2019年05月07日
大崩山(1643.3m)
祝子川登山口 渡渉 袖ダキ展望所 ワク塚分岐 大崩山山頂 小積ダキ 坊主岩 登山口
5:40 6:45 8:25 10:15 11:15〜11:50 12:45〜12:55 14:10 15:55

今回は2泊3日の山旅で、九州の大崩山・傾山へ。
大崩山には10年前に登っていて、岩の絶景とアケボノツツジ、そしてこれでもかという位の梯子・ロープの連続する下山路が印象に残っています。
膝が不調の私は、不安を抱えながらの、半分ヤケクソの参加。
行きたい気持ちが強いですが、この後はちょっと山には行けなくなるかも・・・と思ったりしながら5/6朝高知を出発しました。
長い道中、途中雨も降ったりして、雨上がりの道沿いのジャケツイバラが生き生きと、とてもきれいでした。

今回もお宿は”大崩の茶屋”、おかみさんの烈子さんは、私を覚えていてくれたみたいで嬉しかったです。
美人の湯”で汗を流した後は、19時から早々と眠りに就いた一行でした。

 道中よく見かけたジャケツイバラ お宿の大崩の茶屋 

5/7早朝5時に朝食をいただき、宿を出発します。
まだ薄暗い登山口、足元のギンランに見送られて登山開始。
大崩山荘(無人小屋)を過ぎたらすぐに渡渉したように思っていましたが、実際はまだこの後30分程歩いてから渡渉でした。記憶はアテにならないです。

 薄暗い登山口より出発 見覚えのあるツツジが出て来る  奥に大崩山荘 

そして、前回と同じく橋を渡るつもりだったのは大間違い。
橋は流されていて、今はもうありませんでした。
対岸のテープを頼りに何とか渡ったものの、その後は激サバイバル〜撮影の余裕もありませんでしたが、木の枝をつかんで岩を跨ぎ、まあのっけから大変でした。
ほんとはもう少し下流に、登山道に入る箇所があったようです。

谷より見上げる岩峰  渡渉 この後激サバイバル〜 

という次第で、渡渉に思わぬ時間を取られてしまいました。
登山道に入りひと息ついている時に、お宿で一緒だったnumaさんが追い付き追い越して行かれました。
手足長く身軽な彼は、ラクラクで登ってる。
梯子・ロープも早々から出て来るし、道は険しいし・・・ハァハァ登る私。
高度はどんどん上がって行きます。
余裕も無く必死でロープを登っていた私は、突き出ていた木の根に額をぶつけて、たんこぶが出来てしまいました。(未だに痛いです)

険しい登り  登った先には

登った先には絶景が待っていました。
袖ダキ展望所に到着です。
対岸には小積ダキの巨大な岩峰、上部にはアケボノツツジのピンクが見られます。
楽しみだなあ。

 大展望

登って来た方向、これから登る方向、圧倒される眺めです。
numaさんともここでまた一緒になり、この後あちこち寄り道を楽しみながら登られた彼とは、追い付き追い越され、下山ではサポートもしてもらって大変お世話になりました。ありがとうございました。

 袖ダキ展望所  見上げるワク塚の岩峰

左下の写真、斜面は岩では無く砂(花崗岩の粒)で、ズルズル滑ってとても登れそうに無かったです。
(登山道では無い)

 向こうの景色が見たいけど・・ここはとても登れない  そそり立つ岩峰

お天気に恵まれた今日は、お花も青空を背に映えます。

オオカメノキ  淡い色のシャクナゲ 

ワク塚への道は、またまた梯子・ロープの大変な登り。
梯子の1段目が高くて足がかけられない〜〜左ひざは曲げたら痛いし・・・
助けを借りてやっと登った先には、小さなヒカゲツツジが待っていてくれました。

険しい急登を凌ぎ   岩陰にヒカゲツツジ咲く

そしてまたまた絶景。
numaさん・carchuさん・Aさんの3人は突先まで行って楽しそう。
ここでしばし眺めを楽しみ、”絶景コーヒー”を味わいました。

下ワク塚へ 

この後岩尾根を進みます。

岩尾根を(後方)  進む 

途中からは二手に分かれて、私たちは下の巻き道を行きますが、この巻き道も結構長く大変でした。
上から『お疲れさま』と声がして、見上げるとnumaさんが軽々と岩に駆け上がっています。
楽しそう!

途中からは巻き道を行く   上ワク塚

岩場を過ぎると登山道はこれまでと一変、広々した尾根の登りとなります。
アケボノも沢山現れて来ました。

空いっぱいのアケボノ 

ブナやヒメシャラの尾根。
若葉が素晴らしいですが、下草が無いのが痛々しい。ここもシカ害が進んでいるようです。
前来た時には一面笹があったものね・・・。

広い尾根を行く 

それでも地面には、ブナの赤ちゃんがあちこちに見られました。
元気に大きくなぁれ!

ブナの赤ちゃん  輝くブナの若葉 

広い尾根の両側には、山並みが見えています。
いいなあ・・・こんな雄大な尾根は、四国には無いよね。
ミツバツツジも咲いてる。

ミツバツツジ   次々とアケボノ

アケボノは今まさに見頃。

満開です 

それにしても山頂は遠い〜。
こんなに長かったっけ・・・。なかなか近付いてくれません。

なかなか遠い山頂・・・   やっと山頂手前の分岐に

ようやく尾根の分岐になり、南方向へと折れて行くと・・・
沢山の花・蕾を付けたミツバツツジに、満開のアケボノ。

ミツバツツジも沢山あります   ようこそ!と言ってくれてる(?)

ピンクに彩られた道。

アケボノだらけ〜 

山頂手前には『ここが山頂?』と思わせるような岩場があります。絶景ポイント&休憩ポイント。
そしてついに到着、2度目の大崩山山頂です。
お宿の烈子さん手作りのお弁当は、烈子さんの温かいお人柄が伝わって来るような美味しいお弁当でした。
これで¥300なんてね・・・早朝から作って下さって、申し訳ないような気がします。ごちそうさまでした。

ついに大崩山山頂 二等三角点祝子川山   山頂北の岩場

お弁当が終わる頃に、岩尾根経由で来た2人(carchuさん・Aさん)も到着。
ゆっくり歩きの私たち3人は、ひと足お先に下山して行く事にします。
後から追い越して行ったnumaさんが、”リンドウの丘”も眺めがいいから寄って行けばいい、と教えてくれましたが、分岐を行き過ぎてしまって寄らずじまいでした。

アケボノ咲く尾根を下山   ここから坊主尾根へ

そして”絶景の総集編”だという展望場所へ。
朝登って来た岩尾根が一望出来ます。
ここで早くも後の2人が追い付いて来ました。

対岸から見る袖ダキ展望所 

さあ、これからはいよいよ長い下り。5人で一緒に行動します。
小積ダキからは眼下に坊主岩が見えています。 これから下りて行く尾根です。

これから下る坊主尾根   小積ダキ

アケボノさんともそろそろお別れ。
まずは、ここは記憶に残ってるロープ箇所にやって来ました。
『身体を起こして〜岩に靴の裏全体を置いて〜』なんて言われながら下りた事を思い出します。
体力無くとも今より10歳若かったわ。

アケボノもそろそろ見納め   まずはロープの下り

象岩を巻く箇所は、ここに下って来る方がなかなか急で緊張しました。
前はこんな箇所あったっけ?

象岩に来ました〜   へっぴり腰で通過(写M恵さん)

その後も次々に現れる梯子、また梯子。
垂直に近いのもあれば、一段無くなってるのもあって怖い!
しかし下りるしか無い。

梯子〜   長い〜!

あらまぁ・・・こんな短い梯子があるけど・・・?
登れば大岩の上の歩き、続いてロープの下り、そして長い梯子の下り・・・
止める訳にもいかんしね〜。

えっ!?この先は?   うわぁ・・(写carchuさん)

ヒェ〜!   足場悪い〜

坊主岩が近付いて来ました。
ここでまたnumaさんが追い付いて来て、アドバイスしてくれます。
何たって平均年齢71.8歳。心配されたのでしょうね。
私以外のメンバーは、問題なく通過していますが。

眼下に坊主岩   奈落への一歩(?)

今回私が一番ビビったのは右下の写真。
先頭のM恵さんが下りかけてるこの梯子は、何と途中から無くなってる〜。
登り返してロープで下降しますが、そのロープも中途半端な長さで、左下の梯子に移らないといかん。

二段重ねの梯子   この梯子は途中で宙ぶらりん・・・!

そんな芸当はとても私には無理!こわばる身体・・・よく見たら、左手に木の根が張り出していたので、何とかそちらへ移動して下りる事が出来ました。ふぅ〜〜。
やっと最後と思われる梯子を下った後も、まだまだ続くやせ尾根の急降下。

ロープから梯子に移る?・・・私には無理〜!   やっと最後の梯子です

谷の音が聞こえ、河原に出た時にはほんとにホッとしました。
相変わらずの、長い下山路でありました。

祝子(ほうり)川まで下山   再び渡渉

渡渉して登山口まで無事戻ったのは、出発から約10時間後。
メンバーの助けあってこその、本日の大崩山登山でした。

下山後はすぐさま車中の人となり、今夜のお宿河鹿荘(日之影町)へと向かった一行でありました。

本日のログ(carchu氏提供) 
※下ワク塚〜上ワク塚、彼らは岩尾根を行っていますが、私は北側を巻いています。