2018年07月11日
岩黒山(1,746m)〜手箱山(1,806m)
土小屋登山口 岩黒山 丸滝小屋 手箱越
手箱山 氷室番所 尾根分岐 大瀧の滝登山口
9:05
9:50
10:30 11:30〜12:00 12:45 14:00 14:35 15:50

6月末から降り続いた雨は、西日本各地で甚大な被害をもたらし沢山の尊い命までもを奪ってしまいました。
想像を絶する惨状に言葉もありません。
一日も早い復興をと、願うばかりです。

呑気に山を歩いてる場合では無いのですが・・・。
今日は約2週間ぶりくらいの山行きです。
リーダー曰く『鈍った身体を鍛錬しなおす』という事で、土小屋から岩黒山〜手箱山が計画されました。
岩黒にまず登って、トラバース道経由で手箱山へ、帰りに筒上に登り、岩黒山はトラバース道から土小屋へ、
というコース予定です。
運動不足過ぎる我が身、この所寝ていても足が攣ります。 よう歩くかしら・・・?
まあピストンだから、歩けなくなったらどこかで待ってよう、なんて思いつつ当日を迎えました。

集合場所にて本日のルートを示すリーダーの地図には、あら?もう一つの線が引かれています。
それは手箱山から大瀧の滝(おおたびのたき)へと下るルート。
この雨の後で、登山道もどんな事か分からないから止めておこう、と言う事になりましたが、心が揺れます。
魅力あるルートや・・・。
ま、手箱山まで行ってから最終決定、と言う事にしてまずは出発です。

登山口付近よりの石鎚 あっ、笹百合子さんだ!

土小屋からは石鎚の雄姿がクッキリ。 いつ見てもいい眺めです。
そして歩き始めてすぐに、思いがけず笹百合子さんが登場!
この季節に岩黒山に来た事が無かったので、ササユリが咲く事も知りませんでした。
本日の嬉しい出会いです。

 三姉妹 フクリンササユリ

先日の天狗ノ森では虫に往生したので、本日はパワー森林香なる強力な線香を焚きながら歩きます。
が、予想外に虫は少ない。効果の程もよく分かりません〜。

 石鎚の雄姿

『ハイキング気分で登れるよ』と勧められ、私の登山入門第一号の山となった岩黒山。
久しぶりの登りで早くも息が切れますが・・・。

万緑の森  ヤマツツジ

眺めやコメツツジのかわいい花を楽しむ内に、山頂に到着。

 コメツツジ  岩黒山山頂 三等三角点岩黒山

スッキリした青空が広がり、瓶ヶ森の東奥には二ツ岳の山容もよく見えています。

 瓶ヶ森もクッキリ 山頂を振り返る 

岩黒を下った樹林帯にて小休止。 携帯を取り出してちょっと連絡。
実は、今日は熱の出た孫(長男の子)のお守りを二女に押し付けて、山に来てしまった悪いババです。
気が咎めながら歩いておりましたが、二女がしっかり看てくれているようでひと安心。
この歳になったらもう先が無いからね・・・山は逃げて行くんよ・・・。 と、言い訳をするババであります。
(明日はしっかりお守りするからね!)

 丸滝小屋よりの石鎚 雲がかかり始める 

岩黒を下山する頃には、徐々に雲が広がって来ました。
お山の天気は変わり易い。
丸滝小屋からの下りは、登山道が崩れたりした箇所もあり、ちょっと緊張しながらの歩き。
その後はトラバース道を快適に進みます。

 緑の森を歩く  ギンバイソウ

キレンゲショウマはまだ固い蕾。
タマガワホトトギスが、あちこちで咲き始めていました。

 キレンゲショウマ  タマガワホトトギス

とっても登りにくい鉄階段を登って、手箱越までやって来ました。
本日はここでお弁当。
空はもうすっかり雲に覆われて、展望もいまいちになってしまいました。

 ますます登りづらくなった鉄階段  手箱越に到着

フシグロセンノウはあるかな?と、ちょっと西側に行ってみましたが、草が生い茂って道も分からない程。
コマドリの巣があったようで、驚いた鳥さんたちが目の前を飛び交っていました。ごめんね、驚かせて。

また戻って来るから、ザックは置いて手箱山へ行こうか?と言いながらも、結局は皆背負って再び出発。
身体もちょっと冷えたし、手箱から向こうへ下りたい気持ちもあるし・・・。

 ホザキイチヨウラン(?) 筒上山には後で登る予定 

右手に雨ヶ森や椿山を見ながらの絶景の尾根歩きは、暗黒の雲に覆われてしまってちょっと残念。
ヒメレンゲが彩る苔むした古木も、花はもう終盤でした。

 ヒメレンゲの装飾はもう終わり・・ お初のシコクフウロ 

笹の中の三角点を確認して、手箱山山頂へ。

 三等三角点 手箱山  手箱山山頂

ここで小休止の後討議します。
メンバー内には氷室番所跡を見た事無い人もいるし、大瀧の滝へと下りたい人の方が多い。
結果、車運転のお二人のみが土小屋へと引き返し、他のメンバーは大瀧の滝へと下る事になりました。
登山道がどんなか少し不安ではありますが、氷室の氷出しも控えてるので手入れされてるのでは?と楽観。

 雲に隠れる石鎚  笹原を下山開始

笹原を下って右手に折れた所にある大岩。
この大岩は、私は人の手を借りないと上り下り出来ないのに、登りたい。
眺めいいし、お花も咲いてるもんね。

 チャボツメレンゲ
イワキンバイ 

しばし岩の上で、眺めやかわいいお花を楽しんだメンバー5名でした。

 大岩より雨ヶ森方面  これから下りて行く方向

咲き始めのホソバシュロソウやタカネオトギリも。

 ホソバシュロソウ  タカネオトギリ

笹原はあっという間に下ったのですが、この後は長い長い道のり・・・。
広々した森を下って行きます。

 こんなキノコ  深い森の中を下る

下るのは初めてのこの道。
春の新緑輝く美しい森を思い出しながら下って行きますが・・・やっぱりね〜。
怠けてばかりだった身体は正直、膝が徐々に痛み出しました。
サポーターを取り出して、膝に巻きつけます。(何とか持ち応えてね・・・)

 ヒメシャラの明るい幹色  ヤマアジサイ群生の場所に

氷室番所跡まで下りて来ました。
貯蔵した氷をお城下まで運び出すのも、もう間もなくです。どれだけの氷が残ってるのかな?
ここからはしばらくは緩やかな尾根歩き。
分岐までは存外長かったです。

 氷室番所跡(写carchu氏)  やっと尾根分岐に

尾根をそのまま進めば四等三角点京組、今日はとても寄ってみる余力はありません〜。
左手へと折れて下って行きますが、まあここからが長かった事!

 キノコに見送られ  植林の中を下山

痛む膝をだましだまし、まだかまだかと最後の橋を待ち望むのですが、なかなかどうして・・・。
途中、車回収のメンバーから土小屋下山の連絡が入ります。

 トチバニンジン  濡れて滑り易い木橋

何度か滑りそうな小さな木橋を渡り、やっと県道へと出る橋を渡ったのは手箱を出発してから約3時間後。
心配した登山道は、大雨の影響も無く問題ありませんでした。

 慎重に通過  やっとこれが最後の橋

エメラルドグリーンのきれいな水が流れる谷。
一歩一歩踏みしめて渡りましたよ。 そしてついに大瀧の滝登山口に到着です。
あ〜長かった!でも歩けて良かった!

 県道へと登る  お疲れさま!

大瀧の滝を眺めながら、冷たい湧き水を呑んだり疲れを癒やしている内に、2台の車も下りて来ました。
お世話をかけました。 お蔭さまで私たちは縦走が出来て、車回収のお二人には感謝です。

久しぶりの長い下山路に足は悲鳴を上げていましたが、本日は満足の山行。
苦しかったですが、味わい深い道のりでした。
お疲れさまでした。

 大瀧の滝

 本日のログ