2019年01月23日
三嶺(1,893m)
名頃登山口 林道登山口 ダケモミの丘 マユミの古木 三嶺山頂 避難小屋 名頃登山口
9:10 9:55〜10:05 11:50 12:30 13:15 13:40 14:00〜14:30 17:10

次回の帰省は春休みだと言っていた筈の孫が、学校の休みが続くとかでまた高知へ帰って来ました。
(早過ぎるろう・・・)
取り敢えずは、手軽な地元の大平山に連れて行き、ヤマガラさんとも触れ合ったりしましたが、雪山へ行きたいと言います。
ババの車ではねぇ・・行く先は限られます。
そんな時に、三嶺に登ったというhosomiさんからのお便りをいただき、雪の状況も分かったので、そうだ名頃から行ってみよう、と思い立ちました。
登山口までの走行が大丈夫そうだし、過去一人でも行ってるし、という事で。

6:40に二女と待ち合わせて、夏の石鎚山以来の軟弱3人隊でいざ名頃へと出発。
うっすら雪の残る、閑散とした駐車場所までやって来ました。
気温-2℃、高知NOのジムニーがやって来て、男性2人が出発されました。自分たちだけでなく良かったです!

 閑散とした名頃駐車場  頼りない軟弱3人隊

のっけから急登が続きます。
ひとしきり登って、一旦林道へ。

 すぐに急登  矢筈山方面

林道では伐採された木材が積み上げられ、ユンボが置かれています。
ここにあったトモエソウは、もう無くなったのでしょうね・・。

 林道に出る 再び登山道へ 

衣服調節し、ひと休みした後再出発。
尾根を登って行くにつれ、うっすら積もった雪の下が凍っていて滑り易くなって来ました。
先行のお二人の足跡は、アイゼン歩行です。
もうこの辺で着けようかね・・・と、尾根途中でアイゼンを取り出します。
ババの手持ちのアイゼン総出演、ワンタッチの6本爪は孫に、チェーンアイゼンは娘に。
残る10本爪はババですが・・・実の所持っては来たものの、これまでの白髪山や中津明神山同様アイゼンは要らないのでは?と楽観していました。
10本爪なんて、過去2度しか使っていない。どうやってやるんだっけ・・・手間取るババ。
『前の日にちゃんと着け方を確認しちょかないかん!』と初心者に叱られる始末。はい、すみません・・。
お腹が邪魔をして紐が通せない・・・
そして悪戦苦闘している中で、致命的なミスに気が付きました・・・このアイゼン買う時に合わせた靴は、今日履いて来たこの靴じゃ無かったわ・・・!今さらね〜後の祭りです。
まあそれでも何とか装着、ずい分とここで時間のロスをしてしまいました。

アイゼン装着に手間取るババ   やっと再出発 

前を行く二人は『安心して歩ける』と、登っていますが、ババは足が重く歩きにくい。
急登は太腿に堪えますが、まあ滑らないだけ安心ではあります。

 モミ林を抜け マユミの古木へ 

長く単調なダケモミの丘をようやく抜け、マユミの古木までやっとやって来ましたが、左足のアイゼンがずれてここでまた着け直し。
『ここまで来たら、後もう少しやきね〜』と励ますババですが、実は一番遅れてる。

 樹林帯もやっと終わり 残雪の多い登り 

展望が開け、後方には剣・次郎の山並みも見えて来ました。

 後方に剣・次郎が見えて来る

しかしここからの登りは雪も増え、なかなか大変でした。
そして暑い! 何度も急な段差にアイゼンを着けた足を上げ続け、ついに太腿が攣って来ました。
急いで芍薬甘草を服用。

 歩きにくい・・・暑い!  水場への分岐

カヤハゲ〜白髪の稜線も見えて来ました。
先を行く孫の姿は、もう見えません。 やっぱり体力あるわ・・・。
山登りは夏以来の娘も、それなりに登っています。
足を引っ張てるのはババやね。

 カヤハゲ〜白髪山

ザラメ状態の雪は深い所もあり、凍ってはいませんが登りにくかったです。

 まだまだ続く登り 振り返れば剣・次郎もクッキリ 

やっと大岩が近付いて来ました。
この大岩直前の笹斜面の道は結構危険、もし足を滑らせたら下までまっしぐら・・・慎重に進みます。
池の直下までやって来た所で、また足が攣りました〜アイタタ・・・。今度はアミノバイタルを服用。

やっと大岩まで  イタタ・・・足が攣ってここで小休止 

ようやく池に到着。
先行のお二人のザックが置いてあり、山頂に姿が見えています。

池に出ました!  山頂はまだあそこ・・ 

私たちが山頂へと向かう所で、下山されて来るお二人とすれ違いました。
思うに彼らは避難小屋で食事の後、池斜面で尻セードもして、山頂でもポーズを取ったりと、たっぷり楽しまれたのでしょう。 ゆっくり山頂に滞在してくれていて、有り難かったです。
(もしかして、見るからに頼りない私たちが、登り着くか心配してくれてたのかも・・・?)

ババはヨロヨロと後方を・・ 

お二人と入れ替わりに、ついに山頂に到着。
今日は長い道のりでした〜。

この辺はたっぷりの雪  ついに山頂 

大展望が広がっています。

見下ろす眺め 

三嶺が初めての孫と娘は、感動してくれてるかな?
しかし・・・この時点でもう13:40!ずい分時間がかかってしまいました。
ゆっくりしてはいられません。

他に誰もいない三嶺山頂  二等三角点 三嶺 

眺めを楽しみながらのお弁当にしたかったですが、風が冷たい。

西熊〜天狗塚の稜線 

名残り惜しいですが、避難小屋へと下山します。
左足のアイゼンがまたズレて、ここはもう外して歩きます。

山頂を後にして  小屋へ向かう 

大人しくて人懐こかったシロ(遺影にはチビと書かれています)の写真が、避難小屋入口に掛けられています。
シロはあの世へ、自分も歳を取ったわ・・・ちょっとしんみりします。
シロと一緒に歩いた白髪からの初めての三嶺(2007年6月)は、私にとって格別の思い出のある山行です。
そんな事を思いながら、カップ麺他でお腹を満たし、アイゼンも着け直して下山に備えます。

避難小屋   三嶺犬シロの遺影

さあ、頑張って下山しなくては。
しかし直下の急な下りで、またも左足のアイゼンがズレてしまいました。
もう右だけの片足アイゼンで歩く事にします。

気の抜けない下り  ひたすら下る 

『登る時こんなに凍ってたっけ?』と孫が言う位、斜面はずっと凍ってる。
乗っかっていた雪が融けた分、氷が表面に出て来たのでしょう。
アイゼンの無い左足が滑って、尻餅をつく事3度・・・。

かわいい足跡と一緒に歩く 

ヒュッテからの下山開始14:30、ダケモミの丘の尾根分岐で15:30、懸命に歩きましたが長かった〜。
ようやく林道が近付き、雪も少なくなって右足のアイゼンも外します。
林道出合では、まだ重機を使っての作業をされていて、人の姿があるだけでホッとした事でした。
こんな時間に下りて来た軟弱隊に、向こうもびっくりされた(呆れた?)事でしょう。
ここで後の二人もアイゼンを外します。
さあ、後もう少し、頑張って!

尾根の分岐 まだ先は長い  やっと林道まで 

薄暗くなって来た登山道では、シカさんの姿発見。
100m程離れた木の間から、じっとこちらを見ていました。

100m程向こうにシカさん  じっとこちらを見ています 

名頃駐車場に下り着いたのはもう日没寸前、長時間の山行となってしまいました。
こんなに時間がかかるとは・・・。
帰路に向かう頃には日も落ちて、真っ暗な祖谷の道をひたすら走りました。
これまで昼間しか通った事の無いこの道、暗い夜の道の寂しかった事!
32号線に出て幾分ホッとしました。
という、一歩間違えば危険だった山行をしてしまった今回の三嶺、反省しております。
三嶺には、また季節を変えて、今度は高知県側から行けたらと思います。(余裕を持って)
お疲れさまでした。

 本日のログ