2019年08月07日
荒川三山〜赤石岳B荒川小屋から赤石小屋へ
荒川小屋 大聖寺平 小赤石の肩 小赤石岳
赤石岳 赤石避難小屋 水場 富士見平 赤石小屋
5:45 6:37 7:42 8:12 9:00 9:02〜9:15 11:00〜11:30 12:40 13:22

本日も4:30からの朝食。
ご来光を眺めた後、小屋を出発します。

 今日も富士山と一緒  赤く染まる赤石岳

 朝陽を浴びる荒川小屋  荒川小屋を後にする 後方前岳・中岳

ダケカンバの林を抜け、大聖寺平(だいしょうじだいら)まではトラバース道なのが嬉しい。

 チングルマ綿毛勢揃い アオノツガザクラ 

砂礫の斜面を、お花も楽しみながら進んで行きます。
マツムシソウやチシマギキョウも咲いてる。
そして今日も上天気!

斜面をトラバース ガラガラの石だらけ 

小屋から50分程で広々とした大聖寺平に到着です。
今日はどこまでもスッキリクッキリと大展望ですが、濃霧の時は方向が分からなくなってしまいそうな場所。
ハイマツの間を進み、いよいよ赤石岳への登りとなります。
昨日の彼女が前を行っています。
私たちも頑張って登らないと!

広い大聖寺平(だいしょうじだいら)  彼女も一歩一歩確実に登ってる

チングルマがまだかわいらしく咲いていました。
これから登って行く砂礫の斜面は、日陰になっているのが有り難い。

 チングルマまだ花も見られました コバイケイソウとこれから登る斜面 

大展望を背に、ジグザグ・ジグザグ・・・一歩ずつ踏みしめて進みます。

 今日も視界抜群!

あれが小赤石のピークかなぁ・・・と期待して登り着いた所は”小赤石の肩”というらしい。
登りはだいたいこのパターンよね、着いたと思ったら山頂はまだその先、っていう。
まあでも、ひと区切りのピークには違いありません。
全員が揃うまで、しばし眺めを楽しみました。
そして今日も富士山!

 小赤石の肩に到着   南には富士山 

ミヤマダイコンソウを楽しみ、尾根を進んで行き、小赤石岳山頂に到着。
これでもう後は、赤石岳への登りが最後の登りとなります。

ミヤマダイコンソウ群生   小赤石岳山頂3081m

小赤石岳を下り鞍部にザックを置いて、いざスタート。ワクワクします。

鞍部より赤石岳 

斜面には僅かばかりの雪渓が残ってる。
そして到着、国内7位の高峰、一等三角点のある赤石岳です。バンザーイ!

空荷で登る(写カツオさん)   赤石岳山頂3120m 一等三角点赤石岳

赤石避難小屋まで下りて行き、なっちゃん(オレンジジュース¥500)と記念にTシャツを買いました。
管理人さんも感じの良い方。
(帰宅後ちょうどBSプレミアムで赤石岳が放映されていて彼女も出演、後藤智恵子さんという方でした)

山頂まで戻り、集合写真の後下山開始です。
富士山もそろそろ見納め。
今回の山旅では、ずっと傍らに富士山が見えていて、以前の北岳〜塩見岳縦走の雨・ガスで何も見えなかった時の無念さが、これで帳消しになったように思います。
これだけ富士山を眺められて満足!
お天気に恵まれて、ほんとに有り難かったです。

避難小屋へ  管理人さんの後藤智恵子さんと記念ショット  そろそろ富士も見納め 

赤石岳から下山途中、登山道脇で大きなカメラを回している人たちがいます。
その先には同じ黒のザックを背負った、何かオーラが違う(?)若者3人が休憩中。
彼らはガイドさんたちで、聞けばBSフジ”絶景百名山”の撮影中なんだとか。
そういえばドローンも飛んでいたような・・・。
放映されるのはいつなのかな?楽しみです。

オーラが漂ってる3人  絶景百名山に出演の若きガイドさんたち 

私たちは鞍部まで戻り、気を引き締めてガレ場の下山開始です。

クロトウヒレン   ガレ場を下山(写カツオさん)

何とかガレ場を通過しましたが、次はザレ場のトラバース道が待っています。
途中で休んでいた男性に『これから先は滑り易いから充分気を付けて。この間も滑落事故が起きている。くれぐれも小石に乗らないよう。』と注意を促されます。
悪沢岳からの下りでもそうでしたが、こんな風にひと言声をかけてもらうのは、とても有り難いです。
肝に銘じ、一歩一歩注意しながら歩きました。

ひとまずクリア(写カツオさん)  次は気の抜けないザレ場 

このザレ場もお花畑。
でも立ち止まるような場所ではないもんね。
シャッター押すのは短めに・控えめに・・・。

下って来た斜面 

かなり下って来て、谷沿いの道となります。

ガレガレの道(写カツオさん)  谷まで下りて来る(写カツオさん) 

クルマユリも咲いてるし、ここのハクサンフウロはひときわ大きい。
紫っぽい色のもあるし、花びらが大きくて重なってるのもありました。

ハクサンフウロ  クルマユリ 
 ホソバトリカブト ミヤマカラマツ 

キャンプ場みたいな平らな所まで下りて来ましたが、日陰が無いので少し谷に下りた木陰でお弁当にします。
今日はマカロニの入ったトマトスープ(ミネストローネ風)とパン。
山で食べるお弁当も今日でお終い・・・絶景を見ながらの贅沢なお弁当タイムです。

谷でひと休み  贅沢な眺め グンナイフウロ・シナノキンバイ 

さてさて・・・この後は富士見平へ向かってのトラバース道なのですが、なかなかハードな箇所もあります。

ロープ箇所も(写カツオさん)  渡渉も(写カツオさん) 

登って来る単独の女性、男性・・・何人かとすれ違いました。

ダケカンバの大木越しに稜線 

木の根を乗り越えたり、橋を渡ったり・・・結構長い距離。

橋もいくつか  段差もあります 

ダケカンバからシラビソの樹林を抜けて、やっとハイマツの台地の富士見平に到着です。
背後に赤石岳が大きく迫ってる。
そして昨日歩いた荒川岳も、きれいに見えています。
富士山はもう、雲の中に隠れてしまいました。
赤石小屋はもう近いです。

富士見平2701mと昨日歩いた稜線 

再びシラビソの森を下り、赤石小屋に到着。

手描きが楽しい標識  赤石小屋に到着 

水場が遠かった昨日と較べ、ここは小屋の入り口両側にタンクが置かれているのが嬉しい。
(飲料用と洗面用)
今回利用の小屋は3泊共に同じ鞄穴Cフォレストの運営で、お湯は¥200、水や充電は無料でした。

入口すぐ横に飲料タンク(黒いタンク)   テラスもいい感じ 

小屋到着後は、昨日と同じパターンで空は暗くなりカミナリの音が・・・。
でも折角なので、三角点まで行ってみる事にします。誰も来ない・・・。
心細いけど、カミナリが鳴って怖いけど、小屋から僅かの距離なので、一人で行って来ました。
三等三角点奥槇沢。
展望はありませんが、シャクナゲやホツツジが咲いていました。

三等三角点 奥槇沢 展望は無し  ミヤマホツツジ 

白骨樹越しに赤石岳(カミナリがゴロゴロ・・・怖い〜) 

樹木越しに、赤石岳が屏風のように立ちはだかっています。
あそこから歩いて来たのよね〜ちょっと感動です!
小屋に戻ると雨になりました。雨の降る前に行って来て良かったです。

明日はもう椹島へ下山して、帰路へ向かうのみ。
良い山旅だったなぁ・・・何と言ってもお天気に助けてもらったのが一番だった。
雨具を着る事も無かったのは何よりでした。
山小屋3泊の旅は、もうこの後自分には無理かも。
明日はシャワーが浴びれる!・・・と、汗臭い髪・身体を縮めて(?)早々の就寝となったのでした。