2019年05月08日
傾山(1605m)
黒仁田林道終点登山口 九折越 杉ヶ越分岐 傾山山頂 九折越 黒仁田林道終点登山口
6:25 7:00 8:15 8:30〜9:00 10:15〜10:20 10:45

大崩山下山後はすぐさま車に乗り込み、一路日之影町見立の民宿河鹿荘を目指します。
次の予定である傾山は直線距離では大崩山から近いのですが、そんな道は無く、一旦国道まで出て延々と大回りに行く道しかありません。
80代のおじさんがお一人で切り盛りされておられるという河鹿荘、遅い到着の上翌朝は早朝からとご迷惑をかけるので、なるべく早く着きたいですが、それでも到着は18:20となってしまいました。

この夜は布団に入っても、目を閉じれば大崩山下山での緊張の場面が浮かんで来て、なかなか寝付かれませんでした。
膝は痛むし・・・傾山は最短コースを行くという事なので、登山口で待ってようかな・・・ピストンだから途中まで行って待機してようかな・・・などと悶々と考えたりしながら、浅い眠りに入ったのでした。

 お宿は河鹿荘(5/7夕暮れ)

5/8早朝からおじさんが用意して下さった朝食をいただき、お宿を後にします。
とても80代とは思えない若々しいおじさん、大変お世話になりありがとうございました。

さて・・・車は県道6から黒仁田林道へと入り高度を上げて行きますが・・・
登山口までは長く、大変な悪路でした。
昨年夏の土砂災害の爪痕も、至る所に残っています。
最短コースの道は、登山口まで行き着くのが大変。
林道終点の登山口まで車はとても行き着けず、手前に駐車して出発します。
・・・はい、結局私も行くバージョンで膝をガードして歩きます。
ここまで来て山に登らずというのはねぇ・・・。やっぱり行きたいです。

 10分程林道歩き 登山口 

登山口周辺の谷は荒れていますが、その後は広い尾根のなだらかな登り。
30分程で九折越(つづらこえ)の広々した明るい尾根分岐に出ました。
大分・宮崎の県境にある祖母山系の傾山(かたむきやま)は、後傾・本傾・前傾の3つの岩峰からなる山で、大崩山と並ぶ人気の山のようです。(日本300名山)
今日の私たちのコースは最短で優しいコースですが、それでも山頂直下では岩の登りがあるらしい。
大分側からのコースは厳しく長いルートで、周回には11時間程かかり滑落死亡事故も起きているとか。

 広い尾根を登り 九折越へ 

九折越からは、足に優しい快適な道が続きます。
今日も晴天、そして今日も尾根の両側に遥かな展望が広がっています。
前方に傾山の岩峰が見えて来ました。

なだらかな尾根道(写carchuさん)  傾山の山容が見えて来る

やがて道は急勾配に。

登りも急になる  ホッとする平坦な道(この後また急登)

荒れた道を登って行きます。

 再び急登 荒れた道 

昨日の大崩山とはまた違った、土交じりの岩場の登り。

 ひときわ目を引くミツバツツジ  山頂直下の岩場が近付く

この辺りから、アケボノが次々と現れて来ました。きれい〜。
険しい景観を、アケボノの彩りがより引き立てています。

 アケボノ越しの傾山山頂

登りはキツクなって来ましたが、高度が上がるに連れ広がる眺めが素晴らしい。
そして今まさに見頃のアケボノの美しさ!青空!
登山口で待機していては見られない絶景です。
やっぱり登らなくてはね!

ツクシアケボノツツジ  アケボノの向こうには祖母山方面 

こんな高度も上がった所に、分岐があります。
杉ヶ越コースからの道、険しい道なのでしょうね〜。

杉ヶ越分岐   いよいよ山頂へ

前傾を過ぎた鞍部にまた分岐、冷水コースとあります。いかにも厳しそう・・・。

山頂直下に冷水分岐  アケボノがいっぱい 

『あと10mで山頂よ〜』と前を行くM恵さんの声。
ワーイ!到着です。

岩を越えて  傾山山頂 二等三角点 傾山 

絶景かな・絶景かな・・・。

アケボノの奥には九重連山 

山頂では、九折越を過ぎた頃に軽やかに私たちを追い越して行かれたトレラン風のお兄さんが休憩されていて、あれが九重連山、こちらは由布岳・鶴見岳とか山名を教えてくれました。
いかにも九州男児といった印象の彼、昨日のnumaさんといい、お宿のおじさんや烈子さん、今回の山旅で出会った方たち皆感じの良い方ばかりでした。

こちらは由布岳・鶴見岳 

さて・・・ひとしきり遮る物の無い絶景を楽しみ、”山頂コーヒータイム”を楽しんだ後は、速やかに下山。
今日は佐賀関港15時発のフェリーに乗らなくてはいけません。
元来た道を引き返します。

元来た道を戻る  祖母山方面 

岩場を過ぎ、急斜面も過ぎて再びなだらかな尾根歩き。
振り返れば、傾山の岩峰が見送ってくれています。

尾根より振り返り眺める傾山 

九折越まで戻り、ひと息ついてから下山。
下山後は少しでも車へのダメージを軽減するため、運転者以外は林道分岐まで歩きます。
再び長いクネクネの林道走行、早朝から運転のM恵さんには負担をかけました。
県道6(日之影宇目線)に出てからも長い長い走行、運転ほんとにありがとうございました。

明るく広々した尾根を下山   林道分岐まで歩く(右手が登山口方向)

お蔭で予定よりも1便早い、14時発のフェリーに乗る事が出来ました。
19時過ぎには高知市内へ到着、中身の濃い楽しかった山旅は無事終了です。

不安だらけの出発でしたが、膝はかなり堪えましたが・・・やはり行って良かったです!
空の青さ・アケボノの美しさ・絶景の数々が目に焼き付いています。
計画・段取りのcarchuさん、車を提供し大半の道のりを運転して下さったM恵さん、そしてメンバーさん、どうも
お疲れさまでした。 一緒に歩いてくれてありがとうございました。
2度目の大崩山は、心に残る山行となりました。

本日のログ(carchu氏提供)