2019年02月17日
武奈ヶ岳(1,214.2m)
駐車場 登山口 分岐標識 御殿山 ワサビ峠 武奈ヶ岳山頂 御殿山 登山口
8:40 8:55 10:45 11:40 11:47 12:28〜12:55 13:25 15:00

晴れて欲しい、の願いもむなしく、武奈ヶ岳登山口のある葛川坊村へと向かう途中からは雪となりました。
昨夕、宿から雪雲のかかった武奈ヶ岳方向の山を眺めたのでしたが、やはり周囲の風景も雪景色です。
ザックカバーもしての、雪降る中の出発となりました。
アイゼンは・・・やっぱり履き慣れた6本爪の方をザックに入れます。

 雪景色の駐車場  橋を渡って

こんなお天気でも、日曜日とあって沢山の登山者。
若い人の姿が圧倒的に多い?
記憶に残ってる、はりまや橋に似た赤い欄干の橋を渡って、さあ登山開始です。
8年前(5月)に来た時は、某ツアーに参加しての山行で、休憩を取りながらのゆっくり歩きで山頂まで約4時間かかっています。雪道の今日は厳しい歩きになるのでは・・・?

 ここから出発  ジグザグの登りが延々と続く

そうだった・・・歩き始めは小刻みなジグザグの登りが、延々と続いたのだったわ。
うっすら新雪の積もった道を、ひたすら登って行きます。
これだけ登山者が多かったら、ここを下る頃はもうドロドロになってるなぁ・・・。
ニット帽、ネックウォーマー、リップクリームが次々と登山道に・・・登山者が多い分、落し物も多い?

 まだまだ・・ やっと緩やかになる 

1時間ほど忍・忍で登り、積雪量も増えて来た所でちょっとひと休み。

積雪量も増えて来る    ただの枯れ木もきれい

この後急斜面の登りが待ってるので、ここでアイゼンを着けます。
しかしこの後の登りでは、やっぱり10本爪にすれば良かったかなと反省。
使い込んで爪の先が丸くなったアイゼンは、急斜面で雪に食い込まず滑ります。
踏ん張って、蹴り込んで、必死で登りました・・・。下りが心配です〜。

 アイゼンを装着 急坂を凌ぎ尾根に出る 

登り切れば広い尾根に出て、雪は一段と深くなって来ました。
ここまで全員チェーンアイゼンで登って来て、ここで12本爪に履き替えてるグループもいます。

 深くなる雪 霧氷も 

8年前に歩いたこの先のトラバース道は無雪期のルートのようで、積雪時期はこのまま尾根道を行くようです。

 積雪期・無雪期の登山道分岐

深い雪ですが、沢山の人が歩いたトレースがあるので、歩く分には問題ないです。
ルートを外れたらズボッと・・・!

 倒木あり  ひたすら進む

霧氷も出て来ましたが、単調なモノクロの世界・・・ひたすら黙々と登って行きます。
長い! 訓練山行のようです。

 開けた場所も視界無し 黙々と登る 

一時的にほんの少し明るくなって、希望を抱きましたが・・・・それっきりでした。

更に深くなった雪  霧氷の森 

ストックのバンドやカメラポーチが凍っています。
帽子からはみ出した僅かの髪も、汗で濡れてる所が凍っています。
氷点下どれくらいなんだろう。

凍てついています・・ 

休憩中の人が多いな、と思ったら尾根途中の御殿山山頂に着いていました。
この後の急降下が半端ない・・・これは登り返しが思いやられそう!

御殿山山頂   急降下

晴れてればね〜見晴らしいい所なのでしょうにね。

登り返しが思いやられる〜 

ワサビ峠の標識も、雪に殆ど埋もれています。
雪は降る、風は吹き付ける、視界は無い・・・ただただ山頂を目指します。
なかなか行き着かない。

ワサビ峠 雪に埋もれる標識   雪降る暗い空 風も強い

それでもようやく武奈ヶ岳山頂に到着です。
何も見えんもんね〜。
山頂標識に着いたエビの尻尾で、気温を想像してみて下さ〜い。

 ついに登頂 武奈ヶ岳山頂 (三等三角点武那岳)

ガスバーナーで山食を作ってるパーティーもいますが、とても留まっていられるような状況ではない。
早々に山頂を後にして、少し下ったルート南側の風の当たらない所で雪上ランチ。
昨日買っておいた柿の葉寿司(サーモン)は、こんな時食べ易くて山食にピッタリです。
目の前をまだまだ次々と登って来る人たち。
『こんな所でお弁当で〜す。美味しいですよ〜。』って、オバサンはすぐにいらん事を言う。(友好的!)

 風を避けた場所で、そそくさと雪上ランチ  まだまだ登って来る登山者

慌ただしい食事を済ませ、もう後は下山するのみ。

 白いモンスター  モノクロの世界

時々尻セードもしたりして下って行きます。
覚悟はしていましたが、御殿山への登り返しはほんとキツかったです〜。
ヒーヒーやっと登り返し、やれやれもうこの後は下るのみ。
苦労して登って来た尾根、雪のクッションで下りは速い。

 トレースから外れた斜面を下る人たち  分岐まで戻る この後急斜面

冬道・夏道の分岐を過ぎれば、次に待つのは危惧していた急斜面の下り。
へっぴり腰でどうにか下る事が出来ました。怖かった・・・。

 緊張の斜面の下り

ここでアイゼンを外す人もいますが、私はもう着けたまま下ります。
この後はドロドロの道が待ってる〜。

 下りて来た方向を見上げる  最後の下りへ・・・この後ドロドロの道

朝よりもずっとドロドロ・ジュクジュクになった雪交じりの道。
泥を避けてショートカットすれば、アイゼンの裏が高下駄状態になって歩きにくい。
ここも緊張しながらの、ひたすらの長い下りでした。
そしてようやく朝の出発場所の橋が見えて来て、無事下山。

道のすぐ下に川が流れていますが、その川に注ぐ用水路も勢いよく水が流れていて、汚れたアイゼンやストックを有り難く洗う事が出来ました。

 ドロドロもやっと終盤 下に道が見えて来る  登山口へ無事下山

駐車場まで戻り、着替えもしてサッパリし、車中の人となって一路高知へと帰路に向かった一行です。

はるばる行った滋賀の雪山、お天気には恵まれずちょっと残念ではありましたが、前日16日はもっとずっとホワイトアウト状態で、お天気が良くなかったそうです。
モンスターやたっぷりの雪を楽しめて、いい経験になりました。
長距離運転のお二人のメンバーは、ずい分神経を遣われた事と思います。ありがとうございました。
皆さんどうもお疲れさまでした。

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