2017年07月22日
石鎚山(1,982m)
土小屋登山口 東稜基部 二ノ鎖元小屋 弥山 天狗岳 弥山 東稜基部 土小屋登山口
8:10 9:15 9:50〜10:00 10:30 11:10 12:05〜12:25 13:25 14:35

今日は親子登山、夏のお花が咲き始めた石鎚山へ向かいます。
自宅発5:00、本日も長沢ダム沿いのクネクネ道を行きますが、運転する娘にはストレスだったようで(対向車には2台会ったのみでしたが)、帰りはスカイラインから帰る!って。
でも寺川では、道を歩くかわいいヤマドリ(だと思います・・)の子供2羽に会えました。

今日も大瀧の滝岩黒山を眺めて土小屋へ。車の台数は思ってたよりは少なめかな?

 今日も大瀧の滝を眺める  予佐越峠より岩黒山

準備をして出発。
身体が重くて歩きにくい私を尻目に、山は5月の稲叢山以来の娘は速足で前を行きます。
『歩き始めはゆっくり。飛ばしたら後でしんどくなるよ〜』と遅い足取りの自分を正当化(?)する母。

早々と下山されて来られた女性4人のグループとすれ違います。
『お泊りでしたか?ご来光はどうでしたか?』と尋ねると
『ご来光も、夕日も、星空も、流れ星も!良かったです!』って皆さん満足の笑顔でした。

サワオトギリ(?) 第一ベンチより 山頂はガスの中 

第一ベンチを過ぎてからの登りは日が当たって暑いですが、ロープで保護され復活した笹や、足元のお花を楽しみつつ汗を拭き拭き登ります。
第二ベンチにはビニールシートに覆われた建物・・・小屋建設?なんて思いましたが、資材か荷物を保管していたみたいで、下山時にはいつものベンチだけになっていました。

 小屋造成中?  ノリウツギ咲く登山道

マイズルソウももう葉っぱのみ。
オオカメちゃんも実を付けています。
東稜基部が近付き、山頂もガスの中から顔を出して来ました。

オオカメノキ実 天狗岳が顔を出す

基部にてひと休み。 冷たい水が美味しい!
白装束の(ザックも白)重そうな荷を背負った人も休まれています。
お山開きで20日間程山にこもっていて、一旦下りたけどまた今日から11日間程こもるのだとか。
ザックの中身は、主に食糧だそうです。

ブナの古木があるとキョロキョロ見上げていた私ですが・・・あっフガクスズムシソウがありました!
その上にもあります!
本日是非とも会いたかったお花、早々に会えて嬉しいです。

そしてここで一緒になった3人グループ(男性2女性1)の方たち、何と何と男性お2人は冬の阿波国見山でお世話になった方たちでした。女性の方は娘さんだそうで『親子でいいですね〜』と言うと『あんたらあもそうやいか』って。でも、父と娘で登るっていいなあ!

 フガクスズムシソウ ここにも! 

さて、この後は夏のお花が出て来ます。
咲き始めたミソガワソウ・ナンゴククガイソウ・・・。

 夏のお花畑  矢筈岩

ミヤマカラマツ タマガワホトトギス 

タマガワホトトギスは、1輪だけ咲いてるのがありました。
シコクフウロも咲き始めた所。

 シコクフウロ  ヒメキリンソウ

ハリブキは赤い実を付けて、鉄階段下のオオヤマさまももう葉っぱばかり。

ミソガワソウ ハリブキ 

しんどい階段の登りですが、お花が楽しみ。
ユキワリソウやイワカガミはもう終わっていましたが、ミヤマダイコンソウが咲き残っていました。

階段登りもしんどいです ミヤマダイコンソウ 

ヤマブキショウマやヒメレンゲの涼しげなお花畑。

階段横のお花畑 

到着した弥山はガスに包まれて展望無し。
神様にお参りした後、天狗岳へと向かいます。
今日の最終目的地は南尖峰
3年前に見たあのシコクイチゲを見たい!
お弁当は南尖峰で、って考えてるのでストックだけデポしてザックは背負って行きます。

イシヅチボウフウ ガスに包まれる弥山 

ガスが一瞬晴れて、天狗岳が顔を出しました。
土曜日の今日は、若い人の姿が多いです。

本日の天狗岳

下山されて来る人と道を譲り合いつつ登って行きます。

早くも紅葉? 天狗岳へと

ところが娘は結構手間取ってる様子。
山スカートは足が上がりにくく、ぶら下げたボトルホルダーは邪魔になり、靴は滑るようです。
ぶら下げてる物はザックにしまうべきやったし、靴(母の靴)も考えてみれば長年使用して底の凹凸もすり減ってる。 もっと思いやるべきでした。
 ”ここは岩の上の方が歩き易いんよ”と誘導しますが、なかなか進まない。
『私は初心者やき〜』という娘に『でも三鈷峰もスイスイ登ったやん』と言い返す自分本位の母。
(もう7年前の事・・・娘も私も年が増えました・・・)
岩の上で見ていたカメラマンの方がアドバイスしてくれて、ついには近くまで下りて来てくれて、まあ何とか天狗岳登頂となりました。
カメラマンの方は、写真集も出版されてる石鎚写真の第一人者の福島さんでした。

二ノ森も見え隠れ  天狗岳山頂 

『誰もリュック背負ってる人おらんやん、置いて来たら良かったのに〜』と娘。
『いやいや、今日はこの先の南尖峰でお弁当にするねん』と譲らない母。
南尖峰へと歩を進めますが・・・イヤがる娘。

そそり立つ南尖峰

まああんまり無理を言ってもいかんなあ・・・と、南尖峰へ行くのは断念して弥山へ引き返す事にしました。
シコクイチゲはどんなだったのかなあ・・・?

引き返す途中、東稜基部で一緒になった3人グループがやって来ました。
彼らは二の鎖、三の鎖と登って来て、これから墓場尾根まで下りて行かれるのだとか・・・すごいなあ!!

トンボが沢山 弥山にて休憩

私たちは弥山まで戻りお弁当にします。 今日もお素麺。
しかし娘はおにぎり1個しか食べない。冷たくて美味しいのに。
『お母さんは食べ物を持って来過ぎ!』 『いやいや行動食は持たないかん』とまた親子で言い合い・・・。

帰り支度をしていると、いつの間にか福島さんがやって来てシコクイチゲの咲いてる場所を教えて下さいました。良かった〜!お蔭で至近距離で会う事が出来、これで心残りなく下山出来ます。
福島さんありがとうございました。

シコクイチゲ 会えて良かった

まだまだ登って来る人も多く、鎖場も人が絶えないようです。

北壁 三の鎖を登る人たち

ゼイゼイ登った巻き道も下りは快調。

二の鎖元小屋 ミソガワソウに見送られ下山

ヤマシャクが咲き乱れる斜面には、今はナンゴククガイソウやヤマアジサイでブルー系に染まっています。

ナンゴククガイソウ&ヤマアジサイのお花畑

登山道下の斜面には鮮やかな色のコオニユリも。

コオニユリ ギンバイソウ

東稜基部で母はまたコーヒータイム。
フガクスズムシソウを眺めながらの贅沢なひとときを過ごします。
よく見たら4ヶ所も着いていました。
ですが、娘は休んだら余計しんどいとそのまま先へ・・・。
足取りが重く遅くなり、確かにしんどそう。母の足取りでもすぐに追い付けました。
久しぶりの山だもんね。靴もザックも母の物で、身体に合っていなかったのでしょう。

ササユリ咲く展望所に、母だけ寄り道してみましたが、もう笹百合子さんの姿はありませんでした。
今年も楽しませてくれてありがとう。

再びフガクスズムシソウを眺める ノリウツギ

ヤマアジサイ
今日も道中ヤマアジサイがとてもきれいでした。
どの花もそれぞれ微妙に違ってる。
自然のなせる色合いの美しさに感動しながら、たっぷり観賞させてもらいました。


本日のログ

帰路はスカイラインから。母も途中から運転を代わりましたが、やっぱりこっちの道の方がストレスなくていいかも。

持ちつ持たれつだった娘との暮らしも、ついに終わりの時が訪れました。
これからはネコと私の、一人&一匹の暮らしが始まります。
寂しいけど、嬉しい事でもあります。
石鎚親子登山は、楽しい思い出になりました。