2017年09月14日
三嶺(1,893.6m)
光石登山口 さおりが原分岐 さおりが原 カヤハゲ 大岩 三嶺山頂 尾根分岐
7:00 7:20
8:15〜8:30 10:30〜10:45 11:35 11:55〜12:30 12:35
谷渡渉 堂床分岐標識 ヌスビト岩 つり橋 八丁小屋 さおりが原分岐 光石登山口
13:55 14:20 14:45
15:40 16:00 16:25 16:40

光石からカンカケ谷経由で天狗塚へ行った先月。
今日は光石からさおりが原経由で三嶺を目指します。
下山はフスベヨリ谷経由のルートです。
2013年夏に歩いて以来のフスベヨリ谷・・・皆さんのレポでもあんまり見かけないし、ちょっぴり不安ですが。

平日の光石登山口は静かなもの。
高知NOの車が1台と、バイクが1台停まってるのみです。
メンバーも3人と少人数。いつもながらのゆっくり歩きでのスタートです。

 閑散とした光石登山口  アケボノソウ

堂床休憩所周辺では、アケボノソウが咲き始めていました。
さおりが原分岐からの道では、何ヶ所かでミヤマウズラ(花は終わり)が見られました。

堂床を行き さおりが原との分岐へ 

分岐から小一時間程でさおりが原に到着。
しばし休憩。朝早かったので、ここでおにぎり&みそ汁の朝食です。
下草も無い広いさおりが原ですが、ネットの中では勢いよく緑が繁茂していました。
小さな小さなモミの木の赤ちゃんも丁寧にネットで保護されていて(小学校名が書かれていました)嬉しく思った事です。

 広々したさおりが原  ネットの中では緑が再生

さおりが原の巨人、トチの大木を過ぎ、緩やかな広い斜面を登って行きます。
ジグザグの道はショートカットしたりしつつ・・・。
この辺り案内標識やテープが無ければ、迷ってしまいそう。

さおりが原の巨人 ツチアケビ

カヤハゲ・フスベヨリ谷の分岐を過ぎ、どんどん登って行くと懐かしい場所にやって来ました。
休憩ポイントだった倒木のある場所。(今日は休まず通過)
倒木もすっかり朽ちて小さくなっていました。

 カヤハゲとの分岐 休憩ポイントの倒木もかなり朽ちました 

ツタウルシかな?早くも色付いて来ています。

 ツタウルシ(?)

ミズナラの大木を過ぎ、ブナの尾根を過ぎたら、カヤハゲはもうすぐです。
濃い色のリンドウが一輪、出迎えてくれました。

ミズナラの大木 鮮やか リンドウ 

そしてカヤハゲへ。
名前の通り、一面のカヤがたなびいています。

 尾根に出ればカヤハゲはもうすぐ カヤの向こうに剣・次郎 

周辺は、ずい分と植生が復活したように感じられた事でした。
ネットの中は一段と植物の勢いが良く、リンドウも登山道脇に咲いてる姿とは全然違う・・・。
沢山の花を付けて咲き誇っていました。

白髪別れ〜高ノ瀬 後ろに石立山 ネットの中のリンドウ 

さあ・・・目の前には三嶺の雄姿がど〜〜んと!!
まだまだ頑張らなくてはね。

三嶺目指して(写わかめさん)

しんどい登りを、名残りのトモエソウが励ましてくれました。
この辺り、ずい分とトモエソウが増えています。前はこんなには無かったよね?

ウメモドキ(?)  トモエソウ咲き残り

そして大岩までやって来ましたよ。
やっぱりここは登らないとね!

見上げる大岩 大岩より山頂方向

岩の上はいい気分!
色付いた葉が岩を引き立てています。

大岩からの絶景 

この後テキサスゲートを渡れば、ついに最後の登り。
短い足で難儀しながら、重い身体を持ち上げつつ登って行きます。
でもささやかなお花畑もあって、元気が出ます!展望は広がるし。
(間もなく咲きそうなヤマラッキョウもあったのに、ピンボケでした〜)

シコクフウロ ホソバノヤマハハコ

何とか足も攣らずに山頂到着。(急登ですがテキサスゲートから約10分)
しかしまあ、登山口から山頂まで5時間程もかかっています・・・。しんどかった〜。
先客が1名、白髪山からという男性でした。

山頂は虫がすごい!この夏の山で、今回が一番虫が多かった。
虫を避けて、少しでも風通しの良いような所でお弁当。
それでも何度かお素麺に虫が飛び込んで来ました。

あともう少し! 三嶺山頂

山頂より 定番の眺め 

さあ!後は下るのみですが・・・どんな事やら?

天狗塚へと続く尾根  ここより下山

尾根分岐を下りて行きますが、これまでの道とはかなり違う。
足元の見えにくい笹の中、ゴロゴロ・ガラガラの石、道も分かりにくい。

シコクブシ花盛り  荒れた道を下る

荒れた道にはシコクブシが咲き誇っていました。

浮石多く歩きづらい  荒れた斜面に咲き誇るシコクブシ

浮石も多く、歩きづらいです。

青ザレが目の前に

ああ、ここを暑い中登ったなあ・・・と、記憶が甦ったりしますが、あの時よりも道は荒れてるみたい。

谷を横切り  ガレ場・ザレ場を横切り

下り始めて約1時間、やっと谷まで下りて来ました。
水分も減ってしまって、ここで谷の水を補給します。冷たくて美味しい水!生き返ります〜。
(コーヒー用にもたっぷり汲んで帰りましたよ)
荒れた谷の朽ちかけた木の股から、オタカラコウが根付いて花を咲かせていました。
なんとも心和む嬉しい眺め。山歩きの醍醐味を感じるひとときです。

やっと一段落 水を汲む  荒れた谷に癒しの花(オタカラコウ)

土石流の爪痕が傷ましい広い谷まで下りて来ました。
本当に美しかったというフスベヨリ谷を、知る由も無い私は想像して思い浮かべるだけです。
これからまだまだ長い下りが続きます。

崩壊後の谷を下山  土石流の爪痕

しばらく歩くと、対岸に堂床への分岐標識が見えて来ました。
さおりが原経由での道ですが、今日はこちらは通らない。
しかし谷沿いの道は、この辺り崩壊していて分かりづらいです。

シコクブシ咲く谷道

行きつ戻りつ、渡渉も何度もしつつ、下って行きます。
自分の目安はヌスビト岩、ここの橋はとても印象に残っています。
ああやっとここまで・・・と、朽ちかけた丸太橋を渡りましたよ。(自分の体重で折れるのでは?とヒヤヒヤ・・)

何度も渡渉  丸太橋を渡る(写わかめさん)

しかし、まだまだ続く荒れた谷。

やっとヌスビト岩まで下る  まだまだ続く荒れた谷

4年前ここを登った時は、そんなに難儀した記憶は無いのですが・・・

どこを通ればいいの?  また渡渉

たまにアメの包装紙が落ちていたりしますが、人が通った形跡も殆ど無い。
聞こえるのは谷の音と、シカの警戒の鳴き声くらい。
苦手なザレ場も繰り返し出て来ます〜。

谷の巨木  ザレ場を通過(写カツオさん)

わあ〜!かなりサバイバルなつり橋が現れました。
(4年前も渡ってるのに、この橋の事はすっかり記憶から抜けていました)
ここは道から低い位置にあって分かりにくく、素通りしてしまってまた引き返した私たち。
要注意箇所です。(手前の岩場のテープが目印)

これはまたサバイバルな橋登場  歩く分には大丈夫!

この後道は幾分歩き易くなり、やっと八丁小屋まで戻って来ました。
はあ〜長かった〜! 
水分も持参した2倍は飲んだように思います。(水には事欠かない下山路でした)
ザックも帽子も、汗でびっしょり!

やっと八丁小屋へ

休憩多く歩きはゆっくり、行きつ戻りつした箇所もあり、何とまあ9時間40分も山の中で過ごした事になります。
大変な道中ではありましたが、醍醐味のある山行でもありました。
(まあでも、この下山路は使わない方が無難だと思います。)

先頭を歩いてくれたカツオさん、運転も含めありがとうございました。
今日の歩きで、予定の北アルプスへの準備はバッチリですね!
お疲れさまでした。

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