 
シャジンに見送られて下山   ナデシコ

登山口に到着すると、ガイドの施さんが待っていてくれました。
オバサン5人、元気に下山です。朝の3時からよく歩きました。

駐車場まで戻り、ここでタニさんとはお別れ。
お世話になりました。楽しい玉山登山でした、ありがとう!!

 登山口まで下山  駐車場でタニさんとお別れ

再び呉さんの運転する車で、台北へと移動します。
途中の車道から眺める玉山主峰は、まるで槍ヶ岳のように鋭くそそり立った山容を見せていました。

 車道から眺める玉山(施さん撮影)

拝雲山荘 玉山主峰 北峰分岐 拝雲山荘 大峭壁 白木林涼亭 孟禄亭 塔塔加登山口
3:05 5:20〜6:10 6:25 7:30〜8:25 9:05 9:55〜10:05 11:40 12:25