2018年06月01日
黒滝山(1209.6m)
奥の登山口 鉄塔74 県境尾根 鉄塔73 シャクナゲ分岐
黒滝山山頂 シャクナゲ分岐 林道下山
9:10
10:05
11:00 11:50〜12:20
12:30 13:10〜13:25 14:00 15:20

今日はベニヤマシャクを観賞した後、黒滝山へ登る計画です。
ベニヤマシャクの群生を見られるのは願っても無い事だし、黒滝山には高知県側から登ってみたいと、ずっと思っていたので楽しみです。

案内してもらった場所、個人所有の斜面に沢山のベニヤマシャクがひっそりと咲いています。
偶然にも本日のメンバー1名は、2003年にここに来た事があるそうで、まだご健在だった持ち主の方の接待を受けながら咲き誇るベニヤマシャクを観賞したとか。 
当時の写真も見せてくれました。
朝の陽射しの中での、見頃のベニヤマシャク他のお花を楽しませてもらったひとときでした。


さて、黒滝山登山口へと移動します。
最奥の集落明嘉を過ぎた先にある登山口、ここまでは私も18年(?)ほど前に来た事があります。
家の屋根に猿がいた事、余りにも狭い悪路に辟易した事(自分の運転ではない)等おぼろげに記憶していますが、道は幾分改良されていました。
本日はここからではなく、更にこの右手林道を進みます。

 明嘉登山口 土橋の上にキノコ 

3kmばかり走行した先に、本日の登山口。
道は未舗装で、車高の高い車でないとお腹をこすりそう。
本日案内して下さった方は、ここで引き返されます。(彼らは数日前に登られています)
悪路の遠方までありがとうございました。お世話になりました。

登山口はうっそうと樹木に覆われていますが、抜ければなだらかで明瞭な道が続いています。

 林道行詰めに登山口  ハッキリした道

約15分後、右手に分岐あり。 『少し道が悪いが近道』と記されています。
私たちはそのまま進む事に。

植林の中のつづら折り(写カツオ氏) ひとしきり登って 

落ち葉フワフワのつづら折りの道をひとしきり登り、鉄塔74に出ました。
・・・が、この先左手にある道は下りになり山頂方向から離れるので、引き返しとりあえず尾根に出ます。
案内してくれた人からもらってるログは、鉄塔右下を東に進んでる。
それなのに安易に目の前の『尾根を登ろう』と言ってしまった私。
またやってしまいました・・・が、後の祭り。
そもそもこの鉄塔74まで来た時点で、登山道から外れていたようです。
登山道は鉄塔手前右手方向に標識もあったようなのに、見落としていました。
ここは忠実に、案内の人のログを辿るべきでした。
何かね〜目の前の尾根を登ればその内県境尾根に出る、って楽観していたのよね・・・。

 鉄塔74  尾根の急登

この後の登りはなかなか大変でした。
ザレ易い急斜面、つかんだ枝は枯れ木でポキッと折れる・・・二ツ岳の時よりも大変な這い登り。
あれが県境尾根?と頑張って登れば、その先にまだ続く尾根。
登山道を歩くのがいかに安心か、痛感させられました。
翌日は石鎚山の予定なんだけど、今日は軽い登山だから、なんて高をくくっていたのでしたが・・・
こんなハードな登りになるとはね・・・。(余裕の無い登りだったので、この辺りの画像はありません)

 ホッと一息の場所にシャクナゲ  やっとなだらかに

やっと県境尾根に出たのは、鉄塔74から小一時間後の事でした〜!
やれやれ・・・しかしこの後も大失敗!
県境尾根に出れば右手(東方向)が黒滝山、と迷わず右手方向に進んだのでしたが・・・。
途中左側の見晴らし場所から、梶ヶ森を遠望します。
左側・・・梶ヶ森・・・という事は左側が高知県側。
黒滝山に向かっているなら、左側は徳島県になります。

 ついに県境尾根に出る 梶ヶ森方向 

県境尾根に出るまでの這い登りで、いつの間にか徳島県側に周っていて方向感覚が逆になっていました〜。
もう野鹿池山の近くまで来てしまっていたのでした・・・。
何という事!

 ハイノキの花の道 ギンリョウソウ 

軌道修正し、やっと黒滝山への尾根道を進みます。
今度は長い急降下が待っていました。
この急斜面は2013年にゼイゼイと登った記憶があります。
後ろの2人は下りて来てるかな?と振り返った目に入ったのはヤマウツボ!
もう終盤の姿ですが、まあこんな所で嬉しい出会いでした。

 急勾配を下る  ヤマウツボ

斜面を下り切ったら、徳島県側の展望が開けました。林道も眼下に見えています。
何とまあ、登山口からここまで2時間40分もかかりました〜。

 徳島県側の眺め

徳島県側にはシカ除けネットが張られて、ネット内では緑が再生して勢いがあります。

 尾根の大木  下って来た尾根

そして見覚えのある鉄塔73、ここでひとまずお弁当タイムです。(予定では黒滝山山頂でしたが)
風が強く、じっとしていたら寒いくらい。
陽射しは強いですが、今日は木立の中の歩きなのは幸い。

 鉄塔73で休憩  南に梶ヶ森(鉄塔73より)

この先はひたすら尾根道を東へと進むのみ。
バイケイソウの花が咲いています。

 バイケイソウ シャクナゲ分岐 帰路はここから下る 

下山路の”シャクナゲ群生地”の標識を右手に見て登って行き、やっと黒滝山山頂に到着。
2度目の黒滝山は、なかなか大変な道中になってしまいました。
5年の間に樹木も成長し、山頂の様子も変わっています。
シャクナゲの大木がありましたが、花の見頃は過ぎていて残念。
満開の頃は、さぞかしステキな展望が得られた事と思います。

 フタリシズカ  三等三角点 黒滝山

東に延びる県境尾根を眺め、黒滝山を後にします。

 県境尾根東方向

山頂すぐ西の展望岩から、遠くに野鹿池山が望めます。
あの尾根を登り、あそこを下りて来たのやね・・・。

 歩いて来た道(写カツオ氏)

下りはこれも全員初めての道、分岐からはすぐにザレ場の斜面。
確かにシャクナゲは沢山ありますが、もう終わってるし・・・。

 分岐から下山
シャクナゲのトンネル 

やせ尾根・急降下・ザレ場が続き、木の根にも要注意。
道も不明瞭ですが、とにかく尾根を外さないように下って行きます。
途中分岐があり、右下方向に”帰路”の標識が立てられていますが、道がよく分からない。
ここを下るのは止めて、そのまま尾根を下ります。

 咲き残り  案内標識

数日前に歩かれたという今日の案内人さんが、所々枝を折ったり、鉈で切ったりして印を付けてくれてるのを頼りに、何とか下りて行きます。
とても分かりにくい尾根道。 道というより何となくの踏み跡といった所。

 急斜面を
 慎重に下る

 シャクナゲ尾根分岐より1時間20分後、やっと林道に下り着きました。
ここまでテープがあったのは1箇所のみ。
案内人さんのログと、印がなければ迷っていたかも・・・。

 やっと林道へ
 無事下山

林道を10分ほど歩いて、朝の出発場所へ無事下山。
計画書の下山予定時間を2時間以上もオーバーしています。

 谷の流れ
 車待つ登山口へ

かくして今日も、反省しきりの悔恨の山行となってしまいました。
(疲れているのに、この夜は眠れませんでした・・・)
道なき道を這い登ったりしたので、身に着けていた物すべて苔の匂いがしておりました。

 本日辿ったルート(カツオ氏提供 画像は2013年4月のもの)

帰路にまたベニヤマシャクの場所に立ち寄ります。
午後の陽射しの中、朝とはまた違った美しい姿のベニヤマシャクにうっとり。
大切に見守りたい場所です。

 午後の陽射しを浴びて

歩き甲斐があった(?)本日の黒滝山、次回は是非鉄塔74手前の本来の登山道から登り直しがしたいです。

 本日のログ