2019年07月08日
瓶ヶ森(1897m)〜台ヶ森(1524m)
瓶ヶ森P登山口 男山 女山 台ヶ森
白石ヒュッテ 瓶壺 瓶ヶ森P登山口
8:05 8:50 9:10〜9:20 10:40〜11:10 12:05 12:30 12:50

今日は瓶ヶ森へ。
この時季毎年のように出かけている瓶ヶ森ですが、今回は台ヶ森まで足を延ばす予定です。
これまで気になりながら行けてなかった台ヶ森、瓶ヶ森からそんなに時間かからないらしいし、楽しみです。
雨よ降らないでね!(本日はカミナリ注意報発令中、午後から雨の予報)

石鎚公園線を走行し、よさこい峠が近付く頃に前方山肌に真っ白なヤマボウシ。
ひときわ目立っていました。

 早朝の仁淀川河川敷  ヤマボウシ(ズームで)

平日のこんなお天気で、閑散とした瓶ヶ森駐車場ですが、それでも他に車が2台。
石鎚のお山開きから間もないので、白装束姿の信者さんもおられるし、登山道は(町瓶線も)きれいに手入れがされています。
気温は低め、虫の心配も無いようです。

 瓶ヶ森駐車場登山口 シロドウダン 

梅雨真っ盛りですからね・・・お山は濃い霧に包まれていて、千両役者の石鎚の雄姿も見えません。

 ヒメキリンソウ 背後の石鎚はガスに隠れる 

例年通り、イブキトラノオが出迎えてくれますが、シモツケやホソバシュロソウとかはまだのようです。
イワキンバイも一つ二つしか咲いていない。

イブキトラノオ  シモツケ まだ蕾

男山直下の小屋には、今日は中に人の姿がありました。
山頂祠にも3体のご神体が祀られていて、真ん中のご神体が小脇にシキミの葉を抱えているのが(無理やり挟み込まれた?)ユーモラスでした。
お供えのご飯もモリモリ、供えられたばかりのようでした。
信仰心の無い私も、手を合わせお詣りをしました。

ヤブウツギ 男山山頂 

ヤブウツギがまだきれい、咲き残りのミツバツツジも見られます。
女山へと向かいますが、空はどんよりと暗い。
広大な笹原の展望も今ひとつです。

 さくらんぼになったイシヅチザクラ 笹原も暗い・・・ 

と思っていたら、少しガスが流れて、石鎚の姿がぼんやりと見えて来ました。
これ・これ!やっぱり瓶ヶ森からの石鎚、眺めたいですよね。

 微かに石鎚が見える

振り返れば背後にそそり立つ男山、絵になる山容です。
町瓶線のお蔭でアプローチがし易くなった四国山地のこの山並み、安全で景観は抜群で、山歩きを始める人には是非とも登ってもらいたいものだと、いつも思います。
かく言う私も、初めて瓶ヶ森を目にした時には大いに感動した一人です。

 男山を振り返る

向かう女山は、その名の通り男山とは打って変わってなだらかな山容ですが、こちらの方が標高は高くて瓶ヶ森山頂は女山です。

女山へ   コメツツジ

青空も少し見えてるのに、ここで雨が落ちて来ました〜。
午後からの予報なのに早過ぎる〜、と思いながら雨具の上着を取り出して着ます。
カサは車に置いて来てしまったわ・・・。
とりあえずはオオヤマさまを見に行かなくては。

二等三角点 亀ヶ森  ベニドウダン 

ちょっと花びらが傷んだオオヤマさまが一輪、他は蕾ばかりでした。

女山のオオヤマレンゲ   蕾もまだいくつか

氷見二千石原を下って行きます。
例年なら、一つ二つ咲き始めたシコクフウロやタカネオトギリの花が見られるのですが、今年はまだ。
バイケイソウも蕾が殆どです。
雨は幸い一時的なものだったみたい。雨具は早々に脱ぎます。

雄大な眺め 氷見二千石原 

東之川分岐からキャンプ場を通り、台ヶ森への道を下って行きます。
こちらもきれいに草が刈られていて有り難いです。

キャンプ場  あれが台ヶ森 

谷筋をジグザグに下降して、どんどん下って行きます。
未知の道は不安だし、登り返しがしんどくて、これまで途中で引き返していましたが、今日は土佐野うさぎさんの案内なので安心して歩けます。
興味津々の道は、とてもステキな道でした。
町瓶線が出来るまでは、西之川や東之川からが瓶ヶ森へのメインの道だったのよね。

梯子を下ってどんどん下降   モミジカラマツ?

巨木に古木、斜面を埋め尽くすマルバテンニンソウの群生、趣きのある登山道です。

マルバテンニンソウの森 

ザレ場やガレ場、やせ尾根もありますが、ホッとする落ち葉の道もあり、途中の樹木越しには瓶ヶ森の裏側(と言っていいかどうか分かりませんが)が望めます。
下って行った鞍部が、東之川と台ヶ森の分岐。
鞍部から台ヶ森山頂は、ほんの5分程です。

ナルコユリ  台ヶ森・東之川分岐 

イワキンバイが迎えてくれた台ヶ森山頂は、標識もないやせ尾根です。
対面に瓶ヶ森。見慣れた瓶ヶ森の姿とはかけ離れた形で、とても新鮮です。
初めての山で、湧いて来る雲や眺めを楽しみつつ、ここでお弁当タイムとなりました。まさに絶景弁当です。

こんな位置からの瓶ヶ森  やせ尾根の台ヶ森山頂 

さて、来た道を引き返しますが、登り返しもさほどではなく、下りよりも短く感じた事でした。
次なるお花が待ってるからかな?

オオバアサガラ  きれいに刈られた道 

いつもの場所で、ひっそりと咲くオオヤマさま。
相変わらずの気品ある美しさです。

ヒュッテ脇のオオヤマレンゲ   ひっそりと美しい姿

そしてクサタチバナやヤマオダマキも。
ナンゴククガイソウは、色付いた蕾さえ出てなくてまだ葉のみでした。
ガスがどんどん立ち込めて来て、薄暗さはマックス。 ピントも合いにくく、写真もひたすら暗いです。

クサタチバナ   ヤマオダマキ

視界も悪くなりましたが、ここまで来たらやはり瓶壺にも寄りたい。
瓶壺へと向かう途中、水を背負った信者さんとすれ違いました。
『西之川からですか?』と尋ねると頷かれておられましたが、足元は白足袋・・・大変だなぁ・・・。

到着した瓶壺でコーヒータイム、という状況では無く、お水はしっかり汲んで早々に引き上げます。

お水を運ぶ信者さんたち   瓶壺

あっ、今年初めてのタカネオトギリが咲いていました!
しかしとうとう雨となり、急ぎ足で登山口へと歩きます。
もうこれでついに本降りになるかと思ったのでしたが、有り難い事にこれも一時的なものでした。

下山後は着替えも後回しにして、車に乗り込み土小屋へと移動します。

タカネオトギリ 今年お初です   とうとう雨が落ちて来る

土小屋周辺は、平日にもかかわらず沢山の車。
登山口には消防車やパトカーも停まっていました。お山開きで警戒中なのやね。
私たちは石鎚展望所へ。

フクリンササユリ咲いてます!   美人姉妹

笹百合子さんたち、きれいに咲いていましたよ。
これで本日目的のお花たちに、全て会う事が出来ました。
雨に濡れる事も無く良かったです。

開き始め 

明日は開花?   ヤマアジサイ

土小屋まで戻り、着替えも済ませここでコーヒータイムもして帰路へ着いた一行でした。
朝の出発時には、帰路は雨の中だろうと思っていましたが、結局雨は降らずで何よりでした。
楽しい花散策でしたね、皆さんお疲れさまでした。来年も元気で、また行きましょう。
運転のM恵さん、案内の野うさぎさん、お世話になりました。

フガクスズムシソウ   手の届かない所に咲く(ズームで)

本日一番の目的のお花、そして思いがけないお花にも会う事が出来たのは、何より嬉しい事でした。

本日会いたかったお花NO.1(ズームで) 

ウチョウラン 

殆どがまだ蕾