2018年08月03日
北岳(3193m)〜間ノ岳(3190m)A
北岳山荘 中白根山 間ノ岳 中白根山
北岳山荘 北岳 肩ノ小屋 小太郎尾根 白根御池小屋
5:50
6:35
7:55〜8:15 9:45 10:20〜12:05 13:50 14:45 15:15 17:15

本日も、天気予報では昨日と同じような空もよう(晴れ・・・午後からガスが出る)のようです。
朝食前に山荘からのご来光を眺めます。
遠くに富士山もその姿を見せてくれました。

特に寒くはないけど、風が強い。
まずは間ノ岳へと出発です。

山荘よりのご来光 富士山も見えてる〜

少しばかり歩いて中白根山に到着。
午後から出る予報のガスが、早々と出てすごい勢いで流れています。
高度のせいもあり、少々頭重。
お花を見ながら先へ進みます。

 中白根山山頂  シコタンソウ
シコタンハコベ  ミヤマコゴメグサ 

間ノ岳までは何度も偽ピークに惑わされ、結構長かったです。
黙々と先頭を歩いていましたが、後ろのメンバーがなかなかやって来ない。
1名体調不良で、途中で休んでいたようです。
4名揃った所で記念撮影し、しばし休憩。
この後塩見岳農鳥岳へと進まれる人たちも多いようですが、私たちは元来た道を戻ります。

 イワヒバリ 間ノ岳山頂 三等三角点相ノ岳 

間ノ岳山頂では、残念ながら富士山は一瞬しか見えませんでした。
まあでもその後、ガスは徐々に晴れてくれましたが。

高校生の皆さん ハクサンイチゲ咲き残り 

日本第二の高峰北岳の堂々たる山容を目の前に、元来た道を下ります。 ゆっくり・ゆっくり。
大きな荷を背負った高校生・大学生の山岳部の人たち、中国からのグループ・・・行き交う人も多い。

 北岳を眺めながら下山

北岳山荘まで戻った所で、念の為診療所で診てもらう事にします。(昭和大学医学部診療所)
折角診療所があるのだし、その方が安心。(何たって若くないですからね〜)
という事で、山荘で昼食も摂り、休養も兼ねてしばらくここで過ごしました。
診断の結果、高山病の症状も出ているので、北岳登頂は止めて八本歯ノコルからの下山を勧められたようですが・・・ご本人の判断で、予定通り北岳へと向かう事になりました。
但し、ゆっくり・ゆっくりです。

 山荘よりの北岳 左手が昭和大学医学部診療所 再び出発 

山荘を後にして、再び出発。
お花を楽しみつつ、とにかくゆっくり歩きで登って行きます。

 淡い色のチシマギキョウ  タカネヤハズハハコ 

左手に仙丈ヶ岳
青空は少なくなってしまいましたが、展望ゼロだった4年前を思うと充分の眺め。

 トウヤクリンドウの向こうに仙丈ヶ岳

高度感たっぷりの眺めです。

 タカネシオガマ  マンテマ

山頂直下だったと記憶していた急なハシゴは、山頂よりもかなり下の方に出て来ました。
4年前の北岳から北岳山荘山荘への下りで記憶に残っているのは、このハシゴと急な下りの足元・周囲に沢山咲き乱れていたハクサンイチゲ・ミヤマオダマキ・イワベンケイ等のお花です。
同じ時季なのに、今回はもう見られません。

 またハシゴ〜!  タカネツメクサ&タカネシオガマ

分岐まで登って来ました。
そうだった、ここでリーダーがキタダケソウの咲き残りが無いかと、見に行ってくれたのだったわ・・。
ガスが押し寄せて来ています。

 キンロバイがびっしり!  八本歯ノコルから北岳への直登コース分岐

ミヤマオダマキが一株だけ、まだ花を付けてくれていました。
すれ違ったオジサングループの人たちも、嬉しそうに撮影されています。

 これも咲き残り ミヤマオダマキ ミヤマクワガタ 

さて・・・ついに北岳山頂に!
4年前と同じく周囲はガス・・・ですが、流れているので時折展望もあります。
北岳からの富士山は、今回も叶いませんでしたが。

 頂上直下よりガスかかる尾根を俯瞰  北岳山頂 三等三角点白根岳

片隅にひっそりとタカネビランジの花束が。
山頂でコーヒーも飲んで、心に残る北岳リベンジとなりました。

 
 山頂のタカネビランジ 右奥に三角点 山頂でコーヒー 

心配したメンバーの体調も、その後復活。
後はもう下るのみです。
肩ノ小屋も眼下に見えています。

 タカネナナカマド
 肩ノ小屋が眼下に

曇り空が少し残念ではありますが、お花越しの仙丈ヶ岳を楽しみながら下って行きます。

 ミヤマダイコンソウと仙丈ヶ岳
 
 ミヤマシシウドと仙丈ヶ岳
 
 チシマギキョウと仙丈ヶ岳

先に到着したカツオ氏が、肩ノ小屋広場でどなたかと話しています。
私も何度か利用させてもらった高知からの某ツアーのガイドさんで、同行のM2さんのお友達でした。
(ツアーの皆さんは小屋内に入られた所だとか)
平出和也さん似のガイドさんと、仙丈ヶ岳をバックに2人の記念のショット!

 肩ノ小屋で嬉しい出会い  小太郎尾根

小太郎尾根から今夜のお宿白根御池小屋までの下りは、私には今回一番堪えました〜。
果てしなく繰り返されるジグザグの下り・・・膝が痛い〜。

 ウメバチソウ シコクフウロ 
 シナノキンバイ  オヤマリンドウ
斜面にはマルバダケブキ群生   オヤマボクチ

マルバダケブキ大群生の斜面を、これでもかという位何度も何度もジグザグジグザグ・・・。
前を行く2名は快調みたいですが。
ここを登って来るのは大変やね〜。
そう言えば小太郎尾根少し下までは、登って来られてる人たちとのすれ違いがひっきりなしにありましたが、もうどなたとも出会いません。 時間も遅いですものね。
そしてやっと遥か眼下に白根御池が見えて来ました。
しかしまだ遠い〜。

 ついに眼下に池が見えて来る〜!  ヤナギラン

診療所からも小屋に連絡が入っていたようで、先を行く2人を宿の女将さんらしき人が迎えに来てくれているのが小さく見えました。
膝の痛い私は遅れてようやっと到着。
私たちが本日ラストの到着でした。

 白根御池へ

お宿でささやかな祝杯を挙げ、残り僅かとなった今回の山行に思いを馳せた夕げのひととき。
新しくて快適な白根御池小屋は、週末とあって混雑していました。
今夜は布団3枚に4人、という配分。
標高2236mの場所ではありますが、蒸し暑くいささか寝苦しい夜でした。

 本日のログ

明けて翌8/4(土)
普段でも腫れぼったい私の顔、昨夜のビールとこれまでの疲れ等で、顔の腫れはマックス!
鏡を見るのも怖いですが、無理やりいい加減な化粧を施して小屋を出発します。

 朝の白根御池小屋 左後方に北岳  これより下山

今日は最高のお天気。 この3日間で一番いいみたい。
その分稜線歩きは暑いだろうなあ・・・!
下って行く私たちを、大きなザックを背負った山岳部の皆さんが足早に追い越して行きます。
こんな急な下りをあの荷物で・・・すごいなあ。
そして途切れる事無く、次々と登って来られる人・人・・・。
しんどい登りです。
大樺沢沿いの登りの方が、私は断然いいです〜。

 ソバナ&シモツケソウ  御影高校山岳部さん

昨日の間ノ岳からの下山時に靴底が剥がれかけたわかめさんの登山靴、わかめさんと私の持っていた靴紐でグルグル縛って応急処置。(ザックに入れていた靴紐が役立つ時がやって来ました。)
下山まで事無く持ち堪えてくれました。良かった良かった!
膝の痛みもマックスですが、とにもかくにも広河原まで無事下山となりました。

 靴ひもで応急処置  広河原山荘

北沢峠は涼しかった。
バスに乗り込み、窓から流れて来る風は寒いくらいでしたが、仙流荘に到着しバスから降りた途端、灼熱の暑さに引き戻されました〜!暑い!!

 バス車窓より鋸岳 仙流荘 

仙流荘の温泉にて2日間の汗を流し、帰路へと着いた一行であります。
高齢者の私たちと、親子のようなM2さんとの今回の(珍?)道中は楽しかったです。
ただ、大変な長距離運転の役目を、カツオ氏一人に背負わせてしまったのは、本当に申し訳ない事でした。
どんなにか神経を遣われた事でしょう。
ありがとうございました。
お疲れさまでした!

 本日のログ